多くの蜂は人の出入りが少ない山林などで巣を作りますが、民家に巣を作る蜂も少なくありません。駆除するには手間もお金もかかるため、できることなら最初から巣を作ってほしくないものです。
そこで本記事では、蜂の巣を作らせないための予防策と実行のベストタイミングを解説します。後半では、役立つアイテムリストや巣が作られやすい場所の表なども掲載しているので、ぜひご覧ください。
このような方におすすめ
- 蜂の巣を作られないように予防したい方
- 蜂の巣予防のベストタイミングを知りたい方
- 自分の家で予防すべき場所がどこなのか把握したい方
- 予防策をいつまで続けるべきか気になる方

※1 対応地域・対応する加盟店により異なります
※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります
蜂の巣予防のベストタイミングは2月

まずは、2月が蜂の巣予防のベストタイミングである理由を2つに分けて解説します。
2月が蜂の巣予防のベストタイミングである理由
- 蜂が冬眠中または鈍い時期の対策が最も効果的
- 攻撃的な蜂がいないので作業しやすい
蜂が冬眠中または鈍い時期の対策が最も効果的
蜂が巣作り場所を探し始める前のタイミングで、寄り付き自体を防止すること最も効果的です。ミツバチ・スズメバチ・アシナガバチの活動スケジュールを以下で紹介します。
ミツバチは3月頃から新たな巣作り場所探しがスタート
ミツバチは1年を通して群れを存続させる種類ですが、10月に冬支度を済ませると2月頃までは巣内でおとなしくしています。3月が本格的な活動開始タイミングです。
立春を過ぎる頃に生まれた卵が16~24日をかけて羽化し、群れの数が増えるため、分蜂が開始されます。分蜂は、群れの約半数の働き蜂を連れて旧女王蜂が引っ越しをするというものです。分蜂シーズンは6月頃まで続き、引っ越し先で新な巣が作られます。
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スズメバチとアシナガバチは4月頃から活動開始
スズメバチとアシナガバチの場合、気温が18℃を超える3月下旬~4月頭頃に、女王蜂が冬眠から目覚めます。その後、女王蜂が単独で巣作りを開始し、卵を産むという流れです。
ただし、アシナガバチを専食するヒメスズメバチや他種のスズメバチの巣を乗っ取るチャイロスズメバチなどは、早起きしてもできることがないので、5月頃まで冬眠しています。
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攻撃的な蜂がいないので作業しやすい
上記のとおり、2月はミツバチ・スズメバチ・アシナガバチのいずれも活動を本格化させていません。蜂が寄り付きやすいところでも落ち着いて防除作業を進められるので、このタイミングを狙いましょう。
とくにスズメバチとアシナガバチでは、まだ女王蜂が冬眠しており、働き蜂も存在しないので、最も安全なタイミングといえます。
ミツバチは2月でも既に大群ですが、まだ活動が本格化しておらず、攻撃性が高い蜂でもないため、群れを攻撃さえしなければそれほど危険はありません。
蜂の巣の予防策

予防に役立つアイテムは次章で紹介するので、ここではまず方法について解説します。
蜂を誘引するものを室内に入れる・片づける
蜂はエサ場が近いところに巣を作る傾向があるので、蜂が好むにおいがするものを室内に入れたり、片づけたりしましょう。具体的には次のようなものがあげられます。
蜂が寄ってきやすいもの
- 生ごみ
- 飲み残しのある空き缶
- 花のプランター、花壇
- 樹液の出る木
- 落ち葉溜まりや雑草群(虫が繁殖しやすい場所)
においが拡散しないことが重要なので、ゴミは廃棄し、その他のものは室内に入れるなどの工夫ができればベストです。しかし、地植えの庭木などの室内に入れることが困難なものについては次の対策をご覧ください。
蜂が嫌うものをスプレー・設置する
蜂が巣作りに好む条件のひとつに、雨風と直射日光を遮る屋根や壁があることが含まれます。軒下や屋根裏、葉のお生い茂る樹木などで巣が作られることが多いのも、これが理由です。
巣が作られやすい場所には、蜂用の忌避剤や蜂が嫌うにおいの木酢液などを散布しましょう。木酢液の場合はペットボトルに入れて設置するという方法もあります。この点は次章で解説します。
この方法は、エサ場となるものを撤去できないときにも有効です。地植えの庭木や花壇などの周辺を忌避剤や木酢液で防除しましょう。
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蜂が好む場所への侵入経路を封じる
蜂は巣作り場所として、屋根裏・床下・換気扇の屋外フードの中などを選ぶことがあります。これらの中に入れないように、侵入経路となる場所を塞ぐことを心掛けましょう。
外壁の隙間や亀裂はパテで埋め、通気口や換気扇フードには防虫網を設置することをおすすめします。
なお、この対策に関しては来年以降も効果が続くので、蜂の活動がほとんど停止する12月頃から始めておくのもひとつの手です。事前に実施しておけば、2月には忌避剤の散布などの対策だけで済みます。
蜂の巣予防に役立つアイテム

予防策の中で登場したアイテムを含め、蜂の巣予防に役立つ6つのアイテムを紹介します。
蜂の巣予防に役立つアイテム
- 忌避スプレー
- 木酢液
- 金属製の通気口カバー(防虫網)
- 外壁用パテ
- 蓋付きのゴミ箱
- 駆除用トラップ
忌避スプレー
忌避スプレーは、蜂が嫌がるにおいや残効性の殺虫成分を含んだ薬剤です。効果の持続期間は商品によって差がありますが、上記の「イカリ消毒 スズメバチジェットゴールド」であれば最大6カ月間、効果が持続します。
ただし、効果が長期間続く商品でも雨で流されてしまうので、定期的な再散布は必要です。上記の商品以外にも、強力噴射タイプや、庭木にも使えるものなどがあります。ぜひ次の記事でご確認ください。
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チュウレンジハバチにお悩みなら効果持続の燻煙剤も検討
アース製薬の「ゼロノナイト イヤな虫用 くん煙剤」は、駆除効果が長期間続く燻煙剤です。スズメバチやアシナガバチなどの細腰亜目の蜂は適用害虫に記載されていませんが、広腰亜目(ハバチ亜目)の1種であるチュウレンジハバチは対象です。
チュウレンジハバチはバラを狙ってくる蜂なので、温室やサンルームなどにバラのプランターを置いている方は、使用をご検討ください(※)。
| ※薬剤の使用中は、プランターを別の場所に移動させておく必要があります。 |
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木酢液
木酢液は炭を作るときに生じる煙を、急速冷却で液体にしたものです。蜂が嫌う煙臭を放ちます。
強酸性の液体ですが、希釈すればスプレーとして使えるほか、濃度の高い液体を容器に入れて設置する方法でも効果を発揮します。容器はペットボトルの上部を切り取ったもので構いません。
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金属製の通気口カバー(防虫網)
家の壁面にある通気口や換気扇の屋外フードなどには、規格に適う防虫網を設置することをおすすめします。網の目の細かさは5mm以下がおすすめです。ミツバチは6~7mm、スズメバチは8~9mmの隙間があれば通り抜けられてしまいます。
外壁用パテ
外壁に亀裂や隙間がある場合は、そこから侵入して内壁を通り、床下や屋根裏に到達して巣作りする恐れがあります。外壁リフォームをするとなるとお金も時間もかかるため、応急措置として外壁用パテで埋めておきましょう。
蓋付きのゴミ箱
生ごみや空き缶などを外で管理したい場合には、においが外に漏れないように蓋付のゴミ箱で密閉することをおすすめします。あわせて、ゴミ箱周辺に忌避剤を散布すれば、寄り付きを防げるでしょう。
誘引捕獲トラップ
寄り付きを避けられない場合は、あえて強力に誘引して女王蜂を捕殺してしまうというのもひとつの手段です。女王蜂がいなくなれば巣を作られる心配はありません。
以下の記事では、誘引捕獲トラップだけでなく毒エサや粘着シートなどのトラップも紹介しているので、ぜひご覧ください。誘引捕獲トラップを自作する方法へのリンクも掲載しています。
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効果が立証されていない以上、実行すべき予防策とまではいえません。他の手段を実行できないときに試してみるのはアリですが、効果を期待しすぎず、まずは先述の対策を検討することをおすすめします。
ダミーの巣とオニヤンマの模型の効果については、次の記事でも紹介しています。
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蜂の巣が作られやすい場所を対策しよう

蜂の巣予防をするといっても、自宅の敷地内全体に防除作業をおこなうのは困難です。以下表は蜂が巣を作りやすい場所の例を参考に、巣を作られると最も困る場所から対策を進めることをおすすめします。
| 蜂の営巣場所 | 蜂の種類 |
| 屋根裏 | スズメバチ、ミツバチ、クマバチ |
| 軒下 | スズメバチ、アシナガバチ |
| 壁 | アシナガバチ、ドロバチ |
| ベランダ | アシナガバチ、スズメバチ、ミツバチ、ドロバチ |
| 換気扇の屋外フード | スズメバチ、アシナガバチ |
| 室外機の中 | アシナガバチ、ドロバチ |
| シャッター、雨戸周辺 | アシナガバチ、ドロバチ、スズメバチ |
| 玄関周辺 | スズメバチ、アシナガバチ、ドロバチ、ミツバチ |
| 床下 | スズメバチ、ミツバチ、クマバチ |
| 木の洞(うろ) | スズメバチ、ミツバチ |
| 低木の茂み | アシナガバチ、一部のスズメバチ |
| 土の中 | スズメバチ、マルハナバチ、コシブトハナバチ、ツチバチ、アナバチなど |
たとえば、壁を防除しようとすると範囲が広いため手間もお金もかかりますが、玄関周りだけ、換気扇の屋外フードだけ、と範囲を絞れば取り組みやすくなります。
あるいは、いざ巣ができてしまうと駆除の費用が高額になりやすい屋根裏や床下への対策から始めるのもおすすめです。場所ごとの詳細は、以下の記事から各種リンクをご覧ください。
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蜂の巣に自分で対処しやすいのは6月上旬まで

