隣の家にスズメバチの巣がある場合、自宅にもスズメバチが飛来するようになるため、恐怖をおぼえることは少なくありません。隣人には早急に駆除してもらいたいものです。しかし、隣人と常日頃から会話する関係でない限り、催促するのも躊躇われます。
そこで本記事では、隣の家のスズメバチの巣を駆除してもらうための、穏便な伝え方とNG行動をセリフの具体例とともに詳しく解説します。隣の家の所有者がわからない場合とスズメバチに刺された場合の対応も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
このような方におすすめ
- 隣の家にスズメバチの巣を駆除してほしいと伝えたい方
- 隣の家のスズメバチの巣を勝手に駆除してもいいか悩んでいる方
- スズメバチの巣がある隣家の所有者がわからず困っている方
- 隣の家のスズメバチの巣のせいで刺されたらどうすべきか不安な方

※1 対応地域・対応する加盟店により異なります
※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります
目次
まずは隣の家の所有者・管理者を確認しよう

蜂の巣駆除の責任は土地・建物(不動産)の所有者にあるので、まずは所有者を確認しましょう。ただし、不動産会社や管理会社に管理が委託されている場合は、管理者に責任があります。
隣の家に住んでいる人がいる場合
隣の家が一軒家の場合は、住民が所有者である可能性が高いと考えられるため、住民に駆除の責任があるといえます。後述する「隣の家の住民にスズメバチの巣を駆除してもらう方法する」を参考に、伝え方を検討しましょう。
賃貸物件の場合は、集合住宅なら物件オーナーまたは管理を委託されている管理会社にスズメバチの巣を駆除する責任があります。賃貸物件の塀や壁などに連絡先の看板があれば、連絡してみましょう。
ただし、一軒家タイプの貸家の場合は事情が異なります。賃貸借契約書で物件の維持管理の責任を入居者としている場合が多いためです。賃貸物件に関するスズメバチの巣の駆除の詳細は、次の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
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隣の家が売り出し中の物件の場合
売り出し中物件の場合は、不動産会社等への連絡先を記した看板が設置されていることが多いので、そこに連絡しましょう。近隣トラブルが生じることは売却に影響するため、不動産会社が迅速に対処してくれるはずです。
隣の家が空き家の場合
空き家の場合も所有者に管理責任がありますが、所有者がわからないケースが少なくありません。
とくに住民が亡くなったことで空き家になった物件の場合、相続によって権利者・所有者が複数人の親族に分散している可能性もあります。こうなると「誰かが対処するはず」と全員が考えて対応しないことがあるため、自ら解決することは困難です。
隣の家が空き家で、所有者と連絡することが難しい場合は、管轄の自治体の窓口に相談しましょう。自治体が所有者を特定して連絡してくれるほか、通行人にも被害が生じる可能性が高いときは、対応までおこなってくれる可能性があります。
隣の家の住民にスズメバチの巣を駆除してもらう方法

隣の家の住民への穏便な伝え方と、伝えても対応してくれなかったときの方法を解説します。
まずはスズメバチの巣を発見したことのみを伝える
相手がスズメバチの巣に気付いているにもかかわらず、意図的に放置しているとは限りません。スズメバチの巣があることに気付いていないだけの可能性もあるので、責任を追求する姿勢で挑むのはNGです。
まずは、発見したことを伝えるというスタンスで、チャイムを鳴らしてみましょう。たまたま居合わせたときにお話しする方法でも構いません。気付いていなかっただけなら対処してくれるはずです。伝え方は以下をぜひ参考にしてください。
穏便な伝え方の例
- 突然すみません、買い物がてら外に出たら気付いたことがありまして。軒下にスズメバチの巣ができているみたいです。窓を開けると危険かなと思ってお伝えしにきました。
- 最近、スズメバチをよく見るようになったので家の周りを点検していたんですけれども、お宅の軒先にそれっぽいものがありまして、ちょっと確認していただけませんか。
- お宅の外壁にスズメバチの巣らしきものが見えたので、念のためお知らせに参りました。小さいお子さんやご家族が刺されたら大変だと思いまして。
- あの、もしかするとなんですが、床下にスズメバチの巣ができていたりしませんか?スズメバチが通気口から入っていくのが見えまして…もしやと思いお伝えしにきました。
上記を参考に、相手との距離感や状況にあわせてカスタマイズしましょう。
ポイントは「あなたの家をジロジロ見ていたわけではありません」という、たまたま気付いた感を盛り込むことです。その上で、あくまでも「あなたが心配で」という親切心で伝えたというニュアンスを重視しましょう。
「お金がない」「あなたが駆除してよ」と言われた場合
巣があることを伝えたときに、「お金がない」と暗に駆除を拒否されたり、「あなたが駆除してよ」と責任転嫁されたりしたときは、次のように返答しましょう。
相手に駆除する意思がないときの対応
- 通行人や宅配の人などが刺されちゃうと、治療費負担とかになっちゃうと聞いたことがあるので、それも心配で…
- 昔住んでたアパートでのことなんですけど、「建物の所有者以外が連絡しても出動できない」って蜂駆除業者に言われたことがあって…
- この地域の役所は無料で駆除対応してくれるらしいです。建物の所有者以外が連絡しても対応してくれないみたいなんですけど…
- 私の実家での話なんですが、火災保険に付帯しているサービスが使えたことがあったので、保険の契約書を見てみるといいかもしれません
「自分に被害が及ぶから」というニュアンスでは相手が意固地になる可能性が高いので、第三者の存在を示した上で、被害に及べば治療費の負担などの実質的な費用負担がかかることを、暗に伝えることをおすすめします。
ただし、その際に「損害賠償」など強い言葉は使わないことが無難です。過去の経験(実体験か否かに関わらず)を織り交ぜるなど、やわらかなニュアンスを維持することがコツです。
また、ニュアンスをやわらかくするためであっても、「私が代わりに手配できたらよかったんですけど」などとは言わないことをおすすめします。後半で詳しく解説しますが、費用負担を迫られるきっかけになりかねません。別のトラブルに発展するリスクがあります。
「建物の所有者以外が連絡しても対応してくれないみたいなんですけど…」の後は言葉を濁して相手の反応を待ってください。
なお、自治体や火災保険の内容によっては、上記のように費用負担を軽減できる場合があります。自治体については以下で詳しく解説します。
スズメバチの巣の駆除を無料で対応する地域の場合は伝えると親切
一部の地域では、自治体が無償でスズメバチの巣の駆除を実施、あるいは駆除にかかった費用を後日補償してくれる場合があります。
たとえば東京都三鷹市では、スズメバチの巣の駆除なら民間所有の土地建物でも公費でおこなわれます。また、埼玉県深谷市では補助金が出る制度を設けています。
このような情報を伝えると、アクションしてもらいやすくなるので、お住まいの地域を管轄する自治体のホームページなどを、事前に調べてから相手に話に行くとスムーズです。
参考
三鷹市「スズメバチの巣の駆除」
対応してくれなければ自治体の窓口に相談
上記のような伝え方をしてもなお相手が対応しないときは、地域を管轄する自治体の窓口に相談しましょう。通行人が刺されるリスクもあるため、自治体も放置はできないからです。
ただし、自治体から隣人へ連絡がいけば、隣人が不満を抱える可能性はあります。巣が放置されるリスクと天秤にかけたときに、どちらを優先するべきかを判断しましょう。
また、隣人に伝えてから1週間ほどは待つことをおすすめします。1週間程度であれば、蜂駆除業者の手配中の可能性があるからです。
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隣の家のスズメバチの巣に対するNG行動

伝え方のポイントとも関連するNG行動を解説します。
蜂駆除業者を呼ぶ
先述のセリフ例にもあったとおり、物件所有者以外が連絡しても蜂駆除業者は出動できません。なんとしてでも来てもらうために、隣家であることを黙ったまま呼んだとしても、調査にも着手できないので蜂駆除業者は帰るほかありません。
費用負担を申し出るのもトラブルのもと
蜂駆除業者を呼ぶための費用負担を隣人に提案するのはおすすめしません。
自らが呼んだ蜂駆除業者の作業によって、隣家の外壁等に汚損が生じた場合、責任を問われかねないからです。ほんのわずかな傷であっても、修繕費まで請求される恐れがあります。
相手が呼んだ蜂駆除業者の費用を負担すると申し出るのもNGです。契約者が隣人であれば金額の確認と交渉ができないので、トラブルになりかねません。相手が呼んだ業者が悪質な業者というケースもあるからです。
自分で駆除する
隣の家のスズメバチの巣をこっそり自分で駆除するという方法は絶対NGです。次のようなリスクがあります。
隣の家のスズメバチの巣をこっそり駆除した場合のリスク
- 外壁や屋根が傷つけば損害賠償請求に発展する
- 不法侵入を問われる
- スズメバチに刺されるリスクがある(治療費の請求もできない)
いかにこっそり実行したつもりでも、監視カメラや車載カメラで発覚する可能性があるので、絶対にやめましょう。
SNSで晒す
隣家の住民を断罪するような文言を記載した場合は、名誉棄損罪に問われる可能性もあります。
悪意ではなく「でっかい巣!びっくりした」のような形で、写真を投稿するのもNGです。通常、風景を撮影すること自体は問題ありませんが、特定の家となればプライバシー権の侵害、あるいはネット上で住所が特定されるといったトラブルに発展しかねないためです。
隣の家のスズメバチの巣が駆除されるまでにできること

隣の家の住民がスズメバチの巣を駆除してくれるまでの間に、すこしでもリスクを減らすためにできるこをと解説します。
換気扇を24時間稼働させる
換気扇を止めるとスズメバチが室内まで入ってきてしまうことがあるので、換気扇は24時間稼働させることをおすすめします。換気扇が作動していれば、ファンに阻まれるため侵入してくることはありません。
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エアコンの排水ホース(ドレンホース)に防虫キャップをつける
スズメバチがエアコンの排水ホース(ドレンホース)を伝って室内に侵入することがあります。家庭用エアコンの排水ホースの直径は14mm~16mmほどで、多くのスズメバチが入ってこれるサイズだからです。
排水ホースの排水口は屋外に剥き出しになっているので、排水口に防虫キャップをとりつけましょう。スズメバチだけでなく、害虫対策としても有効です。エアコンの対策は次の記事をご覧ください。
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忌避剤を散布する
忌避剤は、スズメバチが嫌がる臭いや残効性の殺虫成分を含む液体です。玄関や窓の周辺、出入りの動線に忌避剤を散布しておくと、スズメバチの寄り付きを防げます。花のプランターや花壇の周辺など、スズメバチのエサ場になりそうな場所にも有効です。
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トラップで個体数を減らす
スズメバチ用トラップで個体数を減らす方法も有効です。トラップには次のような選択肢があります。
トラップのマイブロックを挿入
ただし、毒エサトラップと誘引捕獲トラップはスズメバチをおびきよせる作用もあるので、出入口や通路などの動線付近には置かないように注意しましょう。立ち入らない場所がほとんどない場合は、引き寄せる作用のない粘着トラップをおすすめします。
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隣の家にスズメバチの巣があることで刺された場合

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症状の程度に関わらず病院で診断書をもらう
隣家がスズメバチの巣を放置したことによって被害にあったことを示すために、病院で診断書をもらうことをおすすめします。刺された直後に病院に行くことがポイントです。症状の程度が明確にわかるほか、治療にかかった金額も詳細に示せます。
また、自治体に相談する場合も診断書がある方がスムーズな可能性があります。自治体の腰が重かったとしても、実際に被害が出たのであれば動いてくれる可能性が高いからです。
治療費の負担を求めるなら弁護士に相談する
治療費の負担を相手方に求めたい場合は、直接交渉せずに弁護士に相談するのがおすすめです。知り合いに弁護士がいない、どこに相談すべきかわからないという場合は、法テラスに相談してみましょう。
法テラスは国が設立した法的トラブル解決のための案内所で、法律にかかわる相談にのってくれます。利用条件はありますが、弁護士費用の立替制度が用意されているので、必要に応じて活用しましょう。
自宅にもスズメバチが巣を作っていないか確認しよう

隣の家にスズメバチの巣が作られたときは、自分の家にも作られていないか確認してみましょう。
スズメバチが好む環境である可能性が高い
隣の家に巣ができたということは、スズメバチにとって以下のような好条件がそろっている可能性が高いということです。つまり、自宅に巣が作られる可能性があります。
スズメバチが巣作りに好む環境
- エサ場が近い
- 水場が近い
- 直射日光や雨風を遮るものがある
- 気温や湿度が安定している
- 天敵がいない
- 数キロ以内に女王蜂の冬眠に適した自然環境がある
スズメバチの女王蜂は自然環境で冬眠し、数キロ以内の範囲で営巣場所を探します。上記のような条件がそろっていれば、隣の家のスズメバチとは別の女王蜂が営巣している可能性があるので、注意が必要です。
スズメバチの巣の調査と駆除はハチお助け本舗におまかせ
ハチお助け本舗の特徴
- 調査・見積無料(※1)
- 明朗会計
- 忌避剤の使用・巣の撤去処分費込み
- 再発保証付き(※2)
- 状況に応じた適切な加盟店を厳選
- 最速10分で到着
| ※1:対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます ※2:1週間以内に同じ場所で巣が再発した場合に限ります |
巣の場所がわからない場合でも、調査・見積は無料です。スズメバチの不安があれば、まずはご相談ください。
穏便な伝え方で様子見してから判断しよう
隣の家にスズメバチの巣があることを発見すると、早く駆除してほしいと焦って伝えてしまいがちです。しかし、相手との日頃の距離感によってはトラブルに発展することもあるため、伝え方には気を配ることをおすすめします。
なお、スズメバチの巣の駆除を物件の所有者以外が手配することは難しいため、所有者が不明の場合は自治体に相談しましょう。自治体から所有者へ連絡してくれるはずです。
隣の家の巣がみつかったのと同時に、自宅にも営巣されている疑いがあるときは、ぜひハチお助け本舗へご連絡ください。調査・見積無料、迅速に駆け付けます。
隣の家のスズメバチの巣に関するよくある質問
隣の家のスズメバチの巣に関するよくある質問4つに回答します。
隣の家の人にスズメバチの巣を駆除してもらうにはどう伝えるべき?
できる限り穏便に、まずはスズメバチの巣を発見した事実だけを伝えましょう。駆除してほしい、どうにかしてほしいという要求は抑えるのがコツです。あくまでも心配して声がけしたというスタンスを保つことをおすすめします。
隣の家のスズメバチの巣を自分で駆除しても良い?
隣の家のスズメバチの巣を自分で駆除するのはNGです。不法侵入を問われる可能性があるほか、壁や屋根などが少しでも傷つけば、損害賠償を請求される恐れもあります。
隣の家のスズメバチの巣の駆除にかかる費用を負担するのはアリ?
隣の家のスズメバチの駆除費用を負担することはおすすめしません。自分が手配した駆除業者によって隣の家に汚損が生じれば、損害賠償請求される恐れがあります。相手が手配した蜂駆除業者の場合、価格に不満があっても交渉できません。
隣の家のスズメバチの巣のせいで刺されてしまったら?
隣の家のスズメバチの巣が原因で刺傷被害にあった場合、まずは応急処置をして病院に行きましょう。弁護士や自治体への相談時に、診断書があるとスムーズになる可能性が高いからです。

※1 対応地域・対応する加盟店により異なります
※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります