蜂の駆除方法

スズメバチが殺虫剤で死なないのはなぜ?成分や使い方などの原因を解説

スズメバチの殺虫剤にはスプレーや毒エサなどがありますが、商品選びや使い方を間違えるとスズメバチに効かないことがあります。「早く対処したいのに」と困ったことがある方もいるのではないでしょうか。

本記事では、スズメバチが殺虫剤で死なない理由をスプレーと毒エサに分けて詳しく解説します。後半では、使い方のコツや注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

このような方におすすめ

  • スプレータイプの殺虫剤で死なない理由を知りたい方
  • 毒エサタイプの殺虫剤で死なない理由を知りたい方
  • スズメバチが死なないときのリスクを知りたい方
  • スズメバチ用殺虫剤を使うときのコツを知りたい方

※1 対応地域・対応する加盟店により異なります
※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、
調査・見積り費用をいただく場合がございます
※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります

スズメバチが殺虫剤で死なない理由

殺虫剤でスズメバチが死なないとき、スプレータイプと毒エサタイプに共通する理由は、主に次の3つです。

スズメバチが殺虫剤で死なない理由

  • 配合成分がスズメバチに有効なものではない
  • スズメバチまで薬剤が到達していない
  • 巣が巨大

タイプを問わず、ゴキブリ用や蚊用の殺虫剤はスズメバチには効きません。配合成分が異なることが理由で、スズメバチに効く成分を配合した商品を選ぶ必要があります。

スズメバチ用を選んだ場合でも、使用方法には注意が必要です。誤りがあればスズメバチや巣まで薬剤が到達せず、効果がみられないことがあります。

また、8月~10月の巨大化した巣の場合は、巣全体に薬剤が行き渡るまで時間がかかるほか、駆除しきれないことも少なくありません。

以下で、スプレータイプと毒エサタイプに分けてさらに詳しく解説します。

スプレータイプの殺虫剤でスズメバチが死なない理由

スズメバチ用の殺虫スプレーを使っているにも関わらず、スズメバチが死なない理由を3つに分けて解説します。

スプレータイプの殺虫剤でスズメバチが死なない理由

  • ノックダウン効果の成分が配合されていない
  • 風や噴射力の問題で薬剤がスズメバチに届いていない
  • 巣全体に行き渡る内容量ではない

ノックダウン効果の成分が配合されていない

ノックダウン効果は、スズメバチの動きを止めて空中からすばやく落とす効果です。ノックダウン効果を持つ成分はモンフルオロトリンが代表的で、スズメバチを気絶させます。

ノックダウン効果がない殺虫スプレーでも、致死効果はありますが、スズメバチが死ぬまでに時間がかかります。死ぬまでの間に反撃してくることがあるため「殺虫剤で死なない」と感じるでしょう。

スズメバチは硬い外殻(キチン質)をもっており、薬剤が内部まで浸透しにくい構造です。外殻に守られている間に、毒を手でぬぐうこともできるため、すばやく動きを止める必要があります。

キイロスズメバチ・オオスズメバチにはノックダウン効果が必須

キイロスズメバチオオスズメバチは、体長が大きく外殻も強いため、致死効果の毒が効くまでに時間がかかる可能性があります。飛行能力が高く攻撃性も強い種類であり、反撃されたときの危険度が高いため、ノックダウン効果は必須です。

風や噴射力の問題で薬剤がスズメバチに届いていない

風が強い日や噴射力の弱いスプレーを使用した場合、薬剤がスズメバチまで到達しないことがあります。周囲に広がった薬剤の効果でスズメバチが弱る可能性はありますが、反撃を封じるには至らない恐れがあるため要注意です。

噴射距離が10m以上の強力なジェットスプレーを選び、風が強い日を避けて使用しましょう。

巣全体に行き渡る内容量ではない

スズメバチ用殺虫スプレーの中には、巣の駆除に適応している商品があります。ただし、巣を駆除する場合は、巣穴にスプレーの噴射口をあてて、全量を噴射し続ける必要があります。噴射時間の目安は30秒間以上です。

内容量が少ないと巣全体まで薬剤が行き渡らず、巣の奥にいるスズメバチが生き残る可能性があります。女王蜂が生き残れば営巣を再開されるため、駆除しきれる内容量を選びましょう。巣の駆除ができるスプレーの内容量の目安は500mL以上です。

次の記事では、飛んでくるスズメバチの撃退用とスズメバチの巣の駆除用に分けて、おすすめスプレーを紹介しています。ぜひご覧ください。

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毒エサタイプの殺虫剤でスズメバチが死なない理由

毒エサタイプは巣がみつかっていない場合でも有効な殺虫剤です。スズメバチ用の毒エサを使っているにも関わらず、スズメバチが死なない理由を2つに分けて解説します。

毒エサタイプの殺虫剤でスズメバチが死なない理由

  • スズメバチが毒エサを持ち帰っていない
  • 雨で毒の効果が薄れている

スズメバチが毒エサを持ち帰っていない

毒エサはスズメバチが好む匂いがするエサに遅効性の殺虫剤を仕込んだものです。スズメバチに持ち帰らせることで、巣内全体に行き渡らせて駆除します。つまり、持ち帰ってもらわなければ効果を期待できないということです。