できる限りの予防策を講じても、巣を作られてしまうことはあります。その場合、自分で駆除しやすいのは6月上旬頃まで、なおかつミツバチ以外の巣に限られます。
スズメバチとアシナガバチであれば、6月上旬頃までならまだ働き蜂がいないか、いても10匹以下であることが多いため、装備さえしっかりしておけば自分でも駆除できる可能性があります。
一方、ミツバチに関しては、分蜂で働き蜂の数が半数になっているとはいっても5,000匹以上が一緒に行動しているので、対処するのは困難です。また、わずか数日で巣が巨大化するため、駆除と撤去の手間がかかります。
次の記事では、上記以外の蜂を含む小さい巣の見た目、自分で駆除できるかどうかの判断基準、プロに依頼した場合の駆除費用などを詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
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蜂の巣の調査と駆除はハチお助け本舗におまかせ!

ハチお助け本舗の特徴
ハチお助け本舗の特徴
- 調査・見積無料(※1)
- 明朗会計
- 忌避剤の使用・巣の撤去処分費込み
- 再発保証付き(※2)
- 状況に応じた適切な加盟店を厳選
- 最速10分で到着
| ※1:対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます ※2:1週間以内に同じ場所で巣が再発した場合に限ります |
ハチお助け本舗の料金
ハチお助け本舗の基本料金は1,980円(税込)~です。
この基本料金に、巣の大きさや場所、部分修繕の必要性などの条件に応じた料金が加算される場合があります。お見積りの内容にご納得いただいた場合に限り、ご契約・駆除実施となりますのでご安心ください。
蜂の巣を駆除した後も予防策を続けることが重要

巣を作られてしまった場合は、巣が拡大する前に駆除しましょう。そのうえで、あらためて予防策を継続することをおすすめします。その理由は、戻り蜂と引っ越しのリスクがまだ続くからです。
戻り蜂は駆除した巣の跡に蜂が戻ってくることを指します。駆除のときに外出中だった蜂は、7日間程度は巣があった場所周辺でウロウロします。残効性の殺虫成分を含む忌避剤などで駆除するか、木酢液などで遠ざけましょう。
蜂の引っ越しにも要注意です。キイロスズメバチやモンスズメバチ、ツマグロスズメバチは、7月頃に働き蜂が増えて巣が手狭になってくると、広い場所を求めて引っ越しすることがあります。
春の予防に成功しても、7月の引っ越しで巣づくりされてしまう恐れがあるということです。以下の記事では、戻り蜂と蜂の引っ越しの双方を解説しているので、ぜひご覧ください。
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予防策は早めに実行!蜂の巣が作られるリスクを低減しよう
蜂の巣予防のベストなタイミングは、蜂の活動が本格化する前の2月です。この時期までに、できる対策はおこなっておきましょう。また、忌避剤の散布などはスズメバチの引っ越しや飛来へのリスクも踏まえて、7月以降も継続することをおすすめします。
ただし、予防策を講じても巣が作られることはあるので油断は禁物です。とくに、山林や自然公園の近くなど、巣が作られやすい場所にご自宅がある場合は、定期的に点検することをおすすめします。早期発見・早期駆除が被害拡大の防止につながります。
自分で駆除・防除を実行するのが難しいと感じたときは、調査・見積無料、アフターフォロー付きのハチお助け本舗へぜひご相談ください。
蜂の巣予防に関するよくある質問
蜂の巣予防に関するよくある質問3つに回答します。
蜂の巣予防のベストタイミングは?
春の巣作りを防ぐための予防策は、2月までに実行しておくのがベストです。各種蜂の活動が本格化する前のタイミングなので、落ち着いて作業を進めやすく、巣作り場所として選ばれるリスクを低減できます。
蜂の巣予防の方法は?
忌避剤の散布、侵入経路となる通気口への防虫網の設置、生ごみや空き缶の密封などがあげられます。誘引捕獲トラップをしかける方法も有効です。
蜂の巣予防はいつまで続けるべき?
春の巣作りを防げても、蜂が引越してくる恐れのある7月頃までは、予防策を継続することをおすすめします。また、巣作りは予防できてもエサ場として毎日やってくることがあるので、場合によってはシーズンオフとなる11月頃まで忌避剤の散布などは続けましょう。

※1 対応地域・対応する加盟店により異なります
※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります