アシナガバチ亜科

アシナガバチの種類一覧!日本の11種類の見た目・巣・性格などを解説

アシナガバチは名前のとおり、脚の長さが特徴的な蜂です。日本では11種類が確認されており、模様やサイズ、性格などに違いがあります。

本記事では、日本のアシナガバチ11種類を紹介します。画像とともに、一部のアシナガバチではより詳細な情報へのリンクも掲載しているので、遭遇したアシナガバチがどの種類なのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

このような方におすすめ

  • 遭遇したアシナガバチの種類が知りたい方
  • 発見した巣がどのアシナガバチのものなのか判断したい方
  • アシナガバチの危険性を把握しておきたい方

※1 対応地域・対応する加盟店により異なります
※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります

日本のアシナガバチ11種類の一覧

アシナガバチは、スズメバチ科アシナガバチ亜科に分類される蜂のことです。世界では1,000種類以上が生息するといわれており、日本では11種類が確認されています。

アシナガバチ亜科はさらにアシナガバチ属・ホソアシナガバチ属・チビアシナガバチ属に分類されます。日本に住む11種類の内訳は、アシナガバチ属7種類、ホソアシナガバチ属2種類、チビアシナガバチ属2種類です。以下で詳しく紹介します。

アシナガバチ属7種類

アシナガバチ属は、アシナガバチの中では大きめ・太めの種類が集まった分類です。日本に生息しているのは7種類で、攻撃性や毒性は種類によって大きく異なります。

種類 体長 性格 毒性
セグロアシナガバチ 21~26mm 攻撃的 強い
キアシナガバチ 20~26mm 攻撃的 強い
コアシナガバチ 11~17mm やや攻撃的 強い
フタモンアシナガバチ 14~18mm 比較的おだやか やや弱い
トガリフタモンアシナガバチ 14~19mm おだやか 弱い
キボシアシナガバチ 14~18mm 比較的おだやか 強い
ヤマトアシナガバチ 12~22mm おだやか 弱い

1.セグロアシナガバチ

和名 セグロアシナガバチ
学名 Polistes jokahamae
体長 21~26mm
見た目の特徴 ・前伸腹節~腹柄節が黒い
・腹部に黄色の斑点模様がある
・胸のサイドなど部分的に茶色
・胸(背)の中央に2本の線
・触覚は根本以外が黄色
・アシナガバチの中では大きい
性格 攻撃的
分布 北海道を除く日本全土
営巣場所 軒下や外壁などの開放的な場所

見た目

セグロアシナガバチは日本国内のアシナガバチの中では最大級の種類です。目立つ模様は黄色と黒のですが、胸のサイドや胸の下部分(小楯板)には茶色の模様が入る個体もいます。

名前の由来ともなっている「背黒」のとおり、腹部とのつなぎ目である前伸腹節~腹柄節が黒いことも大きな特徴です。

胸部(背)の2本線腹部の丸みのある模様も目立ちます。

性格・特性

アシナガバチの中では最も好戦的で、巣に接近すると羽音をブンブンと鳴らして威嚇してくることがあります。とくに活動が活発になる7~9月は攻撃性が高まるため注意が必要です。

毒量・毒性

毒性はスズメバチと比べると弱いものの、アシナガバチの中では毒量が多い種類です。刺されたときの痛みは強烈で、腫れやかゆみも引き起こします。

なお、ハチ毒アレルギーのある方は、蜂の種類を問わずアナフィラキシーショックになるリスクがあるので、蜂刺されにはご注意ください。

巣の特徴

セグロアシナガバチの巣は灰色が多く、巣の直径は最大15cmほどです。あまり大きくなる種類ではありません。

軒下や外壁などの開放的な場所を選ぶ傾向がありますが、狭い場所でも営巣できるため、室外機の中などに巣を作った事例もあります。

なお、アシナガバチの巣は種類を問わずシャワーヘッド型(傘型、お椀型)です。

2.キアシナガバチ

和名 キアシナガバチ
学名 Polistes rothneyi
体長 20~26mm
見た目の特徴 ・前伸腹節~腹柄節に黄色の模様
・腹部は黄色と黒の縞模様
・第2腹背板にはWのような細い線
・胸(背)の中央に2本の線
・触覚は根本から2/3程度が黒い
・アシナガバチの中では大きい
性格 攻撃的
分布 日本全土
営巣場所 軒下や外壁などの開放的な場所

見た目

胸の2本線はセグロアシナガバチと同様ですが、腹の模様は異なります。個体差はありますが、模様に丸みは少なく、第2腹背板にはWのような細い線が入っています。

触覚はセグロアシナガバチとは違い、先端のみ黄色で根本から2/3程度までは黒色です。

また、前伸腹節~腹柄節にも黄色の模様が入っています。

性格・特性

サイズや模様だけでなく、攻撃性の高さもセグロアシナガバチと似ています。自ら近づいて攻撃するほどではありませんが、巣に近づく外敵には容赦なく襲い掛かるため危険です。

毒量・毒性

毒性はアシナガバチの中では強いため、危険度の高い蜂です。刺されると強烈な痛みが生じ、腫れや患部の発熱といった症状が数日にわたって続くことがあります。

巣の特徴

灰色から茶色の巣を作ります。材質は紙に似ており、育房室の筒の形が比較的綺麗な六角形です。

ピーク時の最大直径は20cmほどで、群れの数は50匹に達します。

巣作りの場所は山寄りの場所を好みますが、軒下や外壁、ベランダなど人の生活圏も含めて幅広い場所を選びます。

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3.コアシナガバチ

和名 コアシナガバチ
学名 Polistes snelleni
体長 11~17mm
見た目の特徴 ・小さい
・黒の比率が高い
・茶褐色と黄色の縞模様
・黄色の紋が入っている
性格 やや攻撃
分布 沖縄県以外の日本全土
営巣場所 茂み、生垣、軒下、ベランダ、室外機など

見た目

アシナガバチの中では小さい方で、全体的に黒っぽい見た目をしています。

胸部と腹部に黄色と茶褐色の紋、腹部には黄色と茶褐色の縞模様が入っているのも特徴です。

性格・特性

人を積極的に攻撃することはありませんが、巣に近づく外敵に対しては攻撃的です。刺激すれば群れで攻撃してきます。

毒量・毒性

毒性は強めで、刺されると強い痛みや腫れ、赤みが生じます。小さく気づきづらいからこそ注意が必要です。

巣の特徴

コアシナガバチの巣は中規模の段階まではシャワーヘッド型ですが、肥大化していくと三日月・舟のような反り返ったような形になっていきます。

巣の色は全体的に茶色で、蛹室(ようしつ)の蓋の色が白いことも大きな特徴です。

都市に適応している種類なので、庭木や軒下、室外機、ベランダ、物置など幅広い場所で営巣します。

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4.フタモンアシナガバチ

和名 フタモンアシナガバチ
学名 Polistes chinensis antennalis
体長 14~18mm
見た目の特徴 ・全体的に黒い
・鮮やかな黄色の縞(5本線)
・胸の黄色の模様は控えめ
・腹部に黄色の斑点が2つある
性格 比較的おだやか
分布 日本全土
営巣場所 木の幹、藪、軒下、生垣

見た目

フタモンアシナガバチは幅広い地域に生息する本土亜種と沖縄県に生息する基亜種(もとあしゅ)に分かれます。

本土亜種は腹部に黄色の丸い模様が2つあり、胸部の模様は控えめです。基亜種は黄色が強い見た目をしています。

体調は14~18mmで小さめです。

性格・特性

性格は比較的おだやかで、巣を攻撃されない限りは人に襲いかかることはまずありません。

ただし、8~9月の交尾シーズンは、次世代を守るために攻撃性が増します。近づかないようにしましょう。

毒量・毒性

毒性はやや弱く、刺されたときの痛みやかゆみは弱めです。しかし、アナフィラキシーショックのリスクがあることには変わりありません。

巣の特徴

開けた明るい場所を好み、軒下や生垣などに巣を作ります。巣の色は白に近い灰色で、蛹室の蓋の色は白です。接着面に対して横向きに巣を作る傾向があります。

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5.トガリフタモンアシナガバチ

和名 トガリフタモンアシナガバチ
学名 Polistes riparius
体長 14~19mm
見た目の特徴 ・全体的に黒い
・鮮やかな黄色の縞(4本線)
・複眼後方の黄色が目立つ
・胸の黄色の模様が目立つ
・腹部に黄色の斑点が2つある
・大顎が黒い
性格 おだやか
分布 北海道(渡島半島以外)、秋田県
営巣場所 河原の草むら、カラマツの低木

見た目

フタモンアシナガバチと酷似していますが、微妙な違いがあります。

トガリフタモンアシナガバチの方が胸の黄色の模様が目立つこと、腹の線が1本多いことなどです。

また、よく観察すると複眼の後方にある黄色の模様もフタモンアシナガバチより目立ちます。

性格・特性

性格はフタモンアシナガバチよりもおだやかで、刺激されない限り人に襲いかかることはありません。また、北海道と秋田県以外には生息していない点でもフタモンアシナガバチとは異なります。

毒量・毒性

毒性はそれほど強くなく、刺されたときの痛みやかゆみは弱めです。

巣の特徴

フタモンアシナガバチとは違い、人の生活圏に巣を作ることはまずありません。河原の草むらやカラマツの低木などを好んで営巣します。

また、フタモンアシナガバチが横向きにも巣を作るのに対して、トガリフタモンアシナガバチの巣は縦向きです。巣全体の色は灰色や灰褐色で、蛹室の蓋の色が黒色であることも特徴といえます。

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6.キボシアシナガバチ

和名 キボシアシナガバチ
学名 Polistes mandarinus
体長 14~18mm
見た目の特徴 ・全体的に黒っぽい
・赤褐色の縞模様
性格 比較的おだやか
分布 日本全土
営巣場所 低木の枝、草むらの中

見た目

比較的小さいサイズで、黒っぽい体に赤褐色の縞模様が入っています。腹の上部(第1腹背板)に黄色の斑紋を持つ個体が多いことも特徴です。

性格・特性

小型ながら、セグロアシナガバチやキアシナガバチと並んで危険性が高い蜂です。巣に近づく外敵に対しては、群れで容赦なく攻撃します。しかし、巣から離れる外敵を追いかけるほどの攻撃性はありません。

毒量・毒性

毒性はアシナガバチの中では強い方です。群れに刺されると危険なので、巣に近づかないようにしましょう。

巣の特徴

名前の由来は巣にあり、蛹室の房が黄色~黄緑色をしています。

繭も同じ色なので、低木の枝や草むらの中などに黄色の巣があれば、キボシアシナガバチの巣の可能性大です。

日本全土に分布していますが、平野部から低山が中心で、標高が高いところは好みません。平野部の中でも低所を好み、軒下などの高い位置に巣を作るのは稀です。

7.ヤマトアシナガバチ

和名 ヤマトアシナガバチ
学名 Polistes japonicus
体長 12~22mm
見た目の特徴 ・背中の黄色い2つの縦線が目立つ
・前伸腹節~腹柄節に黄色の模様
・腹部からお尻は褐色がかった黄色と黒の縞
性格 おだやか
分布 北海道以外の日本全土
営巣場所 低木の細い枝、葉の裏

見た目

全体の色味は黒と褐色で、一見するとセグロアシナガバチに似ています。大きな個体であれば、見間違えることがあるでしょう。

しかし、前伸腹節~腹柄節に黄色の模様が入っており、腹部の模様に丸みがない点で異なります。

なお、宮古・八重山諸島に生息するヤマトアシナガバチは黄色が強く目立ちます。

性格・特性

おだやかな蜂で、アシナガバチの中では最も攻撃性が低いといわれています。巣を刺激しない限り、襲ってくることはないようです。

攻撃性の高いセグロアシナガバチやキアシナガバチに擬態することで、自らが攻撃性を獲得しなくても防衛できているという説があります。

毒量・毒性

毒性は低く、攻撃性の低さと合わせて危険度は高くない蜂です。

巣の特徴

巣全体は茶色がかっているものの、蛹室の蓋だけが黄色という特徴があります。巣が最大でも10cmほどと小さいため、葉の裏などにも営巣可能です。森林を好みますが、稀に人の生活圏にも巣作りすることがあります。

なお、ヤマトアシナガバチは北海道以外の日本全土に分布していますが、関東では絶滅危惧種としてレッドリストに記載されています。

ホソアシナガバチ属2種類

ホソアシナガバチ族は他のアシナガバチと比べて腹部が細い種類です。日本ではヒメホソアシナガバチとムモンホソアシナガバチの2種類が確認されています。

種類 体長 性格 毒性
ヒメホソアシナガバチ 11~16mm やや攻撃的 弱い
ムモンホソアシナガバチ 15~20mm やや攻撃的 弱い

1.ヒメホソアシナガバチ

和名 ヒメホソアシナガバチ
学名 Parapolybia varia
体長 11~16mm
見た目の特徴 ・黄色と暗褐色が鮮やか
・腹部の縞模様の中央に縦線が入っている
・目と目の間にも黒い縦筋が入っている
性格 やや攻撃的
分布 北海道以外の日本全土
営巣場所 茂みの中、木の枝の下

見た目

黄色と暗褐色のコントラストがはっきりしているのが、ヒメホソアシナガバチの大きな特徴です。腹部の横縞の中央を貫くような縦線と、2つの複眼の間に縦筋が入っています。

性格・特性

性格はおだやかとはいえません。巣を刺激されると、対象者を群れで襲撃します。小さいサイズですが群れの数は100匹に達することもあるため、集団攻撃されれば危険です。

毒量・毒性

毒性は強くなく毒量も少ない方ですが、集団に刺されれば体調不良になりかねません。巣の周りで防衛にあたっている働き蜂の数が多いため、注意が必要です。

巣の特徴

茂みの中や木の枝の下などの自然環境を好んで巣を作りますが、稀に民家でも見られます。巣の形は縦に長く、蛹室の穴は横向きです。大きくなると、トウモロコシを食べた後の芯のような見た目の巣になります。

2.ムモンホソアシナガバチ

和名 ムモンホソアシナガバチ
学名 Parapolybia crocea
※以前のParapolybia indicaは外国産の別種
体長 15~20mm
見た目の特徴 ・淡い黄色と茶褐色
・腹部の縞模様の中央に縦線が入っている
性格 やや攻撃的
分布 北海道以外の日本全土
営巣場所 葉の裏

見た目

ヒメホソアシナガバチと似ていますが色が淡く、淡黄色と茶褐色です。淡い色なので、ヒメホソアシナガバチほど模様がはっきりとは見えません。2つの複眼の間に縦筋が入っていない点でも見分けられます。

性格・特性

巣を刺激されると群れで襲い掛かるなど、攻撃性は強めです。ピーク時は働き蜂が100匹以上になるため、注意しましょう。

毒量・毒性

毒性は低いものの、腫れや痛みは生じます。アナフィラキシーショックのリスクもあります。

巣の特徴

平地・山地問わず、森林の草や低木の葉の裏を好んで巣を作ります。横に広がっていくような形状ですが、葉の裏なのでそれほど大きくはありません。巣に気づかず葉に触れて襲われることもあるようなので、ハイキングや森林散策などのときは気を付けましょう。

なお、北海道以外で広く分布していますが、人の生活圏にはあまりいないため、遭遇率の低い蜂です。

チビアシナガバチ属2種類

日本にいるチビアシナガバチ属はオキナワチビアシナガバチとナンヨウアシナガバチの2種類で、どちらも極めて限られた地域にしか住んでいません。

種類 体長 性格 毒性
オキナワチビアシナガバチ 9~10mm おだやか 弱い
ナンヨウチビアシナガバチ 14~15mm おだやか 弱い

1.オキナワチビアシナガバチ

和名 オキナワチビアシナガバチ
学名 Ropalidia fasciata
体長 9~10mm
見た目の特徴 ・小さく細い
・赤褐色の体に黄色の模様
性格 おだやか
分布 琉球諸島
営巣場所 サトウキビやススキ、チガヤの葉

見た目

アシナガバチだけでなく、蜂全体でみても国内最小クラスの蜂です。腹柄の部分が長く腹が膨らんで見えるシルエットは、ドロバチにも似ています。赤褐色の体に黄色の模様で、腹部は両サイドの丸い斑紋と横線1本が入っています。

性格・特性

性格はおだやかですが、農作物に巣を作ることが多いため、人が刺される事例は頻繁にあるようです。温暖な沖縄県に生息していることもあり、本州に住むアシナガバチとは違って一年中活動していることも特徴です。

毒量・毒性

毒性は弱く、一般的には痛みも弱いとされています。しかし、他の蜂と比べれば痛くないという程度で、痛みはしっかりあります。

巣の特徴

名前のとおり沖縄にしかいない蜂です。サトウキビやススキ、チガヤ(イネ科の植物)の葉に巣を作るのが特徴で、チガヤに巣を作ることからガヤバチとも呼ばれます。

サトウキビの収穫や草刈りのときに巣を刺激して刺されることが多いようなので、注意しましょう。巣の形は縦に長い葉の裏に沿った、長細い形状です。

2.ナンヨウチビアシナガバチ

和名 ナンヨウチビアシナガバチ
学名 Ropalidia marginata
体長 14~15mm
見た目の特徴 ・全体的に赤褐色
・ところどころが黄色(目立たない)
性格 おだやか
分布 硫黄島
営巣場所 葉の裏

見た目

フォルムはオキナワチビアシナガバチとよく似ていますが、サイズはやや大きく、体全体が赤褐色です。腹部には黄色の細い線が入っています。

性格・特性

おだやかな性格ですが、巣を攻撃されれば反撃してきます。複数回刺してくることもあるようです。

毒量・毒性

毒性は弱いものの、痛みや炎症を起こすことはあります。繰り返し刺されると症状が重くなる可能性もあるので注意が必要です。

巣の特徴

日本では硫黄島のみに生息しており、葉の裏に灰色や薄茶色の巣を作ります。サイズは5cm程度で目立たないため、気づかぬ内に近づいてしまうリスクがあります。

なお、人間にとってはそれほど有害な種類ではありませんが、生態系を破壊する可能性のある総合対策外来種です。防除や拡大防止の対策がとられています。

アシナガバチの巣の特徴

アシナガバチの巣はシャワーヘッド型・傘型・お椀型と形容される独特な形をしています。スズメバチのような外殻がなく、幼虫を育てる育房室がむき出しの構造です。そのため、ヒメスズメバチなどの天敵に幼虫をさらわれることがあります。

基本的な営巣場所は、雨風や日光は遮りつつ、通気性は確保できる場所です。スズメバチと比べると開放的な場所を選ぶ傾向があります。

巣材は木の繊維と唾液を混ぜたもので、質感は和紙に似ています。軽量で接地面の角度を選ばないため、狭い場所や入り組んだ場所でも営巣可能です。

アシナガバチの巣の駆除はハチお助け本舗にお任せ!

調査・見積無料

ハチお助け本舗の出張・調査・見積は基本無料(※)です。ご依頼者さまがアシナガバチの巣を確認できていない場合でも、プロの視点で営巣箇所を特定いたします。

巣を発見した場合、巣の大きさや営巣場所の高さ、各種条件を調査してお見積りいたします。お見積内容に合意いただけた場合のみ、ご契約の上で作業を実施いたしますのでご安心ください。調査の結果、アシナガバチの巣がないと判明した場合はご契約の必要はございません

※対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます

アシナガバチの駆除料金

アシナガバチ駆除の基本料金は1,980円(税込)~です。この基本料金に、巣の場所や大きさなどの条件別の加算料金がかかる場合があります。加算条件の例は次のとおりです。

条件例 概要
高所作業 地上4m以上が高所に該当。
危険手当や人員増、2段ハシゴや足場が必要となる作業。
狭所作業 床下や屋根裏など、退路を確保しづらく機材を選ぶ場所が該当。
危険手当や人員増、特殊薬剤の選定などが必要な作業。
巣の大きさ 巣の大きさに応じた加算料金。
巣が大きくなるほどに働き蜂の数が増えて危険度が増すため、加算料金がかかる。
特殊作業 外壁や天井、機器の部分解体や補修、木や茂みの伐採などが該当。

なお、ハチお助け本舗の基本料金には以下の作業が含まれております

アフターフォロー付き

基本料金内のアフターフォローとして、以下の作業を含みます。

基本料金に含まれるアフターフォロー

  • 巣の撤去・処分
  • 蜂の死骸の除去・処分
  • 巣の撤去後のお掃除
  • 忌避剤の散布

調査・駆除・処分まで一貫してお任せいただけますので、ご安心ください。

再発防止保証1週間付き

万全の駆除を心掛けておりますが、女王蜂を取り逃がしたり、駆除が適切でなかったりした場合は、1週間以内で営巣が再開される恐れがあります。

ハチお助け本舗ではこのような事態に備え、1週間以内の同じ場所での再無料で駆除対応させていただくアフターフォローを実施しております。

状況に応じた加盟店を厳選して手配

以下のようなご要望もお聞かせください。対応可能な加盟店を厳選して手配させていただきます。

ご要望の例

  • ペットや子供がいるので駆除剤の成分が気になる
  • 高難度の場所で他の蜂駆除業者には断られてしまった
  • 巣がどこにあるのか検討もつかない
  • 家の中には入らないでほしい
  • 夜・早朝しか時間がとれない
  • 巣がなかったら忌避剤だけでも散布してほしい

最速10分で駆け付け

全国の優良加盟店の中から、最速で駆け付けられる蜂駆除業者を手配させていただきます。最寄りに加盟店がある場合は、お電話から最短10分で駆け付け可能です。

早期発見・早期駆除のメリットは被害を防ぐだけではありません。時間が経過するほど巣が肥大化し、料金が高くなるため、駆除料金を安く抑えるためにも大切なポイントです。営巣された可能性がある場合は、ぜひお早めにご連絡ください。

※料金について詳しく知りたい方はコチラをご覧ください
※お問い合わせ内容について詳しく知りたい方はコチラをご覧ください

地方別のアシナガバチの種類一覧

最後に、地方ごとのアシナガバチの分布を紹介します。お住まいの地域のアシナガバチの特定にお役立てください。

北海道のアシナガバチ

北海道のアシナガバチ

  • キアシナガバチ
  • コアシナガバチ
  • フタモンアシナガバチ
  • トガリフタモンアシナガバチ
  • キボシアシナガバチ

北海道は気温が低いため、タフなアシナガバチでなければ生息できません。分布するアシナガバチの種類が最も少ない地域です。

本州のアシナガバチ

本州のアシナガバチ

  • セグロアシナガバチ
  • キアシナガバチ
  • コアシナガバチ
  • フタモンアシナガバチ
  • トガリフタモンアシナガバチ(秋田県のみ)
  • キボシアシナガバチ
  • ヤマトアシナガバチ
  • ヒメホソアシナガバチ

本州は幅広いアシナガバチが生息する地域です。ただし、トガリフタモンアシナガバチが生息するのは秋田県のみです。

四国のアシナガバチ

四国のアシナガバチ

  • セグロアシナガバチ
  • キアシナガバチ
  • コアシナガバチ
  • フタモンアシナガバチ
  • キボシアシナガバチ
  • ヤマトアシナガバチ
  • ヒメホソアシナガバチ
  • ムモンホソアシナガバチ

四国も分布する種類が多い地域ですが、トガリフタモンアシナガバチは生息していません。

九州のアシナガバチ

九州のアシナガバチ

  • セグロアシナガバチ
  • キアシナガバチ
  • コアシナガバチ
  • フタモンアシナガバチ
  • キボシアシナガバチ
  • ヤマトアシナガバチ
  • ヒメホソアシナガバチ
  • ムモンホソアシナガバチ

九州に分布するアシナガバチは四国と同様です。暖かい地域なので、本州と比べるとアシナガバチが冬眠から目覚める時期が早く、活動終了が遅い傾向があります。

沖縄県のアシナガバチ

沖縄県のアシナガバチ

  • セグロアシナガバチ
  • キアシナガバチ
  • フタモンアシナガバチ
  • キボシアシナガバチ
  • ヤマトアシナガバチ
  • ヒメホソアシナガバチ
  • ムモンホソアシナガバチ
  • オキナワチビアシナガバチ
  • ナンヨウチビアシナガバチ

沖縄県は日本では唯一、チビアシナガバチ属が生息する地域です。一方、日本に広く分布するコアシナガバチは生息していません。

おだやかなアシナガバチでも被害数は多いので要注意

アシナガバチ11種類のうちのほとんどは、巣を刺激しない限りはおだやかです。セグロアシナガバチやキアシナガバチなど、ピーク時には攻撃性が強くなるアシナガバチもいますが、見かけた時点でそっと離れれば積極的に襲ってくることはありません。

しかし、コアシナガバチのように人の生活圏に巣を作るアシナガバチの場合は、生活音や動作だけでも刺激となる恐れがあります。また、農作物に巣を作るアシナガバチの場合も、収穫時などに巣を刺激しやすいため注意が必要です。

実際にアシナガバチに刺される事故も少なくない数起きており、中には死亡事故もあります。リスク低減のためにアシナガバチの駆除を検討している人は、次の記事をぜひご覧ください。

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ハチお助け本舗 編集部

ハチお助け本舗編集部は、生活を脅かすハチの情報を発信する専門チームです。 「ハチ被害をなくしたい」という強い思いのもと、 現場で得た知識や経験を活かし、 ハチ駆除の専門家から寄せられた意見も参考にしながら、 読者の皆様にとって本当に役立つコンテンツを目指します。

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