蜂の巣を作らせない6つの対策!時期と場所を知って予防効果を最大に

「毎年、蜂が出てくる…。今年は蜂の巣を作らせたくない!」
「簡単で効果的な蜂の巣予防の方法を知りたい」

と悩んでいませんか?

毎年毎年、家の庭などの身近な場所に巣が作られてしまうと「刺されたらどうしよう…」「アナフィラキシーショック、怖いな…」と不安になりますよね。

このページでは、蜂の巣を作らせないための対策とその効果を最大にする「時期」や「場所」をご案内しています。

今が6月の場合、もうすでに作られてしまっていますので、予防ではなく駆除が必要です。

駆除についてはこちらをご覧ください。

二度と蜂の巣を作らせない!6つの対策をおすすめ順に解説

蜂の巣を作らせない6つの対策

おすすめの基準は「手軽さ」「効果の高さ」「効果の長さ」「価格の安さ」です。

おすすめ順にご案内していきますね。

【対策①】蜂専用のスプレーを吹きかける 1,000円~

蜂専用のスプレーには、蜂を駆除するだけでなく、寄せ付けなくする効果もあります。

使うのが簡単で即効性があります。

ただ、雨や風で効果が薄れていくので、1~2週間おきに吹きかけるなど、定期的に実施する必要があります。

スプレーを選ぶときは、次のようなポイントを確認してみてください。

蜂専用スプレーを選ぶ3つのポイント
【ポイント①】蜂を対象としている
【ポイント②】容量が多い
【ポイント③】効果の持続期間が長い

ドラッグストアやホームセンターで購入する際、殺虫スプレーではなく、蜂にも対応しているスプレーかどうかを、必ずチェックしてください。

蜂にも対応しているなら、国内にいる3種類の蜂(スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチ)には対応しています。

定期的に複数の場所に噴射することを前提に、容量は400ml以上の大きいサイズのアイテムがおすすめです。

効果の持続期間は4ヶ月と長いものがあります。

画像引用)フマキラー

先ほどもご案内しましたが、天候によって1週間~を目途に定期的に噴射する必要がありますので、できるだけ容量が多いスプレーを選んでください。

おすすめのスプレーをこちらの「蜂駆除スプレーのおすすめ5選!」でご案内していますので、チェックしてみてくださいね。

【対策②】蜂用のトラップを利用する 600円~

蜂用のトラップとは、蜂が好むニオイを出す誘引剤を入れた容器のことで、枝などに吊るして使います。

誘引剤におびき寄せられた蜂は、容器の中から出ることができずに息を引き取ります。

トラップは1つ600円~ですので、複数の箇所に仕掛ける場合は、相応の費用がかかります

トラップはペットボトルで作ることができますので、ぜひ試してみてください。

詳しくはこちらの「スズメバチの駆除はペットボトルでできる!」でご案内しています。

【対策③】自作のスプレーや虫よけを使う 800円~

スプレーや虫よけは、ハッカや木酢液(木酢液)を使えば自作できます。

どちらも蜂が嫌がるニオイです

ハッカとはハーブの一種でペパーミントとも言います。

ハッカ油30滴~、無水エタノール10ml、水90mlを混ぜ合わせてください。

木酢液(もくさくえき)とは、木炭を作るときに発生する煙の成分を冷やしてできた液体です。

水と1:1の割合で混ぜて使います。

蜂が営巣しやすい場所にスプレーを吹きかけたり、液体を入れた容器(ペットボトルでOK)を吊るしたりするだけなので簡単ですよ。

安く大量に作れるのですが、持続期間が短いです。

また、木酢液は焦げくささと酸っぱさのある独特の強いにおいがあってキツイです。

苦手な人は、無理せず別の方法を試してくださいね。

【対策④】ダミーの蜂の巣を使う 700円~

蜂が巣を作る場所にダミー(偽)の蜂の巣を吊るすという方法です。

「蜂は他の蜂の巣の近くには自分の巣を作ろうとしない」という蜂の習性を利用した予防法です。

ダミーの価格は700円~です。

新聞紙で作ることができますので試してみてください。

ダミーの蜂の巣を作る手順
【手順①】1枚の新聞紙を丸めてガムテで巻く
【手順②】ひもや針金で蜂の巣対策をしたい場所に吊るす

安くてDIYしやすいので、一度試してみてくださいね。

ただ、屋根のない場所では雨の影響を受けてしまいますので、市販のダミーをご用意ください。

ダミーだけでは効果が出ない場合がありますので、他の方法との併用をご検討ください。

【対策⑤】防虫ネットを使う 1,300円~

防虫ネットとは虫の侵入を防ぐ網のことです。

通気口や吸気口、家のひび割れに設置すると効果的です。

価格は1,000円~です。ホームセンターで切って利用できるかを確認してくださいね。

別途屋外用の防水両面テープ300円~が必要です。

設置には手間がかかりますが、家や壁、屋根裏などの屋内に蜂の巣を作らせない効果は高いです。

防虫ネットを設置する場合は、次の2つの注意点があります。

防虫ネット設置の2つの注意点
【注意点①】耐久性や耐候性のある防虫ネットを選ぶ
【注意点②】防虫ネットを設置する場所にすき間ができないようにする

防虫ネットが無くて、通気口から蜂が出入りをしているのを見かけたら、急いで対策をする必要があります。

この場合は、一時的にビニールテープやガムテープをしてもOKです。

ビニールテープやガムテープでは、はがれてきてしまいますので、後で防虫ネットに張り替えてくださいね。

【対策⑥】燻煙剤を使う 800円~

燻煙剤とは、煙の中に殺虫成分を配合した虫よけのことです。

屋内のうち、密閉された空間(家の壁内や屋根裏)に蜂の巣を作らせないようにすることができます。

使う前に、身の回りのものを養生したり、子供やペットに配慮したりといった準備が必要です。

金額は800円~です。

蜂の巣を作らせない対策は3月頃に実施しよう!

