スズメバチは危険なイメージがあるため、遭遇しただけでも恐怖を感じることがあるでしょう。しかし、パニックになったり、焦って行動したりするのはNGです。スズメバチを刺激して攻撃性を引き出してしまう恐れがあります。
本記事では、スズメバチに遭遇したときの正しい逃げ方と役立つアイテムを詳しく紹介します。スズメバチと遭遇しやすい場所や通報の必要性も解説するので、ぜひご覧ください。
このような方におすすめ
- スズメバチから安全に逃げたい方
- スズメバチとの遭遇に備えたい方
- スズメバチと遭遇しやすい場所を知りたい方
- スズメバチに遭遇したときの通報先を知りたい方

※1 対応地域・対応する加盟店により異なります
※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、
調査・見積り費用をいただく場合がございます
※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります
目次
スズメバチに遭遇したときの逃げ方

スズメバチに遭遇したときに、安全に距離をとって逃げる方法を解説します。
大声や大きな動作を我慢する
大声で驚いたり、大きな動作で振り払ったりすると、スズメバチを刺激することになります。その動作を攻撃と認識したスズメバチが仲間を呼ぶ恐れがあるため、グッと我慢しましょう。まずは静止することが大切です。
なお、スズメバチが自分の周りを飛び回っているときは警戒されているため、敵意がないことを示すためにじっと待ちましょう。しばらくすると離れていくので、その後に行動を開始してください。
姿勢を低くして後ずさりする
ゆっくりと姿勢を低くする(中腰)ことで、大きな外敵ではないと認識させましょう。スズメバチは外敵の左右の動きは感知しやすい一方で、上下の動きには鈍いという特性があるため、ゆっくりと中腰になる動作はスズメバチを刺激しません。
後ずさりは、スズメバチを視認したまま距離をとるための作法です。中腰のまま10mほど離れたら、姿勢を戻しても構いません。ただし、後ずさりはキープしたままゆっくりと行動してください。
30m以上の距離を保ってから素早く逃げる
スズメバチの種類によっては、30mほど追いかけてきます。追跡範囲内から逃れるまでは、走って逃げてはいけません。スズメバチの種類を特定できないときは、30m以上離れてから素早い行動に移りましょう。
なお、スズメバチは飛行速度が速いため、追いかけられれば人間の足では通常逃げ切れません。距離をとり、外敵認定からはずれるまで走らないことを心掛けましょう。
スズメバチと遭遇しやすい場所

スズメバチと遭遇しやすい場所の代表例は次のとおりです。
スズメバチと遭遇しやすい場所
- 山林
- 空き家
- 川辺
- キャンプ場
- バーベキュー場
スズメバチはエサが豊富にあり、雨風をしのげる場所で営巣します。山林は雨風をさえぎる樹木やエサとなる樹液、昆虫が豊富な場所です。空き家も雨風をさえぎるには好条件であるため、外壁の隙間や通気口から入り込んで営巣することがあります。
川辺はスズメバチよりもアシナガバチが営巣しやすい場所ですが、エサは豊富なので飛来する可能性はあります。キャンプ場やバーベキュー場も、人が持ち込む肉や魚、ジュースなどがエサになるため、スズメバチが飛来しやすい場所です。
バーベキューを楽しむときのスズメバチのリスクや対処法を知りたい方は、次の記事をご覧ください。
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スズメバチは1匹でも遭遇したら危険?

実は1匹のスズメバチと遭遇しただけであれば、それほど危険ではありません。その理由と、危険なケースを解説します。
狩り担当のスズメバチなら危険性は高くない
スズメバチは巣を中心とした行動範囲で狩りに出かけます。夏は半径1~2km、秋は半径10kmが行動範囲です。巣が近くにない場合でも、狩りや偵察担当のスズメバチが、エサを探してウロウロしている可能性があります。
狩りや偵察担当のスズメバチ1匹に遭遇しただけなら、危険性は高くありません。刺激することなく静かに離れれば、刺されるリスクは低いといえます。
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スズメバチの巣が近くにあれば危険
山林や空き家周辺で遭遇した場合は、近くに巣がある可能性が高いので危険です。巣が見当たらなくても、視界に入らない樹上や外壁の中で営巣していることがあります。
この場合、遭遇したスズメバチは狩り担当ではなく、防衛担当の可能性が高いと考えられます。防衛担当のスズメバチは、巣に接近する存在に対してカチカチと顎を鳴らす警告音を発します。警告音を無視して接近する存在は、スズメバチにとって外敵です。
外敵と認定すると、巣内に待機している仲間を呼びます。群れに襲われる恐れがあるため、警告音を聞きもらさないように注意しましょう。警告音が聞こえたら、静かにその場を離れることが鉄則です。
スズメバチとの遭遇に備えるアイテム

アウトドアでの遭遇と自宅周辺での遭遇に備えるアイテムをそれぞれ紹介します。
【アウトドア】スズメバチとの遭遇に備えるアイテム
山林や河川でのアウトドアを楽しむときは、スズメバチに襲われにくい装備をすることが基本です。同時に、生態系を壊さないように留意する必要もあります。
KINP スズメバチサラバ
スズメバチサラバは、スズメバチが嫌う臭いでパニックをおこさせ、攻撃性を失わせる効果を持つ忌避剤です。駆除成分は含まれていないため、生態系を壊す心配がありません。自然環境でも使いやすい商品といえます。
参考
KINP 画期的な忌避剤スズメバチサラバ
高知大学SDGsAction スズメバチと仲良くなろう! 共存共栄への道 ―高知から世界へ―
白い服・白い帽子
白はスズメバチに狙われにくい色です。汚れやすい色でもあるためアウトドアには不向きな面がありますが、スズメバチと遭遇する可能性が高いときは、極力白に近い明るめの色を選びましょう。
逆に、黒や赤はスズメバチに狙われやすい色なので、スズメバチと遭遇する可能性が高い場所に着ていくことはおすすめしません。黒の頭髪も注意が必要なので、白の帽子でカバーしましょう。
ただし、白い服でもひらひらした服はNGです。スズメバチは人間が服を着ていることまでは理解できないので、風になびいた服の動きを攻撃とみなす恐れがあります。
ゴーグル
スズメバチが多いことがわかっている場所に行くときは、目を守るためにゴーグルを着用しましょう。目や粘膜を刺されると重傷を負ったり、最悪の場合は失明したりする恐れがあるからです。
また、出現可能性のあるスズメバチの中に、チャイロスズメバチがいる場合は、さらに注意が必要です。チャイロスズメバチは毒針を刺すだけでなく、毒液を噴射する機能を持っており、毒液が目に入ると失明する恐れがあります。
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【自宅周辺】スズメバチとの遭遇に備えるアイテム
自宅周辺でスズメバチと遭遇したとき、あるいは遭遇しないように備えるアイテムを紹介します。
駆除スプレー・トラップ
スズメバチ1匹がたまたま飛来しただけで、すぐに去る場合は無視でも構いませんが、自宅周辺への複数匹の飛来、営巣の可能性があるときは駆除を検討しましょう。生態系を守ることよりもご自身やご家族の安全を守ることが優先です。
スズメバチの駆除には、スズメバチ用の駆除スプレーやトラップの使用が適しています。ただし、駆除スプレーはスズメバチに接近して使用する必要があるため、防護服相当の装備をすることを前提に使用してください。難しければ、トラップの使用をおすすめします。
忌避剤・木酢液
忌避剤・木酢液には、スズメバチが嫌う臭いが含まれています。スズメバチが寄り付きやすい場所に忌避剤を散布したり、木酢液のペットボトルを設置したりしましょう。自宅の敷地内でスズメバチが寄り付きやすい場所の例は次のとおりです。
自宅の敷地内でスズメバチが寄り付きやすい場所
- 花壇、花のプランター
- 庭木
- 家庭菜園
- ゴミ置き場
- 洗濯物(柔軟剤が甘い香りの場合)
- キッチンの換気扇排出口付近
スズメバチにとってエサとなる物の匂いがする場所が中心です。あらかじめ忌避剤や木酢液で対策しておけば、嫌な臭いが勝るため寄り付きにくくなります。
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防虫ネット
ベランダや花のプランターへの飛来で悩んでいるときは、防虫ネットの設置も有効です。スズメバチが通れないほど目の細かい防虫ネットを設置しましょう。
ただし、ベランダの上部に取り付けるときは転落の危険があるため、命綱を装着の上、必ず2人以上で作業してください。詳しくは次の記事で解説しています。
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公共の場所でスズメバチに遭遇したときは通報を検討

公共の場所、民間施設でスズメバチに遭遇したときは、管理者に通報しましょう。公営であれば各自治体、民間施設であれば運営会社や管理会社が該当します。
| 自治体管轄の例 | 民間施設の例 |
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スズメバチに遭遇したときに通報する理由は、その後の被害を防ぐためです。管理者が適切に駆除、予防をおこなうことで、利用者の刺傷被害を防げます。
遭遇場所の管理者であればスズメバチの巣の駆除を検討

スズメバチとの遭遇場所が自らが管理する場所であれば、巣がないかどうかを確認しましょう。巣があった場合は早急に駆除する必要があります。その理由を解説します。
管理責任があるため
自宅だけでなく、所有している空き家や空地、山林、畑などにも管理責任があります。スズメバチが営巣し、利用者や周辺住民が刺されるなどの被害にあった場合は、管理責任を問われることがあるため放置はNGです。
実際に、自治体が管理する橋で利用者がスズメバチに刺されたケースでは、被害者が医療費と慰謝料を求める裁判に発展しました。
所有する場所の管理・調査を定期的におこなうことが大切です。遠方で自ら確認することが難しい場合は、管理会社を入れてチェックしてもらうことをおすすめします。スズメバチに営巣されたときは、早急に駆除しましょう。
参考
弁護士ドットコムニュース「スズメバチの巣、自治体の責任どこまで? 橋歩行中に襲われた女性の裁判から考える」
スズメバチの巣の調査と駆除はハチお助け本舗におまかせ
ハチお助け本舗の特徴
- 調査・見積無料(※1)
- 明朗会計
- 忌避剤の使用・巣の撤去処分費込み
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- 状況に応じた適切な加盟店を厳選
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| ※1:山林・崖面など広範囲や特殊な条件下の調査は別途ご相談 ※2:1週間以内に同じ場所で巣が再発した場合は無料で駆除 |
巣の場所がわからない場合でも、調査・見積は無料です。スズメバチの不安があれば、まずはご相談ください。
スズメバチに遭遇したら静かに行動して離れよう
スズメバチに遭遇したときは、できるだけ刺激せずに距離をとることが重要です。まずは静止してから、ゆっくりと姿勢を低くし、後ずさりして10mの距離を確保しましょう。その後は姿勢を戻しても構いませんが、30mの距離をとるまでは走るのはNGです。
スズメバチと遭遇しやすい場所に行くときや自宅周辺でスズメバチと遭遇したときは、ご紹介したアイテムをぜひお役立てください。
なお、スズメバチ1匹と遭遇しただけであれば、ただちに危険というわけではありませんが、巣が近いときは要注意です。巣を発見した場合は、管理責任者に通報しましょう。自らが所有する場所に営巣されたときは、早期に駆除することをおすすめします。
スズメバチとの遭遇に関するよくある質問
スズメバチとの遭遇に関するよくある質問4つに回答します。
スズメバチに遭遇したときにやるべきことは?
ゆっくりと姿勢を低くして静かに離れましょう。ただし、スズメバチが自分の周囲を飛び回っているときは警戒されているため、去ってくれるまでじっと待ち、その後で行動することが大切です。
スズメバチに遭遇したときにやってはいけないことは?
大声を出す、手で振り払うなどの大きな動作はNGです。スズメバチを刺激することになり、刺されるリスクが高まります。
スズメバチに狙われやすい人の特徴は?
黒や赤の服、甘い香りがする整髪料や香水、柔軟剤の匂いがする服を身に着けている人がスズメバチに狙われる傾向があります。スズメバチと遭遇する可能性がある場所に行くときは、これらの物を避けましょう。
なぜゆっくり動けばスズメバチから逃げられるの?
スズメバチの習性として、接近する存在をただちに攻撃することはないからです。まずは周辺を飛び回ったり、威嚇音を出したりして警告します。警告に従って静かにゆっくり去る存在は、外敵ではないと判断して無視してくれます。

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