蜂はもう寄せ付けない!寄ってくる5つの原因と対策方法を徹底解説
「ベランダに蜂がっ!?寄せ付けないようにしたい…」
「庭に蜂がいて怖い…。なんで寄ってくるの?」
ブーン…という音がして振り向くと、蜂が飛んでいて、心臓が飛び出るぐらいビックリすることってありますよね。
特にお子さんや高齢の方がいると、気が気ではありませんよね。
それに気を付けていても、何かの拍子に家に入ってきてしまうという可能性もあります。
このページでは、蜂が寄ってくる原因と寄せ付けない方法をご案内していきます。
安全な毎日を取り戻してください。
目次
寄せ付けないために、蜂が寄ってくる5つの原因を知ろう!
蜂が寄って来る5つの原因 |
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①ゴミが置いてある(エサが多い) |
寄ってくる原因について、それぞれご案内していきますね。
原因①:ゴミが置いてある(エサが多い)
スズメバチの幼虫は昆虫だけでなく、人間が食べる肉も餌にします。
そのため、庭やベランダに生ゴミを置いておくと、蜂が寄ってくることがあります。
彼らが活動を始める4月~10月までは、生ゴミなどは長期間外に放置しないようにしてください。
原因②:黒い物が多い
蜂は黒色の物を敵と判断し、攻撃する習性があります。
黒の他に、茶色や青色などの暗い色も攻撃対象としています。
蜂がなぜ暗い色に反応するのか?については、次のように諸説あります。
- ・スズメバチの天敵のクマが黒色だから
- ・哺乳類の弱点(急所)の目が黒色だから
いずれにせよ、庭やベランダに黒い物、暗い色のものが多いと寄ってきます。
また、黒い服や髪の毛にも寄ってきます。
この原因の場合は片付ければ解決します。
余談ですが、蜂は視覚が未発達で、視界はモノクロのため、色を正確に認識できません。
原因③:強いニオイがする物を付けている、置いてある
蜂は嗅覚が優れており、次のような習性があります。
- ・花の蜜をニオイだけで見つける
- ・フェロモンで仲間と連絡を取り合う
ですので、次のようなニオイを敏感に嗅ぎ取ることができます。
- ・制汗スプレー
- ・洗剤
- ・柔軟剤
- ・香水
- ・整髪料
- ・体臭
- ・汗のニオイ
- ・お菓子
- ・ジュース
この場合は、ニオイのあるものを片付ければ解決できます。
汗をかきやすい人はこまめにシャワーを浴びて、清潔さを保ってください。
ただ、ジュース缶に入り込んだ蜂に気付かず、飲もうとして刺されてしまった人もいますので、細心の注意を払う必要があります。
原因④:蜂が暖かい場所を求めている(秋~冬)
蜂は温度変化に弱いため、冬の間は、暖かい場所を求めて移動することがあります。
例えば、干している洗濯物が日の光で暖かくなっていると、その中や裏に身を寄せます。
それに気付かずに取り込んでしまい、潜んでいた蜂に刺されてしまうことがあります。
夏に蜂をよく見かけた人は、秋から冬の洗濯物にはお気を付けくださいね。
この場合は、巣の駆除をしておくことで予防できます。
さらに、ハッカ油のスプレーを2週間に1度の間隔で撒いておくと効果的です。
原因⑤:営巣(えいそう)しやすい場所がある
営巣とは、巣を作ることです。
蜂は次のような雨や風を防ぐことができる閉鎖的な場所に巣を作ります。
- ・軒下
- ・ベランダ
- ・庭の植え込み
- ・床下
- ・空き家
- ・換気扇フード
- ・通気口
- ・エアコンの室外機
蜂が巣を作り始める4月から5月まで間に、こうした場所に重点的に対策をすることで、蜂を寄せ付けなくすることができます。
これで万全!蜂を寄せ付けない5つの方法
蜂を寄せ付けない方法 |
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それぞれご案内していきますね。
方法①:整理整頓をする
先ほど、蜂が寄ってくる原因を挙げました。
- ・ゴミが置いてある
- ・黒い物が多い
- ・強いニオイの物が置いてある
ですので、ゴミを外に放置せず、黒色(茶や濃いグレー、青などの暗い色)の物は置かず、強いニオイがする物は片付けてみてください。
方法②:植木鉢や置物を撤去する
庭やベランダに置きっぱなしの植木鉢や置物は、蜂の巣作りに適した場所です。
自宅の庭やベランダに未使用で置いてある場合は撤去してみてください。
また、蜂は嗅覚が優れていますので、庭に植えてある花が発する香りに寄ってきます。
次のような強い香りの花は、できる限り植えないようにしてください。
- ・ラベンダー
- ・スイセン
※左がラベンダーで、右がスイセンです
方法③:蜂退治のグッズを使う
蜂退治のグッズとは、蜂用のスプレーやハッカ油、木酢液などのことです。
もしスプレーを使う場合は、一般的な防虫スプレーではなく、蜂専用の製品を選ぶようにしてください。
蜂が営巣する場所は多いですが、丁寧にスプレーをしてくださいね。
3月~4月の巣を作る前などがベストなタイミングです。
スプレーの選び方やおススメのアイテムはこちらの「蜂駆除スプレーのおすすめの5選!選び方の6つのポイントも解説」をご覧ください。
ハッカ油のスプレーやトラップ、木酢液を使ったトラップも、寄せ付けない効果があります。
いずれもとても効果てきめんです。
例えば、こちらの動画(0:48)では、「巣にハッカのスプレーをかけると、アシナガバチが逃げ出していく様子」が分かります。
グッズについては、より詳しくは「蜂退治用のグッズ8つをおすすめ順に掲載!蜂を寄せ付けない効果アリ」でご案内していますので、参考にしてみてください。
方法④:防虫ネットで侵入防止する
防虫ネットを貼れば、家の中へ蜂を寄せ付けないようにできます。
防虫ネットは次のような場所に設置します。
- ・換気扇フード
- ・通気口
- ・エアコンの室外機
設置が簡単なものが多く、ベランダや家の屋根面にフックを貼り付け、ネットを通すだけで使うことができます。
ホームセンターなどで購入できますよ。
網目の細かいネットをお求めください。
方法⑤:蜂専用の捕獲器をセットする
捕獲器の中にはニオイを発する誘引剤が入っています。
そのニオイに寄ってくる蜂を捕獲して、蜂を家の中に寄せ付けないようにすることができます。
家の玄関や勝手口、窓などに設置すると、家に入ってきてしまいますのでお気を付けください。
効果がだんだんと落ちてしまいますので、誘引剤をこまめに取り換える必要があります。
蜂が家に入ってきた場合に追い出す手順
家に侵入してきた蜂を追い出す手順 |
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①そっと動いて刺激しない |
蜂は動きのある物に反応します。
ですので、まずはそ~~~っと動くようにしてください。
怖いですが、感情のままに動くと襲ってくるかもしれません。
次に、追い出すために、部屋を暗くして窓を開けてください。
自然に出て行ってくれるのを待つだけでなく、さらに次のようにするとスムーズに出て行ってくれる可能性が高まりますよ。
- ・部屋の中のニオイがあるものを外に出す
- ・窓の外に強いニオイのする芳香剤などを置いておく
とにかく刺激しないように待ってくださいね。
急いでいる場合の対策(慎重に!) |
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急いでいる場合は、強硬手段として蜂用のスプレーを使うという方法もあります。 その場合は、厚手の服を重ね着して、マスクと軍手、靴下を二重にして、ゴーグルをかけて、噴射してください。 反撃してくる可能性もありますし、爬虫類や両生類、魚類にダメージを与えてしまいますので、慎重にご検討くださいね。 スプレーの選び方や使い方についてはこちらの「蜂駆除スプレーのおすすめの5選!」でご確認いただけます。 |
ハチを寄せ付けない対策をしてもダメだった場合の対策
対策は2つあります。
- ・自分で駆除する
- ・プロに依頼する
それぞれご案内していきますね。
対策①:自分で駆除する
4月~5月の巣が小さい時期なら、比較的安全に自分で駆除することができます。
ただし、スズメバチの場合は、その時期でもリスクが高いので、プロに駆除を依頼することをご検討ください。
駆除は、蜂用のスプレーで行います。
手順は次の通りです。
①日没後2時間を待つ
②厚手の服を着る
③2~3mぐらいのところで噴射する
④翌日、巣を確認する
⑤巣を落としてゴミ袋に入れる
蜂は日中、巣の外に出かけて活発に動いています。
日没ごろに巣に帰ってきて、日没に時間後には、全ての蜂が巣やその周辺にいる状態になります。
この時間を見計らって、駆除を実行してくださいね。
駆除方法について、より詳しくはこちらの「蜂の巣を駆除する時間帯は日没後2~3時間後」でご確認いただけます。
対策②:プロに依頼する
プロに依頼する場合は、失敗や後悔が無いようにしてください。
失敗や後悔とは、悪質な業者に依頼してしまって、「簡単な作業なのに10万円も請求された!」といったことです。
次のようなポイントに沿って選ぶようにすると、こうしたことは起きづらいです。
プロを選ぶポイント |
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①経験豊富で技術力が高い |
駆除実績が豊富で、ミツバチ・アシナガバチ・スズメバチにも対応している技術の高い業者に依頼するようにしてくださいね。
蜂の巣を駆除しても、取り逃した蜂が戻ってきたり、他の蜂が巣を作ったりすることがあります。
アフターフォローとはこうしたケースに対して、一定期間なら無料で駆除してくれることです。
それでいて費用は相場程度な業者をお選びください。
これらのことをホームページで確認しやすいかどうかも重要なチェックポイントです。
ハチお助け本舗では、4万件の実績があり、アフターフォローが付いていて、費用はリーズナブルです。
電話代は無料ですし、見積もりも無料ですので、まずはお気軽に電話をしてみてください。
蜂を寄せ付けない方法のまとめ
このページのまとめ |
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蜂が飛んでいるということは、近くに巣があるということです。
蜂は条件の良い場所を求めて巣を作ります。
寄せ付けないようにするには、寄ってくる原因へ対処する必要があります。
色々と対策をしても巣を作られてしまったら、プロに巣の駆除を依頼してください。
ハチお助け本舗に依頼すると、失敗や後悔なく、駆除することができますよ。