スズメバチもアシナガバチも、3月頃に女王蜂が越冬(えっとう:冬眠のようなもの)を終え、活動し出します。

3月~5月は女王蜂がたった1匹で次のことをしています。

・巣作りをする場所を探す
・巣作りをする場所を決定する
・巣作りの材料を集める
・餌を探す
・餌を与える

巣作りは3月頃から始まりますので、その前に女王蜂があなたの家に近づかないよう手を打っておけば、蜂の巣を作られずにすみます。

6月頃からは巣作りは終わっており、働きバチが活動を始めます。

この頃に予防をしても効果はありません

蜂の巣を作らせないならこの「場所」に対策を!

蜂が巣作りをしやすい場所を知っておくと、対策する場所を絞ることができます。

ピンポイントに対策できますますので、チェックをしてください。

蜂が営巣(えいそう=巣作り)する場所の特徴は4つあります。

蜂が巣を作る場所「4つの特徴」
【特徴①】狭くて暗い(天敵が来ない)
【特徴②】雨風や直射日光を防げる
【特徴③】エサになる虫がいる
【特徴④】木材や土がある

蜂は、天敵の鳥から身を隠せる場所や雨風や日光を防げる安全な場所に巣を作ります。

日本で被害届が多いのはスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3種類です。

この3種類の蜂は次のような場所に巣を作ります。

・蜂の巣が作られやすい場所

場所 蜂の種類  
軒下
・スズメバチ
・アシナガバチ
屋根裏 
・スズメバチ
・アシナガバチ
・ミツバチ
家の開口部
・ミツバチ
・スズメバチ
庭木・植え込み
・スズメバチ
・アシナガバチ

やみくもに複数の場所に仕掛けをすれば、費用も時間も手間もかかってしまいます

営巣されやすい場所を知っておけば、より効果的でスムーズに対策をすることができます。

狙って対策をすることをおすすめします。

蜂の巣を作らせない対策が失敗した…安全に駆除する2つの方法を解説

蜂の巣の安全な駆除方法2選

蜂の巣を作らせない対策が失敗してしまった場合は、この2つの方法で蜂を駆除してください。

【方法①】日没後に殺虫スプレーで駆除する

蜂は日中に活動し、夜間は全ての蜂が巣の中で静かに過ごしていますので、漏れがありません。

見張りの蜂は数匹いますが、夜目が効きませんので、昼に比べると安全です。

ですので、日没後、2時間が経過してからにスプレーを使えば、比較的安全に一網打尽にできます。

より安全に蜂の巣を駆除するためのポイントをご案内しますね。

DIYで駆除する場合のポイント
【ポイント①】事前に十分な準備をする
【ポイント②】目や皮膚にスプレーがかからないようにする
【ポイント③】夜行性の蜂の場合は行わない
【ポイント④】サイズが15㎝ぐらいなら行わない
【ポイント⑤】6月以降は危険度が増すので行わない

夜に活動する「モンスズメバチ」の場合は、日没後でも安全に駆除するのは難しいです。

6月以降、巣はドンドン大きくなります。サイズが15㎝を超えているなら避けてください。

用意する道具や具体的な手順については、こちらの「蜂の巣を駆除する時間帯は日没後2~3時間後、DIYの作業は1時間~」でご確認ください。

【方法②】蜂の巣駆除のプロに任せる

プロに依頼するべき3つのケース
【ケース①】スズメバチがブンブン飛んでいる
【ケース②】夜行性の蜂がいる
【ケース③】6月に入った

このような場合は、リスクが非常に高いので、プロの業者に依頼することを早めご検討ください。

特に6月以降は蜂の巣が大きくなり、中にいる蜂が増えるので、自分で巣を駆除するのは厳しいです。

蜂に刺されると強い痛みが数日~続きます

それだけでなく、命に関わる深刻なアレルギー反応(アナフィラキシーショック)が起きることがあります。

プロの業者に依頼すれば、適切な防護装備と専用の道具で、蜂の巣を安全に駆除してくれますよ。

…とはいえ、業者の中には悪質な業者がいます

高額請求されて支払ってしまい泣き寝入りしてしまうという事例が、消費者相談センターに寄せられています。

次のようにして防いでください。

・業者のサイトで、支払い方法や対応時間、無料見積もり対応の可否、実績をチェックする
・ネットでの口コミを探してみる

迷っている方、探している時間が無い方は、ハチお助け本舗に相談することをご検討ください。

見積もりは完全無料ですし、対応実績が豊富ですので、初めての方にも分かりやすく丁寧に説明をしています。

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しつこい営業は一切ありませんので、まずは一度、電話で相談をしてみてください。

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蜂の巣を作らせない対策についてのまとめ

このページのまとめ
・蜂の巣を作らせない対策は6つある
・時期や場所を知っておくとスムーズで無駄がない
・蜂の巣対策が失敗したときはプロに駆除を依頼する

蜂の巣を作らせない対策は6つあり、最もおすすめなのは市販のスプレーを散布する方法でした。

巣作りが始まっていない3月に、蜂が巣を作りやすい場所を狙ってスプレーしてみてください。

自力での対策が失敗してしまったら、プロへの依頼を早めに決断することをおすすめします。

ハチお助け本舗は見積もり無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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