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スズメバチ1匹がウロウロ飛んでいるのはなぜ?月・季節ごとに理由は異なる

スズメバチが庭や道、公園などでウロウロ飛んでいるのを見かけて、何をしているのか気になった方も多いのではないでしょうか。実はスズメバチがウロウロしている理由は、5月や8月、11月などの月によって異なります。

本記事では、スズメバチがウロウロしている理由を月別で解説します。後半では、ウロウロしているスズメバチへの季節別の対処法やウロウロしやすい場所も解説するので、ぜひご覧ください。

このような方におすすめ

  • スズメバチがウロウロする理由を知りたい方
  • ウロウロする季節に合わせた対策が知りたい方
  • ウロウロする場所を知りたい方

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スズメバチ1匹がウロウロしている理由

スズメバチがウロウロする理由を、3~5月、6~9月、10月、11~12月に分けて詳しく解説します。なお、12月~翌年1・2月は死亡または冬眠しているためウロウロすることはありません。

3~5月にスズメバチ1匹がウロウロするのは営巣場所探し

スズメバチの働き蜂やオス蜂は越冬できないため、女王蜂が単体で冬眠します。目覚めるのは3月下旬~4月です。目覚めた女王蜂はしばらくの間は花蜜や果汁を食べながらウロウロし、気温が20℃を超えると活発化して営巣場所を探し始めます。

5月は営巣に適した場所を見つけ出し、営巣を開始する時期です。初期型の巣が完成すると卵を産み、その卵が育って羽化するまでは女王蜂1匹が周辺をウロウロして狩りや子育てをおこないます。卵から羽化までの期間はおよそ1カ月です。

6~9月にスズメバチ1匹がウロウロするのは偵察と狩り

6月になると働き蜂が羽化しはじめます。女王蜂は産卵に専念し、ほかの仕事は働き蜂に任せる流れです。働き蜂の担当は偵察・狩り・防衛・子育て担当に分かれます。

この時期に1匹でウロウロしているスズメバチの多くは、エサ場の偵察と狩りの担当です。エサ場をみつけると仲間を呼んで狩りをおこないます。

ただし、樹上など人の視界に入りづらい場所に営巣されている場合は、ウロウロしているだけに見えるスズメバチが、実は防衛活動中という可能性があります。この場合、巣に接近する存在に対して、カチカチと顎を鳴らす威嚇音を発するので、音に注意しましょう。

10月にスズメバチ1匹がウロウロするのは交尾と冬眠場所探し

10月はスズメバチの交尾シーズンです。新世代の女王蜂とオス蜂が巣から出て、交尾のために巣の周辺をウロウロと飛び交います。交尾期間中の働き蜂は、次世代を守るための防衛本能によって攻撃性が極めて強い状態です。

交尾を終えた新世代の女王蜂は来年に向けて冬眠の準備をはじめます。冬眠場所に選ぶのは土の中や倒木、朽木などです。適した冬眠場所がみつかるまで、周囲をウロウロします。

オス蜂も交尾を終えた後は外でウロウロしますが、毒針を持っていないため無害です。また、交尾が終われば働き蜂は役割がなくなるため、攻撃性は著しく低下して静かになります。

11~12月にスズメバチ1匹がウロウロするのは死を待つため

新世代の女王蜂以外は越冬できません。気温が10℃以下になると、ほとんど動かず、死を待つだけの状態になります。巣の周辺を弱々しくウロウロすることはありますが、攻撃性はほとんどありません。

暖冬など、特殊な状況でスズメバチが活発という場合を除いては、11~12月のスズメバチは無視するだけで大丈夫です。

女王蜂が死亡した場合も11~12月と同様に死を待つだけ

11~12月と同じ状況は、女王蜂が死亡した場合でも生じます。最盛期の夏であっても、女王蜂が死亡すると産卵ができる存在がいなくなるため、コロニーが活動を継続する理由がなくなるからです。

女王蜂が死ぬまでに産んだ卵や幼虫の世話はするものの、それが成虫になってしまえば、働き蜂はやることがなくなります。生きていく理由がなくなるので、ウロウロはすることはありますが冬と同様に死を待つだけです。

なお、働き蜂の寿命は1~2カ月なので、女王蜂の死亡から2カ月以内には全滅します。

1匹でウロウロしているスズメバチは無視して大丈夫?

