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換気扇に蜂の巣ができたときの対策|侵入・再発防止の予防策も

換気扇に蜂の巣ができると、室内と近いため侵入してこないか不安に思う人も多いのではないでしょうか。また、なぜ換気扇などというところに巣を作るのか、疑問に思う人もいるでしょう。いずれにしても、早急に対処して去ってもらいたいところです。

そこで本記事では、換気扇に蜂の巣ができる理由から対策まで詳しく解説します。室内への侵入防止・再発防止策も解説するので、ぜひ参考にしてください。

換気扇に蜂の巣ができるのはなぜ?

蜂の巣が換気扇にできる理由は、主に次の2つです。

  • 雨風をしのげる傘がついているため
  • 食べ物の匂いがするため

蜂の巣は雨風や直射日光の影響を防げる場所に作られます。換気扇の外側の傘の中は、蜂が好む条件に合致しており、巣が作られやすい場所です。

また、スズメバチやアシナガバチは花の蜜以外に、他の虫なども食べる雑食です。甘い香りだけでなく肉の匂いも好むため、キッチンの換気扇から出てくる匂いに引き寄せられます。エサ場が近いと判断して、換気扇に巣を作る可能性があります。

換気扇に蜂の巣が作られたときの対処法

換気扇に巣が作られてしまったら、室内に侵入してこないように対処する必要があります。3つの対処法を解説します。

換気扇を止めない

換気扇のファンを回し続けて、蜂の侵入を阻止しましょう。ファンの稼働を止めると、隙間からダクトの中まで蜂が入ってくる可能性があります。

24時間換気機能がある換気扇なら、料理中に使う稼働が自動で止まってしまっても問題ありません。紐を引っ張るタイプの場合は、つけっぱなしにしましょう。

ミントの香りや燻煙剤を室内で焚く

蜂の巣が作られ始めた段階であれば、嫌いな臭いを嗅がせることで逃げていく可能性もあります。ミントの香りのお香や殺虫用の燻煙剤などを室内で焚き、換気扇に吸い込ませてみましょう。

逃げ出すほどまで上手くいかないかもしれませんが、少なくとも、嫌いな臭いが充満している室内まで侵入してくることはないはずです。

室内のフィルターに隙間がないか確認する

フィルター付きの換気扇であれば、基本的には室内まで侵入してくる可能性はありません。しかし、経年劣化などで壁との接合部に隙間があったり、破損箇所があったりする場合は要注意です。応急措置として、テープや市販のパテなどで隙間を埋めましょう

換気扇の蜂の巣駆除はプロに相談が基本

換気扇に蜂の巣ができたときは、基本的にはプロの蜂駆除専門業者に依頼することをおすすめします。ここでは、プロに依頼すべき3つの理由と自分で駆除できるケースを解説します。

危険な蜂の可能性が高い

室外機に巣を作りやすい蜂は、スズメバチとアシナガバチです。スズメバチは攻撃的なうえに集団で襲ってくる可能性があるため、防護服がない状況で対処するのは極めて危険といえます。

アシナガバチはスズメバチと比べればおだやかですが、それでも攻撃力が高いため危険です。とくに8月の繁殖期は攻撃性が増します。5~7月でも蜂の数が増えている場合は近づかないようにしましょう。

高所に位置するため作業しづらい

室内側から蜂の巣を駆除するのは難しいため、屋外から駆除作業をすることになります。

換気扇の傘の位置は脚立を使わないと手が届かない高さにあることが多いため、作業しづらく危険です。脚立の使用中は襲われたときに逃げづらく、転倒・落下のリスクがあります。

ダクト内部に巣が広がっている可能性がある

換気扇に蜂の巣があることはわかっていても、全体像まで見えないときは自分で対処しないようにしましょう。格子の内側やダクトまで蜂の巣が広がっている可能性があるからです。

巣が大きければ、それだけ襲ってくる蜂の数も多い恐れがあります。

自分で駆除できるケース

次の条件にすべて合致していれば、自分で駆除できる可能性があります。

  • 巣が作られ始めた4~5月の段階
  • 巣の大きさが10cm程度
  • わかりやすい場所にある
  • 防護服相当のウェアを準備できる
  • 高所用スプレー器具を持っている

蜂の巣が作られ始めた時期で、巣の大きさが10cm程度であれば攻撃的な働き蜂が少ない可能性が高く、安全を確保しやすいといえます。換気扇の内側ではなく外側にできており、この状況が判断できる場合に限って、自分で駆除することを検討しましょう。

駆除の際は防護服または防護服相当のウェアを着る必要があります。防護服がない場合は、厚手の服にレインコートを重ね、極力肌を露出しないように首回りにはタオルを詰めましょう。頭にはヘルメット、目にはゴーグル、手袋をつけることをおすすめします。

これだけ装備をしても、脚立にのぼって近距離からスプレーをかけることはおすすめできません。遠距離から噴射できる高所用スプレーを準備しましょう。

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換気扇に蜂の巣を作られないための予防・対策

最後に、蜂の巣を駆除した後、換気扇に再び巣を作られないための予防・対策方法を紹介します。

外部フード用の防虫網をかける

外部フード用の防虫網をかけましょう。蜂が入り込めないような目の細かいものであれば、巣作りを防げます。

ただし、市販されている防虫網は適合機種が決まっているため注意が必要です。仕様書や換気扇のステッカーを確認し、機種番号と適合する防虫網を購入しましょう。

忌避剤を散布する

外部フードに蜂用の忌避剤を散布するのもおすすめです。市販の蜂用忌避剤(スプレーなど)を散布しましょう。使用すべきタイミングは、蜂の巣を撤去した直後と、翌年の3~5月です。

蜂の巣を撤去した直後は、生き残った蜂が戻ってくる可能性があります。また、翌年の4~5月は別の女王蜂が巣作り場所を探すシーズンであるため、忌避剤の散布が有効です。

駆除をプロに依頼した場合は、アフターケアとして忌避剤を散布してくれることが多いので、相談してみましょう。

換気扇の蜂の巣が大きい場合はプロに相談

換気扇は蜂にとって好条件がそろっている場所なので、蜂の巣が作られることは少なくありません。換気扇から距離をとった上で、巣ができていないかチェックしてみましょう。

換気扇の蜂の巣の全体像が見えていて、直径10cmほどの初期段階であれば自分でも駆除できる場合があります。しかし、15cm以上の場合や全体像が確認できない場合は、蜂の数が多く危険性が高いため、駆除はプロに依頼しましょう。

プロが到着するまでの間は、室内側の換気扇の隙間を埋めたり、燻煙剤を焚いたりして、室内への侵入を防ぐことをおすすめします。駆除が完了したら、戻りバチや来年の蜂への対策として、忌避剤を使いましょう。

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ハチお助け本舗編集部

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