蜂の巣を駆除する時間帯は日没後2~3時間後、DIYの作業は1時間~
「蜂の巣の駆除の時間帯って何時ごろがいいのかな?」
「蜂の巣を駆除するのにかかる時間ってどれぐらい?」
と考えている方へ。
蜂の巣を駆除する最適な時間帯は日没後2~3時間後で、退治にかかるのは1時間~です。
ただし、できる限り安全性を高めるには、時間帯以外のことも知っておく必要があります。
このページでは、自宅周辺で蜂の巣を見つけて「スグに駆除したい!」とお考えのあなたに必要な情報をご案内しています。
ぜひお役立てくださいね。
目次
- 蜂の巣を駆除する時間帯は日没から2~3時間後の3つの理由
- ①日中は活発に動いている
- ②夜間は動きが鈍る
- ③夜間は巣に戻っている
- 蜂の巣を駆除するなら時間帯だけじゃなく「時期」も確認!
- スズメバチを駆除する時期は4~6月、11・12月
- アシナガバチを駆除する時期は3~5月、10月
- ミツバチを駆除する時期は4~9月
- 蜂の巣の駆除で時間帯や時期以外に注意すべき5つのポイント
- ①蜂の種類
- ②巣の大きさ
- ③よく晴れた気温が高い日は危険
- ④スズメバチはリスクが高い
- ⑤狭い場所などにできた蜂の巣はリスクが高い
- 蜂の巣の駆除にかかる時間(プロ vs DIY)
- プロの駆除にかかる時間
- DIYの駆除にかかる時間
- 「蜂の巣駆除」を時間をかけずに安全に実施する方法
- 蜂の巣駆除で準備するもの
- 蜂の巣を駆除する6つのSTEP
- ①時間までに準備を整える
- ②2~3mくらいの距離からスプレーを噴射する(2~3分)
- ③巣の穴から内部に向かって殺虫剤を噴射
- ④長い棒で巣を落とし、ゴミ袋に入れる
- ⑤ゴミ袋の中にも殺虫剤を噴射する
- ⑥燃えるゴミの日に捨てる
- 蜂の巣の駆除が難しい時期や時間が無い方はプロへ依頼!
- 蜂の巣の駆除時間のまとめ
蜂の巣を駆除する時間帯は日没から2~3時間後の3つの理由
蜂の巣を駆除する時間帯は、日没から2~3時間後です。
その理由は次の通りです。
蜂の巣を駆除する時間帯は日没から2~3時間後の3つの理由 |
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①日中は活発に動いている ②夜間は動きが鈍る ③夜間は巣に戻っている |
それぞれご案内していきますね。
①日中は活発に動いている
一般的に蜂が活動する時間は6~日没頃までです。
働き蜂の活動サイクルは、朝出かけて日中はエサを探し、日没後に巣へ戻るという流れです。
午前中から夕方までは、多くの蜂が巣にいない時間ですので、チャンスのように思えるかもしれません。
ですが、その時間帯での駆除には、次のようなリスクがあります。
日中に駆除するリスク |
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・蜂が活動的で刺される危険性が高い ・戻ってきた蜂に襲われる可能性がある ・巣を攻撃されていることを確認した蜂に襲われる |
ですので、日中ではなく、日没後に退治をしてください。
②夜間は動きが鈍る
ハチは変温動物ですので、気温が低下すると動きが鈍くなります。
日没後、温度が下がるにつれて、ハチは段々おとなしくなりますので、タイミングを見計らって退治すれば、比較的安全です。
なお、日没時間は季節で異なります。
例えば、東京の日没時間は、7月は19時頃、10月は17時頃と季節によって大きく異なります。
また、地域によっても異なりますので、日没時間を国立天文台の「各地のこよみ」などで確認しておいてください。
参考)生理学研究所
③夜間は巣に戻っている
蜂は夜目(よめ)が効かず、夜になるとほとんど目が見えなくなり、思ったように飛べなくなります。
そのため、巣に戻っています。
一部の蜂は見張りで巣の外にいますが、その他の蜂は、巣の中を一定の温度に保ちながら、巣の中での活動に取り組んでいます。
ほぼ全ての蜂が巣にいるこの時間帯に駆除すれば、一網打尽で効率的です。
なお、モンスズメバチだけは、夜にも活動しますので、時間帯を23時間以降にしてください。
モンスズメバチの特徴はこちらの写真の通りです。
より詳しい見分け方は、こちらの「蜂の種類の見分け方」でご確認いただけます。
モンスズメバチの可能性がある場合はチェックしておいてください。
蜂の巣を駆除するなら時間帯だけじゃなく「時期」も確認!