毒エサは強力な誘引力をもつ匂いを放っていますが、周囲により魅力的なエサ場があるとスズメバチが分散されてしまい、効果が薄くなります。

雨で毒の効果が薄れている

市販の毒エサトラップには雨の侵入を防ぐ蓋がついていますが、完全に防げるわけではありません。毒エサが雨水で薄まれば薬剤の効果が低下し、エサを与えるだけの結果となり得るため、設置場所や交換タイミングには注意が必要です。

おすすめの設置場所や交換タイミングは「スズメバチ用殺虫剤の効果を高めるコツ」で解説します。

毒エサ以外を含むトラップを詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。

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スズメバチが殺虫剤で死なないときのリスク

使い方のコツを見る前に、スズメバチが殺虫剤で死なない場合のリスクを、あらためて確認しておきましょう。

スズメバチが殺虫剤で死なないときのリスク

  • スズメバチが反撃に転じる恐れがある
  • 営巣を再開される可能性が高い

スズメバチが反撃に転じる恐れがある

スプレーの場合、ノックダウン効果で落とせなければ反撃される可能性があります。ただし、ノックダウン効果があるスプレーでも、噴射方向とは別の角度から飛んでくるスズメバチまでは駆除できません。複数匹のスズメバチがいるときは要注意です。

とくに巣が近くにある場合は、少数のスズメバチを駆除するのは危険です。反撃したスズメバチが毒針を出すと、ハチ毒に含まれる警戒フェロモンによって仲間が巣から飛び出してきます。

遠くから飛んできた1匹のスズメバチを駆除するだけであれば問題ありませんが、巣が近くにあるときは、防護服の着用が必須です。

営巣を再開される可能性が高い

巣の奥にいる女王蜂が死ななければ営巣は再開されます。巣を駆除する場合は、スプレー・毒エサタイプともに巣内全体に薬剤を行き渡らせ、女王蜂まで駆除することが重要です。

スプレーは巣内全体に行き渡る内容量であること、毒エサは複数匹のスズメバチが好んで持ち帰る設計であることを確認しましょう。

駆除作業をおこなった後、営巣が再開されているようであれば、別の方法を検討する必要があります。

スズメバチ用殺虫剤の効果を高めるコツ

スズメバチ用殺虫剤の効果を高めるコツを、スプレータイプと毒エサタイプに分けて解説します。

スプレータイプのスズメバチ用殺虫剤を使うコツ

スプレータイプを使うときのコツは次の3つです。

スプレータイプのスズメバチ用殺虫剤を使うコツ

  • 風上に立って噴射する
  • 日没以降の時間帯を狙う
  • 両手に1本ずつスプレーを持つ

風が渦を巻くような強風の日はNGですが、弱風の日であれば風上に立つことでスズメバチまで薬剤が届きやすくなります。

時間帯は、スズメバチの活動が低下する日没以降がねらい目です。日没とともに帰巣をはじめ、夜はほとんどのスズメバチが巣内で静かにしているため、駆除しやすくなります。ただし、21時以降でも活発なモンスズメバチという種類もいるため、種類がわからないときは注意してください。

スプレーを2本用意して両手に持てば、異なる角度から飛来するスズメバチにも対応できます。巣を駆除する場合は1本を巣穴にあてた状態で全量噴射を続け、周囲のスズメバチはもう1本で撃退しましょう。

毒エサタイプのスズメバチ用殺虫剤を使うコツ

毒エサタイプを使うときのコツは次の3つです。

毒エサタイプのスズメバチ用殺虫剤を使うコツ

  • 他のエサを撤去する
  • 雨風を避けられる場所に設置する
  • 定期的に交換する

毒エサの周囲に魅力的なエサがあると、毒エサを大量に持ち帰らせることが難しくなります。生ごみや他の昆虫が繁殖しやすい落ち葉溜まりなどは撤去しましょう。花壇や花のプランターなど、撤去が難しい物の周辺には忌避剤を散布することをおすすめします。

設置場所は雨風を遮る屋根や壁がある場所が適しています。スズメバチは飛行の妨げとなる雨風を避ける習性があるので、これを利用する方法です。

雨の日の後や商品の使用期限を過ぎた毒エサは交換しましょう。薬剤の成分が薄まれば、誘引力の高いエサを供給するだけになってしまうからです。

注意!スズメバチは死んでいても人を刺す

スズメバチは死んだ後でも反射によって毒針を刺す能力を持っています。駆除後の掃除でスズメバチの死骸を回収するときは、ほうきやトングを使い、絶対に素手で触らないよう注意してください。

死骸や巣の残骸を捨てるときは、二重にしたゴミ袋の中に新聞紙を敷き詰め、毒針が袋を貫通しないように工夫しましょう。処分方法は自治体の指示に従ってください。

なお、スズメバチの巣の駆除と回収作業が困難または危険と感じられたときは無理をせず、プロに相談しましょう。

スズメバチの巣の調査と駆除はハチお助け本舗におまかせ

調査・見積無料

ハチお助け本舗の出張・調査・見積は基本無料(※)です。ご依頼者さまがスズメバチの巣を確認できていない場合でも、プロの視点で営巣箇所を特定いたします。

巣が発見した場合、巣の大きさや高さ、各種条件を調査してお見積りいたします。お見積内容に合意いただけた場合のみ、ご契約の上で作業を実施いたしますのでご安心ください。また、調査の結果、スズメバチの巣がなかった場合はご契約の必要はございません

※山林・崖面など広範囲や特殊な条件下の調査は別途ご相談

スズメバチの駆除料金

基本料金はほとんどのスズメバチが13,000円(税込)~、危険性・駆除難易度の高いオオスズメバチのみ25,000円(税込)~です。この基本料金に、巣の場所や大きさなどの条件別の加算料金がかかる場合があります。加算条件の例は次のとおりです。

条件例 概要
高所作業 地上4m以上が高所に該当。
危険手当や人員増、2段ハシゴや足場が必要となる作業。
狭所作業 床下や屋根裏など、退路を確保しづらく機材を選ぶ場所が該当。
危険手当や人員増、特殊薬剤の選定などが必要な作業。
巣の大きさ 巣の大きさに応じた加算料金。
巣が大きくなるほどに働き蜂の数が増えて危険度が増すため、加算料金がかかる。
特殊作業 外壁や天井、機器の部分解体や補修、木や茂みの伐採などが該当。

なお、ハチお助け本舗の基本料金には以下の作業が含まれております

アフターフォロー付き

基本料金内のアフターフォローとして、以下の作業を含みます。

基本料金に含まれるアフターフォロー

  • 巣の撤去・処分
  • 蜂の死骸の除去・処分
  • 巣の撤去後のお掃除
  • 忌避剤の散布

調査・駆除・処分まで一貫してお任せいただけますので、ご安心ください。

再発防止保証1週間付き

万全の駆除を心掛けておりますが、女王蜂を取り逃がしたり、駆除が適切でなかったりした場合は、1週間以内で営巣が再開される恐れがあります。

ハチお助け本舗ではこのような事態に備え、1週間以内の同じ場所での再発は無料で駆除対応させていただくアフターフォローを実施しております。

状況に応じた加盟店を厳選して手配

以下のようなご要望もお聞かせください。対応可能な加盟店を厳選して手配させていただきます。

ご要望の例

  • ペットや子供がいるので駆除剤の成分が気になる
  • 高難度の場所で他の蜂駆除業者には断られてしまった
  • 巣がどこにあるのか検討もつかない
  • 家の中には入らないでほしい
  • 夜・早朝しか時間がとれない
  • 巣がなかったら忌避剤だけでも散布してほしい

最速10分で駆け付け

全国の優良加盟店の中から、最速で駆け付けられる蜂駆除業者を手配させていただきます。最寄りに加盟店がある場合は、お電話から最短10分で駆け付け可能です。

早期発見・早期駆除のメリットは被害を防ぐだけではありません。時間が経過するほど巣が肥大化し、料金が高くなるため、駆除料金を安く抑えるためにも大切なポイントです。営巣された可能性がある場合は、ぜひお早めにご連絡ください。

スズメバチが殺虫剤で死なないときは成分と使い方を確認しよう

スズメバチが殺虫剤で死なないときは、成分と内容量、使い方に問題がある可能性があります。飛来するスズメバチを駆除するためのスプレーは、ノックダウン効果と噴射力に着目して選びましょう。巣まで駆除するのであれば内容量も重要です。

毒エサを設置するときは周囲のエサ場を撤去または忌避剤を散布し、対策することをおすすめします。雨の日の後や使用期限経過後の交換も大切です。

これらのポイントをおさえてもなおスズメバチの数が減らない、巣が近くにあり危険度が高い場合は、プロへの相談を検討しましょう。

※1 対応地域・対応する加盟店により異なります
※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、
調査・見積り費用をいただく場合がございます
※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります

  • この記事を書いた人

ハチお助け本舗 編集部

ハチお助け本舗編集部は、生活を脅かすハチの情報を発信する専門チームです。 「ハチ被害をなくしたい」という強い思いのもと、 現場で得た知識や経験を活かし、 ハチ駆除の専門家から寄せられた意見も参考にしながら、 読者の皆様にとって本当に役立つコンテンツを目指します。

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