床下から異音がしたり、家の周辺を蜂が飛び回っているにも関わらず巣がみつからない場合は、蜂が床下に営巣している恐れがあります。目視が難しい場所なので、危険性も判断しづらく不安になる人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、床下に蜂が侵入する経路から気づくためのヒント、巣の駆除方法まで詳しく解説します。プロに依頼する場合の料金相場や再発防止策、床下が営巣に好まれる理由なども解説するので、ぜひ参考にしてください。
このような方におすすめ
- 床下の蜂の巣の駆除方法を知りたい方
- 床下への侵入経路と予防策を知りたい方
- 床下に営巣する蜂の種類を知りたい方
- ウッドデッキに営巣する蜂の種類を知りたい方
※1 対応地域・対応する加盟店により異なります ※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます ※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります
目次
床下に営巣する蜂の種類
家の床下とウッドデッキの下に営巣する蜂の種類を解説します。
家の床下ならスズメバチorミツバチ


閉鎖的な場所を好むのはスズメバチまたはミツバチです。とくに床下は、スズメバチとミツバチにとって好条件といえる次の項目を満たしています。
スズメバチとミツバチが営巣に好む場所の条件
- 飛行の妨げとなる雨風を防げる
- 温度の上昇につながる直射日光を遮る
- 外敵(クマ、鳥類)が入って来るリスクが少ない
- 営巣規模を拡大できるスペースがある
雨風を防ぐことは営巣の第一条件といえます。床下や屋根裏、木の洞、洞窟などを好むのはこれが理由です。また、多くの蜂は気温が35℃を超えると活動が低下するため、巣内の温度上昇につながる直射日光も避ける傾向があります。
上記の条件を満たしたうえで、外敵が少なく十分なスペースを確保できる場所であれば、営巣規模を拡大しやすくなります。とくに営巣規模が大きいスズメバチとミツバチにとって、床下は好条件の場所です。
ウッドデッキならアシナガバチorドロバチ


アシナガバチやドロバチも雨風を避けられる場所を選びますが、10cm程度の隙間さえあれば営巣できます。また、スズメバチやミツバチと比べると開放的な場所を好むため、ウッドデッキの下を選ぶことがあります。
素材が竹や丸太の場合はクマバチの可能性も

クマバチの営巣方法は木や竹をかじり取って穴を掘るというものです。ウッドデッキが竹や丸太で作られている場合は、クマバチが営巣する可能性があります。数十センチほど掘り進めるため、ウッドデッキの強度が低下する点に注意が必要です。
床下の蜂の巣の駆除方法

ウッドデッキの下に作られた巣であれば自分でも駆除できますが、家の床下はプロへの依頼が必須です。ウッドデッキ下の巣の駆除方法と、プロに任せるべき理由を解説します。
ウッドデッキの蜂の巣駆除は自分でも可
ウッドデッキ下の蜂の巣の駆除方法は次のとおりです。
ウッドデッキの蜂の巣の駆除方法
- 防護服相当の装備をする
- 巣がある場所を特定する
- ウッドデッキの隙間から駆除スプレーを差し込む
- スプレーを30秒間噴射し続ける
- 飛来する蜂はもう1本のスプレーで撃退
- 巣を撤去する
- 二重したゴミ袋に入れる
- 駆除スプレーを吹きかけてゴミ袋の口を閉じる
- 巣の跡周辺に忌避スプレーを散布して完了
駆除スプレーを吹きかけると蜂が驚いて襲ってくる恐れがあるため、防護服相当の装備は必須です。装備を着用のうえで巣の場所を特定し、駆除スプレーを噴射してください。30秒間は噴射を続けるのがコツです。
駆除後は枝切りばさみや高圧洗浄機などで巣をウッドデッキから落とし、自治体のルールに従って処分してください。巣の跡周辺には、再発防止策として忌避剤をスプレーしておきましょう。
クマバチの場合は状況によってプロに相談
クマバチの巣も駆除スプレーを噴射するまでは同じ手順ですが、巣の撤去方法は穴を掘られた部分を切り取る以外にありません。穴を掘られた木材・竹は強度が低下しているため、ウッドデッキの床材としては危険性が残るからです。
しかし、思いのほか奥まで掘り進められていることもあります。この場合は市販のスプレーでは穴の奥まで薬剤が届きません。スプレーを使用した後、クマバチがまだ出入りしているようであればプロに相談しましょう。
家の床下の蜂の巣駆除はプロに依頼が鉄則
家の床下に営巣された場合は、プロへの依頼が基本です。次のようなリスクがあるため、慣れていなければハードルが高いといえます。
床下の蜂の巣駆除のリスク
- 外から営巣規模を確認できない
- 点検口を開けたときに蜂が室内に入ってくる
- 退路を確保しづらい
- 熱中症
- 殺虫剤中毒
- 配線・配管・躯体の損傷
- シロアリ被害の拡大
床下の営巣規模と場所を確認するには、床下内部に入り込んで調査するかファイバースコープ等を使用するしかありません。営巣位置によっては、室内の点検口を開けた瞬間に蜂が飛び出してくる恐れがあるため、調査段階から防護服の着用が必須です。
しかし、防護服を着用できたとしても、狭い床下では退路を確保しづらいため、蜂に襲われるとパニックになりがちです。また、床下は通気が十分ではないため、熱中症やこもった薬剤を大量に吸い込むことによる中毒のリスクもあります。
人の被害だけでなく、殺虫剤の成分による配線や配管の腐食、撤去作業中の躯体の損傷といった家への被害にも要注意です。とくに床下にシロアリが潜んでいる場合は、蜂用殺虫剤を嫌ったシロアリが逃げることで営巣箇所が増え、被害が拡大することがあります。
防護服の着用と殺虫剤の選定、駆除作業の工夫が必要なので、ノウハウを持つプロに依頼しましょう。
※シロアリ被害に悩んでいる方は「シロアリお助け本舗」をご覧ください。
家の床下の蜂の巣駆除の料金相場
料金は蜂の種類に応じた基本料金と状況に応じた加算料金で構成されます。相場は以下のとおりです。
| 料金項目 | 相場料金 |
| 蜂の種類別の基本料金 | 8,000円~15,000円 |
| 巣の大きさに応じた加算料金 | 0円~20,000円 |
| 狭所作業代(加算料金) | 4,000円~6,000円 |
| 危険作業(加算料金) | 10,000円~20,000円 |
| 特殊工具使用(加算料金) | 4,000円~6,000円 |
床下に営巣されても、初期段階で気付くことはほとんど不可能です。巣がある程度大きくなってから気付くことが多いため、巣の大きさに応じた加算料金が高額になる傾向があります。いかに早く気づいて依頼できるかで料金が変わるため、次で解説するヒントを参考にしてください。
床下の蜂の巣に気づくためのヒント

床下の巣を目視することは難しいため、それ以外の情報をヒントとして考えましょう。具体的には、次のような音や行動などのヒントがあります。
蜂が床下にいるときのヒント
- ブーンという羽音
- カリカリ、カサカサという活動音
- 外壁の隙間などに出入りする蜂
巣の規模が小さい内は音が聞こえることは稀ですが、規模が大きくなると羽音や活動音が聞こえることがあります。床下からそれまで聞いたことのない音がしたら、蜂に営巣されていることを疑いましょう。
また、侵入経路で述べたような外壁の隙間や通気口付近で、蜂を頻繁に見かけるようになった場合も要注意です。スマートフォンのカメラのズーム機能などを使って遠くから観察し、出入りを確かめてみましょう。
なお、点検口を開けて中を確認するのはNGです。点検口を開けた瞬間に、蜂が飛び出してくる恐れがあります。
蜂の巣の調査と駆除はハチお助け本舗におまかせ!

ハチお助け本舗の特徴
ハチお助け本舗の特徴
- 調査・見積無料(※1)
- 明朗会計
- 忌避剤の使用・巣の撤去処分費込み
- 再発保証付き(※2)
- 状況に応じた適切な加盟店を厳選
- 最速10分で到着
| ※1:山林・崖面など広範囲や特殊な条件下の調査は別途ご相談 ※2:1週間以内に同じ場所で巣が再発した場合は無料で駆除 |
ハチお助け本舗の料金
ハチお助け本舗では基本料金を蜂の種類ごとに設定しております。
| 条件例 | 概要 |
| スズメバチ | 13,000円(税込)~ |
| オオスズメバチ | 25,000円(税込)~ |
| アシナガバチ | 8,800円(税込)~ |
| ミツバチ | 10,000円(税込)~ |
この基本料金に、巣の大きさや場所、部分修繕の必要性などの条件に応じた料金が加算される場合があります。お見積りの内容にご納得いただいた場合に限り、ご契約・駆除実施となりますのでご安心ください。
駆除後は侵入経路に対策を施そう