蜂の巣をDIYで駆除することをお考えなら、時間帯だけではなく、活発になる時期も重要です。
毎年、最盛期は蜂に刺される人が急増しますので、この時期はプロに依頼することをおすすめします。
活発になる時期は、次のように蜂の種類ごとに少し異なります。
・国内で注意すべき3種類の蜂が活発になる時期
リスクの高い順にご案内していきますね。
スズメバチを駆除する時期は4~6月、11・12月
スズメバチはリスクが高いのでDIYでの駆除はおすすめしませんが、それでも巣を駆除したい方は、4~6月、11・12月の日没から2~3時間後にしてください
理由は活発な時期が7~10月だからです。
・スズメバチの活動期と活発な時期
活動時期 | 活発な時期 |
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4~12月頃 | 7~10月頃 |
スズメバチは、基本的に気性が荒いですが、活発な時期はより攻撃的になります。
活発な時期は4ヶ月と長いです。
特に8月下旬から10月頃は、スズメバチにとって重要な時期で、次世代に引き継ぐ準備をするため、巣のサイズや蜂の数が最大になってしまいます。
この時期は、蜂に刺される人が最も多いので、DIYではなく、プロへの依頼をご検討ください。
アシナガバチを駆除する時期は3~5月、10月
アシナガバチの巣をDIYで駆除するなら3~5月、10月の日没から2~3時間後です。
・アシナガバチの活動期と活発な時期
活動時期 | 活発な時期 |
---|---|
4~12月頃 | 7~9月頃 |
アシナガバチもリスクが高い種類の蜂です。
活発な時期は3ヶ月で、7~8月頃に最も活発で攻撃的になります。
活発な時期はスズメバチよりも短いですが、この時期はDIYではなく、プロに依頼することをおすすめします。
ミツバチを駆除する時期は4~9月
ミツバチの巣をDIYで駆除するなら4~9月の日没から2~3時間後です。
・ミツバチの活動期と活発な時期
活動時期 | 活発な時期 |
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2~12月頃 | 10~11月、2~3月 |
ミツバチの活動期は長く、ほぼ1年にわたって活動しています。
夏に活発になるスズメバチやアシナガバチと異なり、ミツバチが活発になるのは越冬前の準備期間の10~11月、越冬後の2~3月です。
この時期はDIYではなく、プロに依頼することをおすすめします。
蜂の巣の駆除で時間帯や時期以外に注意すべき5つのポイント
蜂の巣を駆除する際に注意すべき5つのポイント |
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①蜂の種類 ②巣の大きさ ③良く晴れた気温が高い日は危険 ④スズメバチはリスクが高い ⑤狭い場所にできた蜂の巣はリスクが高い |
蜂の巣を低リスクで駆除するなら、時間帯以外に上記のポイントに注意してください。
それぞれご案内していきますね。
①蜂の種類
蜂の巣を低リスクで駆除する場合、活発な時期を避けるべきです。
先ほどもご案内したように、どの蜂も日没から2~3時間後なのは一緒ですが、活発な時期は蜂の種類によって次のように異なります。
蜂の種類 | 狙い目の時期 |
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スズメバチ | 4~6月、11・12月 |
アシナガバチ | 3~5月、10月 |
ミツバチ | 4~9月 |
蜂の種類を間違えると刺されるリスクが高くなりますので、しっかりと種類を見分けるようにしてください。
蜂の種類を見分ける方法はこちらの「蜂の種類の見分け方」でご確認いただけます。
なお、モンスズメバチは夜遅くまで活動していますので、活動が収まる時間帯を狙ってください。
②巣の大きさ
15cm以上の蜂の巣は自力で駆除しないようにしてください。
これぐらいのサイズの蜂の巣の中では、蜂が羽化し、働き蜂が増加してい可能性が高いからです。
巣が15cm未満ならDIYでも対処できますが、10㎝を越えているなら急いでください。
蜂が活発になりつつありますので、このまま蜂の巣をほっておくと、急スピードで巣が大きくなります。
それに伴って蜂の数が増え、神経質になり、攻撃的になります。
なお、スズメバチやアシナガバチの場合、作り始めたばかりの巣に関しては女王蜂が1匹で巣作りを行なっています。
女王蜂は比較的大人しいため、巣が小さいうちであれば駆除しやすいです。
③よく晴れた気温が高い日は危険
スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチはいずれも20℃~で活動が活発になります。
夜の時間帯でも20℃を越えるような日が続く真夏日は危険です。
狙うなら雨が降っている日や気温が下がる日です。
蜂の羽は繊細な作りのため、雨に濡れただけでうまく飛べなくなり、動きが鈍くなります。
蜂は変温動物のため、寒い日も苦手です。
曇りの多くなる梅雨の時期(5月末から7月中旬まで)は、気温が下がり、雨が降りますので、特にスズメバチとアシナガバチを駆除するのに適したシーズンです。
梅雨の時期はその年や地域で異なりますので、天気予報をチェックしてくださいね。
④スズメバチはリスクが高い
スズメバチは日本で最も刺されるリスクが高いハチです。
毒性が強く、毎年十数人が亡くなっていますので、素人が駆除すると危険です。
非常に攻撃性が高く、数が増えて神経質になっている場合、数m~15m以内の距離に入ると攻撃してくることがあります。
また、知らずに巣の近くを通った場合、その振動だけで襲い掛かってくることがあります。
スズメバチの巣を放置しておくと、大きなもので直径が60cm~、重量は8kg~、ハチの数が1,000匹以上となり、手に負えない状態になります。
参考)都市のスズメバチ
⑤狭い場所などにできた蜂の巣はリスクが高い
狭い場所とは、具体的には、床下や壁の隙間などの窮屈なスペースのことです。
十分な作業スペースの確保が難しいだけでなく、安全に作業しにくいことも問題です。
この他、屋根裏やベランダ、軒下などの高い場所にできた蜂の巣も、安全に駆除をするのが難しいです。
参考)都市のスズメバチ
蜂の巣の駆除にかかる時間(プロ vs DIY)
時間帯や種類別の時期、時間帯以外に注意すべきポイントをご案内してきました。
ここからは、プロとDIYの場合の駆除にかかる時間をご案内していきます。
プロの駆除にかかる時間
プロなら最短で10分程度です。
軒下など見えるところにある場合は10分~1時間程度と早いです。
ですが、屋根裏など見えづらいところにある場合は2時間ほどかかることがあります。
もちろん、プロといえど、苦戦することもあり、2時間以上かかることもまれにあります。
DIYの駆除にかかる時間
DIYで駆除する場合は、軒下などの難易度が低い場所でも1時間程度はかかります。
屋根裏などの難易度が高い場所の場合は数時間かかるかもしれません。
時間がかかるだけでなく、刺されるリスクがとても高いので、基本的にはプロに依頼するようにしてください。
費用についてですが、自力の場合はしっかり準備すると道具代で1万円~かかりますが、プロに依頼する場合は4,400円~です、
金額は場所や巣の大きさで異なりますが、意外にリーズナブルな金額ですむ場合がありますので、プロへの依頼を検討してみてください。
費用について、より詳しくはこちらの「蜂の巣駆除の相場費用」でご確認いただけます。
「蜂の巣駆除」を時間をかけずに安全に実施する方法
時間をかけずに安全に駆除するには、事前の準備と効果的な方法がポイントです。
詳しくご案内していきますね。
蜂の巣駆除で準備するもの
準備するもの | 概要 |
---|---|
防護服 | 蜂の駆除を目的とした専用の防護服。代用品有。 |
手袋 | 袋は蜂の針を通しにくい厚手の素材(軍手や革の手袋など) |
長靴 | 長靴はビニール製のもの。ズボンの裾を長靴の中に入れ紐で縛っておく。 |
殺虫剤 | 合成ピレスロイド系の成分配合のハチ専用のスプレー。ホームセンターなどで販売されている。 |
長い棒 | 直接触らないように、物干し竿のような長い棒を用意。 |
ゴミ袋と虫取り網 | 虫取り網にゴミ袋を入れておくとスムーズ。 |
この中で一番金額が高いのは、蜂の駆除を目的とした専用の防護服です。
1万~10万円前後します。
市役所では、無料で防護服を貸し出ししているところもありますので、調べて問い合わせてみてくださいね。
高額で購入できず、自治体で無料貸出もしていない場合、代用品をご用意ください。
白色に近い明るい色で襟や袖口に隙間がない、厚手の長袖・長ズボンで代用できます。
さらに上からレインコートを着するとより安心です。
虫取り網にゴミ袋を入れておき、長い棒で蜂の巣を叩き落して、ゴミ袋に入れると楽に作業ができますよ。
蜂の巣を駆除する6つのSTEP
蜂の巣を駆除するSTEP |
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①時間までに準備を整える ②2~3mくらいの距離からスプレーを噴射する(2~3分) ③巣の穴から内部に向かって殺虫剤を噴射 ④長い棒で巣を落とし、ゴミ袋に入れる ⑤ゴミ袋の中にも殺虫剤を噴射する ⑥燃えるゴミの日に捨てる |
それぞれご案内していきますね。
①時間までに準備を整える
駆除する日時を決めたら、日中に巣の場所や穴の位置を確認しておき、スムーズに作業が始められるように準備しておいてください。
蜂の巣を確認する際は、近づきすぎないように気を付けてくださいね。
当日は、時間までに駆除に必要な道具を揃え、防護服を着ておいてください。
②2~3mくらいの距離からスプレーを噴射する(2~3分)
巣から2~3mくらい離れたところまで移動します。
そこから巣の表面に向かって2~3分ほどスプレーを噴射してください。
③巣の穴から内部に向かって殺虫剤を噴射
続いて、巣の内部にいる蜂を駆除するために、穴から内部に向かって殺虫剤を噴射します。
頃合いを見て、動く蜂がいなくなったかどうかを確認してください。
蜂が動いている場合は噴射を続けます。
④長い棒で巣を落とし、ゴミ袋に入れる
蜂が動かなくなったら、虫取り網にゴミ袋をセットしたものを巣の下に置きます。
続いて、長い棒を使って巣をはたき落とし、ゴミ袋内に入れます。
⑤ゴミ袋の中にも殺虫剤を噴射する
ゴミ袋の中に殺虫剤を噴射してゴミ袋を閉じます。
蜂が再び巣に戻ってくるのを防ぐために、巣があった場所に殺虫剤を散布しておいてください。
⑥燃えるゴミの日に捨てる
最後に、駆除した蜂の巣が入ったゴミ袋は、燃えるゴミとして処分します。
蜂の巣の駆除が難しい時期や時間が無い方はプロへ依頼!
次のような時期の場合は、刺されるリスクが高いので、基本的にプロに依頼する方向でご検討ください。
蜂の種類 | 活発な時期 |
---|---|
スズメバチ | 7~10月ごろ |
アシナガバチ | 7~9月ごろ |
ミツバチ | 10~11月、2~3月 |
プロに依頼すればあなたが刺されるリスクはありません。最短で10分~、屋根裏など難易度が高い場所でも2時間ほどです。
※ケースによってはそれ以上かかることもあります
費用は次の通りです。
蜂の種類 | 相場 | ハチお助け本舗 |
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スズメバチ | 16,288円~ | 9,900円~ |
アシナガバチ | 9,158円~ | 4,400円~ |
ミツバチ | 11,929円~ | 4,400円~ |
自分で駆除する場合、防護服が1万円~かかりますので、プロへの依頼を検討されることをおすすめします。
まれに、悪質な業者、悪徳な業者がいますので、次の点に注意してください。
良心的な業者を選ぶポイント |
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①支払い方法が豊富にある ②24時間365日の受付体制がある ③具体的なアフターフォローがある |
悪質な業者の場合、社会的な信用度が低く、支払い方法が少ないことがあります。
サービス体制として24時間の受付を整えることができません。
ハチお助け本舗では、各種クレジットカードや楽天ポイント・Tポイントが付きますし、QR決済にも対応しています。
1年中24時間受付できる体制を整えており、土日祝・夜間も営業しています。
また、1週間以内に同じ場所に巣ができた場合は無償で駆除してくれるというアフターフォローが付いています。
さらに、「ホームページを見た」と伝えると1,000円割り引いてくれます。
選ぶならこうしたサービスレベルが高く、リーズナブルな業者に依頼するようにしてくださいね。
蜂の巣の駆除時間のまとめ
このページのまとめ |
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・蜂の巣を駆除する時間帯は夜 ・DIYでする場合は入念な準備をする ・時期やDIY難易度を考えてプロへの依頼も検討 |
蜂の巣をDIYで駆除する場合は蜂の種類を知り、時期や時間帯、サイズなどを把握し、道具を揃えてから実施してください。
ハチが活発な時期だったり、巣が狭い場所にあったりする場合は、プロに依頼することをおすすめします。
ハチお助け本舗は、サービス力が高いだけでなく、スピーディで確実な駆除をしてくれるといった評判があります。
まずはお気軽にご連絡ください。