ミツバチの巣の駆除料金はどのくらい?業者の選び方や少しでも費用を抑える方法とは

害虫駆除の代行サービスは、料金の詳細がわかりづらく、いくらかかるか不明で不安だという方も多いかと思います。ミツバチの駆除を業者に依頼すると、費用はどの程度かかるのでしょうか?
ミツバチは自分で駆除することも可能ですが、さまざまな理由から業者に依頼したほうが良い場合も多いです。この記事では、自分でできるミツバチの駆除方法と、どのような場合に業者に依頼すべきか、費用を抑える方法も併せて紹介します。
目次
- ミツバチの巣は自力で駆除可能?
- ミツバチの巣は自力でも駆除できる
- ミツバチの巣を自力で駆除する方法
- 【ミツバチの巣】蜂の巣駆除は専門業者への依頼がおすすめ
- 駆除する手間が一切ない
- 危険がなく、安全に駆除できる
- 駆除に必要な防護服や殺虫剤を購入する必要がない
- 引越し前の巣も駆除してくれる
- 【ミツバチの巣】業者に駆除を依頼した際の料金の相場
- 料金の相場
- 内訳
- 【ミツバチの巣】駆除料金を安くする方法はある?
- 自力で巣の駆除作業を行なう
- 巣が小さいうちに依頼する
- 料金の安い業者を選定する
- ミツバチの巣駆除業者の選び方4選
- 駆除業者の実績をチェック
- 適正な費用設定かをチェック
- 駆除の相談サービスなどがあるかをチェック
- 作業内容について詳しくチェック
- まとめ
ミツバチの巣は自力で駆除可能?
巣の大きさや巣の位置にもよりますが、ミツバチの巣は自力で駆除できることがあります。駆除の準備と詳しい手順を見てみましょう。
ミツバチの巣は自力でも駆除できる
ミツバチは、スズメバチなどの肉食性の蜂と比較すると、気性が穏やかで攻撃性の低い種です。刺激しない限り襲ってくることは稀で、比較的低リスクで自力駆除が可能です。
自治体によっては住人に代わって蜂の駆除を行なってくれることもあります。しかし、ミツバチは人への被害が比較的少ないことから、駆除サービスの対象外とされることも多いです。
なお、自治体に駆除を頼めないケースでも、駆除業者の紹介を受けられる場合や、駆除用の器具を貸し出してもらえることがあります。必要に応じて、市町村の保健所や環境課など、担当窓口に相談してみてください。大型の巣は個体数も多いため、大きくなる前に駆除しましょう。
ミツバチの巣を自力で駆除する方法
具体的に、ミツバチ駆除の方法を“駆除前の準備”“駆除の手順”の順に見てみましょう。
・駆除する前に
温厚なミツバチといえど、蜂の駆除には少なからず危険がともないます。事前に準備を整えておきましょう。
【ミツバチの駆除に必要な道具】
- 防護服(厚手のもの)
- 殺虫剤(射程距離の長い蜂専用のものがおすすめ)
- 懐中電灯
- 枝切バサミ
- ゴミ袋
- 脚立(巣が高所にある場合)
山間の地方や、蜂の事故が多い自治体では、防護服を無償貸与していることもありますので、一度問い合わせてみましょう。
ミツバチは昼行性の昆虫であり、日没後は巣のなかで過ごします。このことから、駆除作業は日没から2~3時間後の夜間に行なうと、比較的安全です。
・<駆除の手順>
1.巣の位置を目視確認する
2.巣に殺虫剤を噴射する
3.巣と蜂の死骸を除去する
殺虫剤は、刺されるリスクを軽減するため、最低でも2メートル離れたところから噴射します。蜂用の殺虫剤には有効射程距離が記載されているため、表記にしたがって使用しましょう。
蜂を駆除したあとの巣は、枝切バサミで根本を切って落とし、ゴミ袋に入れて廃棄します。巣があった場所がベタベタと汚れている場合、お湯で流すと洗い落とせます。脚立やハシゴを利用するときは、転落には十分注意し、安定した場所に設置してください。
ミツバチの駆除の手順は以下で詳細を紹介しています。併せて参考にしてください。
蜂の巣を駆除する3つの方法を初心者向けにわかりやすく解説!
【ミツバチの巣】蜂の巣駆除は専門業者への依頼がおすすめ

前述のとおり、ミツバチは住人自身で駆除するのも選択肢の一つです。しかし、状況によっては自分で駆除することが適切でない場合も多いです。このような場合、専門業者への依頼を検討してみましょう。
業者に依頼した場合のメリットを紹介します。
駆除する手間が一切ない
ミツバチを自力で駆除するには“巣の位置を特定する”“駆除作業をする”“再発予防”“巣の処分”など、すべての作業を自分でしなければなりません。また、蜂に対する専門知識を持っていないため、再発などのリスクもあります。
専門業者を利用すると、自分では一切手間がかからず、蜂の心配やストレスから解放してくれます。
危険がなく、安全に駆除できる
蜂の駆除を自分で行なう場合、蜂に刺されるリスクがあります。ミツバチは、スズメバチなどと比べ危険性の低い蜂ですが、刺されると蜂毒によるアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もゼロではありません。駆除作業は相応の危険をともなうため、蜂に刺されないか常に気を張っていなければなりません。
専門業者に駆除を代行してもらうことで、自らを危険に晒すことなく、安全に巣を除去できます。
駆除に必要な防護服や殺虫剤を購入する必要がない
防護服や殺虫剤など、駆除用品を自分でそろえる必要がないのもメリットです。
蜂に刺されるのを防ぎ、安全に作業するには、厚手の生地でできた専用の防護服が必要です。自治体によっては道具の貸し出しを行なっているところもありますが、自分で用意しなければならないことも。
蜂用のしっかりとした防護服は、10万円以上の価格で販売されていることも多いようです。一度の駆除にかける費用としては少々勇気のいる金額ではないでしょうか。その他、殺虫剤などの用品も自前で準備が必要です。
この点、駆除業者を利用すれば、駆除に必要な道具や薬剤などの用意は一切必要ありません。
引越し前の巣も駆除してくれる
ミツバチは、大所帯になると巣と群れを分けて引越しをする“分蜂”という習性があります。分蜂のタイミングを逃してしまうと、家の別の場所に新たな巣ができる場合や、駆除後に生き残りの蜂が戻って来る可能性があるでしょう。
駆除業者は、蜂に関する専門知識を備えています。分蜂する前に住処を見つけ、一網打尽にすることが可能です。
蜂の駆除に関するご相談はこちら
【ミツバチの巣】業者に駆除を依頼した際の料金の相場
ミツバチの駆除を業者に依頼する場合、気になるのが料金の相場です。おおむねどの程度の費用が何にかかるのか、詳しく確認してみましょう。
料金の相場
ミツバチの駆除を頼んだ際に発生する費用は、低料金帯の業者で1回1万円程度です。ただし、巣の場所や巣のサイズによって料金は変わるため注意が必要です。天井裏など作業のしにくい場所にある場合や、巣が大型化しており駆除の手間が大きい場合、その分の料金が上乗せされます。ミツバチであれば、下は4,000円、上は4万円程度まで料金が変動します。
多くの駆除業者からは、作業前に現場を確認してもらい、費用の見積もりを取得可能です。適正料金か判断できない場合、複数社に見積もりを依頼して、結果を比較してみましょう。
内訳
蜂の駆除には、出張料と作業料の2種類の料金が発生します。
出張料は、現場まで出向く際の交通費など、移動にかかる費用です。移動距離によって変動するため、巣の状況には左右されません。
作業料は、蜂駆除の実作業にかかる料金です。こちらは巣の大きさや位置、危険度など、駆除の難度によって変動します。
【ミツバチの巣】駆除料金を安くする方法はある?
ミツバチの駆除費用は、工夫しだいである程度抑えられます。費用を抑える方法を紹介します。
自力で巣の駆除作業を行なう
自分でミツバチを駆除すれば、料金はかかりません。ただし、道具を自分でそろえる必要があるほか、刺されるリスクも考慮しなければなりません。道具の購入費用や刺された際の治療費を考えると、業者に依頼したほうが安く済むケースは多いです。
巣が小さいうちに依頼する
放置された巣が巨大化してしまうと、その分駆除料金も高額に。発見したタイミングで早期に依頼することで、放置した場合と比較して料金が安くなります。
料金の安い業者を選定する
蜂の駆除料金は業者によっても異なります。複数社に見積もりを依頼して料金を比べることで安い業者を選べます。
ただし、害虫駆除を専門としていない“なんでも屋”“便利屋”を標ぼうしている業者は、低料金でも避けたほうが無難です。十分な駆除を行なえず蜂が戻って来たり、逃げた蜂が近隣に飛散したりする可能性があります。
ミツバチの巣駆除業者の選び方4選

せっかく費用をかけて依頼するなら、一度で根こそぎ退治したいところ。では、ミツバチの駆除を頼む業者は、どのように選べば良いのでしょうか。
駆除業者の実績をチェック
Webサイトの表記や問い合わせなどで、蜂駆除の実績が十分かどうかを確認します。実績が多ければ、その分ノウハウが蓄積している裏付けになります。位置が悪く駆除難度が高い巣も対応できるほか、確実な再発防止も期待できるでしょう。
適正な費用設定かをチェック
駆除の費用を確認し、相場を大きく逸脱していないかもチェックしましょう。どの作業でいくら料金がかかるのか、内訳が明確な業者だと安心度は高いです。
悪徳業者のなかには、作業実施後に追加料金を請求する会社も存在します。そのため、見積もりのあとに料金が増加する可能性がないことを確認してください。
無料見積もりをうたっている業者でも、キャンセルすると出張料を請求されることがあります。こちらも事前にチェックしておくと無難です。
駆除の相談サービスなどがあるかをチェック
蜂の駆除について、相談サービスがあるかも確認したいポイントです。
作業後に、再度の飛来の予防や、蜂が寄り付きにくくなる工夫など、アドバイスを受けられる業者のほうが、依頼する側としても安心です。アフターフォローも頼みやすいので、きちんと相談に乗ってくれる業者を選びましょう。
作業内容について詳しくチェック
作業内容が明確かどうかは必ずチェックしておきましょう。
蜂の駆除に、どういった作業が必要になるのか、詳しく記載している業者は少ないもの。なかには、依頼されていない作業を勝手に行ない、料金を水増しする悪徳業者も存在します。
どのような作業が発生するのか事前に提示してくれる業者なら安心感は高いといえます。
まとめ
ミツバチはスズメバチなどと比べると大人しく、自分で駆除することも可能です。ただし、道具の用意にかかる費用や刺されるリスクを考慮すると、業者に依頼したほうが無難です。
駆除業者の料金は、移動距離と作業内容によって変動し、安い場合は1万円程度におさまることもあります。早期の依頼や相見積もりを利用することで費用を抑えられる場合もありますので、一度相談してみることをおすすめします。
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