巣が近くにない場所でウロウロしているだけであれば、攻撃性は低いため無視しても大丈夫です。ただし、営巣を防いだり飛来数を軽減したりするために、できることはあります。季節別の対策を詳しく解説します。

春:営巣場所として選ばれないようにする

春に営巣場所を探してウロウロしている女王蜂に、営巣場所として適さないと判断してもらえれば、営巣される心配がなくなります。次の方法を実践して、極力嫌われるように努めましょう。

営巣場所に適さないと判断される方法

  • 花や果実、ジュースの空き缶などを撤去する
  • 忌避剤の散布、木酢液の設置
  • 防虫ネットの使用
  • 外壁の隙間や木の洞を埋める

甘い香りがするものは女王蜂を含めた成虫のエサになります。エサ場が近い場所は営巣場所として好まれやすいため、可能な限り撤去しましょう。撤去が難しいときは、スズメバチが嫌う臭いを放つ忌避剤や木酢液で遠ざけることをおすすめします。

夏:エサとなるものは極力撤去する

夏はスズメバチの数が増え、巣が大きくなる時期です。偵察の途中で栄養補給のために立ち寄る働き蜂や幼虫のためのエサを狩る働き蜂の数が増えます。幼虫のためのエサはタンパク質なので、成虫が好む甘いもの以外も注意が必要です。

スズメバチのエサとなるもの

  • 動物の死骸
  • 魚介類
  • 花蜜
  • 果実
  • ジュース
  • 酒類

芋虫やバッタ、クモまで幅広い虫がスズメバチの捕獲対象です。また、アブラムシなどが出す甘露は成虫のエサにもなります。花壇や生垣、家庭菜園の周辺や落ち葉溜まりなどは虫が発生しやすいため、スズメバチのエサ場と化す恐れがあります。

害虫駆除や落ち葉の掃除、忌避剤の散布どをおこないましょう。

また、生ごみにも気を付ける必要があります。生ごみに含まれる肉や魚介類の臭いを嗅ぎつけて飛来する恐れがあるからです。空き缶ゴミなども含め、ゴミを外に出すときはゴミ袋の口をしっかりと縛り、蓋付の容器に入れることをおすすめします。

秋~冬:死を待つだけのスズメバチは放っておく

10月は攻撃性が最も強まる時期なので、近寄らない限りは被害がないという状況であれば距離を保って無視しましょう。自宅の敷地内で困っているという場合には、必ずプロに相談してください。営巣規模が最大化しているため、自分で対処するのは危険です。

一方、気温が10℃を下回るようになれば、攻撃性がほとんどなくなり、無害に近い状態になるため、放っておいて問題ありません。駆除や対策などを講じなくても、近いうちに死亡します。

スズメバチ1匹がウロウロしやすい場所

スズメバチ1匹がウロウロしやすい場所の代表例は次のとおりです。それぞれの理由を解説します。

スズメバチ1匹がウロウロしやすい場所

  • 庭・ベランダ
  • 物置・ガレージ周辺
  • バーベキュー・キャンプ場
  • ゴミ捨て場・ゴミ置き場

庭・ベランダ

庭やベランダは、スズメバチが好む匂いが集まりやすい場所です。具体的には、花壇や家庭菜園のプランター、まとめたゴミなどがあげられます。柔軟剤の甘い香りを花や果実の香りと誤認したスズメバチが、洗濯物に向かって飛んでくることもあります。

これらのものを取り除けない場合は、忌避剤の散布やペットボトルに入れた木酢液の設置、あるいは防虫ネットなどで対策を講じましょう。

また、庭やベランダに置いている物が多い場合は、その中や隙間に営巣される恐れもあります。不要な物はできる限り片づけることをおすすめします。

物置・ガレージ

スズメバチの多くは、雨風や直射日光を避けるために閉鎖的な場所を好んで営巣します。物置やガレージはスズメバチにとって好条件の営巣場所です。とくに出入りが少ない場合、外敵もいないと判断されるため営巣されるリスクが高まります。

営巣が開始される前の2~4月の内に、忌避剤ハチに有効な残効性殺虫剤を含む燻煙剤を使用し、女王蜂に好まれないように対策しましょう。

バーベキュー・キャンプ場

バーベキューやキャンプで持ち込む食材や飲み物は、スズメバチにとっても魅力的なエサとなります。具体的には、肉、魚、エビ、イカ、タコ、ジュース、酒、ソースなどです。匂いにつられたスズメバチが、会場近くの山林や河川から飛来する可能性があります。

生ごみはしっかりと封をして管理し、念のために忌避剤や駆除スプレーを携帯することが大切です。また、スズメバチに狙われやすい黒の服は避けましょう。明るい色の服を選び、白い帽子を被ることをおすすめします。香水や柔軟剤、整髪料の香りにも要注意です。

バーベキューに関する注意点や対策は次の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

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ゴミ捨て場・ゴミ置き場

ゴミの臭いはスズメバチにとってはエサの匂いです。敷地内にゴミ置き場を設けている場合には、ゴミ袋をしっかりと縛ったうえで、蓋付の容器に入れると安心です。瓶や缶は中をしっかり洗いましょう。

近くにゴミ捨て場があるときは、自宅敷地内にスズメバチが入り込まないように、忌避剤木酢液で対策することをおすすめします。

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スズメバチの駆除料金

基本料金はほとんどのスズメバチが13,000円(税込)~、危険性・駆除難易度の高いオオスズメバチのみ25,000円(税込)~です。この基本料金に、巣の場所や大きさなどの条件別の加算料金がかかる場合があります。加算条件の例は次のとおりです。

条件例 概要
高所作業 地上4m以上が高所に該当。
危険手当や人員増、2段ハシゴや足場が必要となる作業。
狭所作業 床下や屋根裏など、退路を確保しづらく機材を選ぶ場所が該当。
危険手当や人員増、特殊薬剤の選定などが必要な作業。
巣の大きさ 巣の大きさに応じた加算料金。
巣が大きくなるほどに働き蜂の数が増えて危険度が増すため、加算料金がかかる。
特殊作業 外壁や天井、機器の部分解体や補修、木や茂みの伐採などが該当。

スズメバチ1匹がウロウロする理由は月によって異なる

スズメバチがウロウロする理由が、月によって異なることがわかりました。3~5月は営巣場所を探す女王蜂がウロウロしている時期です。女王蜂に嫌われる環境を作ることができれば、営巣されるリスクを大幅に低減できます。

6~9月は働き蜂による偵察と狩りのシーズンであるため、エサとなるものを極力撤去することで飛来を防げます。撤去が難しいときは忌避剤や防虫ネットを活用しましょう。

10月は新世代を守るために攻撃的になるシーズンであるため、自分で対処するのは困難ですが、11月まで待てばスズメバチは徐々に死亡します。待てない場合は、ぜひプロへご相談ください。

ウロウロしている1匹のスズメバチに関するよくある質問

ウロウロしている1匹のスズメバチに関するよくある質問3つに回答します。

スズメバチ1匹がウロウロしているのはなぜですか

スズメバチがウロウロする理由は季節によって異なります。3~5月の春は営巣場所を探す女王蜂、6~9月の夏場は夏はエサ場の偵察や狩り、10月は交尾と冬眠場所探しです。11月~12月は活動を終了して、死を待つ間にウロウロすることがあります。

ウロウロしているスズメバチは放っておいても良いですか

ウロウロしているスズメバチ自体の攻撃性は高くないため、放っておいても問題ありません。刺激や接近をしない限り、襲ってくることはありません。ただし、ウロウロしたスズメバチが営巣場所やエサ場として適していると判断すると、その後に群れが飛来する恐れがあるため、スズメバチに嫌われるよう対策することをおすすめします。

ウロウロしているスズメバチ1匹を駆除しても良いですか

巣が近くにない場合はスズメバチ用駆除スプレーで駆除しても構いません。ただし、巣が近くにあるときは1匹を攻撃すると警報フェロモンを放たれて、群れが襲来する恐れがあります。巣が近くにあるときは蜂駆除業者への相談を検討してください。

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  • この記事を書いた人

ハチお助け本舗 編集部

ハチお助け本舗編集部は、生活を脅かすハチの情報を発信する専門チームです。 「ハチ被害をなくしたい」という強い思いのもと、 現場で得た知識や経験を活かし、 ハチ駆除の専門家から寄せられた意見も参考にしながら、 読者の皆様にとって本当に役立つコンテンツを目指します。

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