床下の蜂の巣の駆除が完了したら、再発防止のために次のような対策をおこないましょう。
床下の蜂の巣の再発防止策
- 換気口・通気口に防虫網を取り付ける
- 外壁の隙間を埋める
- 忌避剤を散布する
換気口・通気口に防虫網を取り付ける
床下の換気口・通気口は湿気を逃がすためのもので、埋めて塞ぐのはNGです。通気を確保しながら蜂の侵入を防ぐために、目の細かな防虫網を取り付けましょう。さびにくいステンレス製がおすすめです。
ただし、商品によってはコーキングやコンクリートボンドの使用や交換工事が必要になります。慣れていない場合は施工業者か実績のある蜂駆除業者に相談しましょう。
外壁の隙間を埋める
外壁に隙間から床下まで蜂が入り込むことがあるので、隙間や亀裂は外壁用パテで埋めましょう。ただし、市販のパテで埋められるのは小さな隙間までです。
亀裂が大きい場合は、外から見える範囲以上に内部まで亀裂が入っていたり、雨の侵入によって内部が腐食していたりする可能性があるため、外壁リフォーム等の施工業者に相談してください。
忌避剤を散布する
上記の対応が難しい場合や対応まで時間がかかる場合は、周辺に忌避剤を散布しましょう。忌避剤には蜂が嫌う臭いや残効性の殺虫剤が含まれているため、蜂が寄り付きにくくなります。忌避剤の商品や使い方を詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。
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床下の蜂の巣を放置した場合のリスク

床下の蜂の巣の駆除は手間やお金がかかるため、放置しても問題ないか気になる方もいるでしょう。しかし、放置は人への被害だけでなく家への被害の面からも危険です。主なリスクとして次の3つを解説します。
床下の蜂の巣を放置した場合のリスク
- 刺傷被害
- 木材の腐食
- 配線・配管への影響
刺傷被害
スズメバチやミツバチの巣は、放置する期間が長くなるほどに大きくなります。営巣規模の拡大とともに蜂の数も増えるため、刺傷被害のリスクが上昇します。
また、床を歩く音や振動が蜂にとっては刺激となる点にも注意が必要です。とくに内壁や床に隙間や亀裂がある場合、興奮した蜂が室内に侵入するリスクがあります。家の床下で営巣された可能性があるときは室内の隙間を埋め、駆除はプロに相談しましょう。
木材の腐食
巣内の湿気や糞などによる汚染で、柱や壁などの木材が腐食する恐れがあります。ミツバチに営巣された場合は溜め込んだ蜂蜜が滲出し、蟻などが寄ってくることもあるようです。
また、スズメバチやアシナガバチは営巣で木の繊維を使うため、木材をかじり取ります。かじられる面積自体は軽微ですが、なめらかな面と比べて埃や汚れが付着しやすくなります。カビや腐食につながるため、躯体を守るためにも早めに駆除しましょう。
配線・配管への影響
営巣場所によっては巣の外殻が配線や配管と接触し、曲げられたり折られたりする可能性があります。ショートや腐食が生じると、家電製品の故障や水漏れなどにもつながるため放置はNGです。
床下の蜂の巣は早急に駆除しよう
ウッドデッキの下にある蜂の巣は自分でも駆除できる可能性があります。今回ご紹介した駆除方法を検討してみましょう。
一方、家の床下に蜂の巣がある場合、点検口を開けて確認すること自体が危険なので、プロに任せることをおすすめします。音や蜂の行動をヒントに床下に巣がある可能性を見極め、可能性が高いと判断した時点で蜂駆除業者に相談しましょう。
床下での駆除実績が豊富なプロであれば、配管・配線・躯体にも配慮しながら適切に駆除してくれます。再発のリスクにそなえて、忌避剤の散布や防虫網の設置をあわせて依頼するのもおすすめです。
床下の蜂の巣に関するよくある質問
床下に巣を作るのはどんな蜂ですか?
蜂が床下に巣を作るのはなぜですか?
蜂が嫌う高温・湿気・直射日光・雨風などを避けるには絶好の場所だからです。
床下に蜂の巣を作らせないための対策は?
通気口への防虫網の設置、忌避剤の散布、外壁の修繕、エサ場の撤去などがあげられます。
床下の蜂の巣は自分でも駆除できますか?
おすすめできません。退路を確保しづらく、ケガや熱中症のリスクがあるほか、点検口を開けることで蜂が室内に侵入するリスクもあるからです。プロでも危険度が高い作業に該当します。
床下の蜂の巣を駆除を依頼するときの料金は?
巣の大きさや諸条件によるため一概にはいえませんが、30~40cmのスズメバチの巣の駆除に狭所作業代を加算した場合の相場は24,000~36,000円です。
※1 対応地域・対応する加盟店により異なります ※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます ※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります