ハチお助けコンテンツ

蜂駆除のスプレーの選び方とおすすめ商品5選

蜂の駆除には「蜂専用」のスプレーが必要です。しかし、さまざまな商品があるためどれを選べば良いか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。

本記事では、蜂駆除用スプレーの選び方と、市販品や通販で購入できるスプレーの中から厳選した5商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。

蜂駆除スプレーの選び方

蜂駆除スプレーを選ぶ際には、用途や環境に合わせた製品選びが重要です。ここでは、選択時に考慮すべきポイントについて詳しく説明します。

蜂用スプレーを選ぶ

殺虫スプレーは数多く販売されていますが、必ず蜂用のものを選んでください。蚊・アブ・ゴキブリ用の殺虫スプレーは蜂には効かないためです。蜂以外の害虫用スプレーが刺激となって、攻撃されるリスクが高まります。

蜂用スプレーの成分で選ぶ

合成ピレスロイドの成分が含まれているものを選びましょう。具体的には次のような成分です。

成分名 効果
トラロメトリン 蜂を寄せ付けない
ビフェントリン 持続殺虫成分
フタルスリン 速効性がある
メトフルトリン 速効性がある
レスメトリン 殺虫効果が高い
プラレトリン 殺虫効果が高く、速効性がある
モンフルオロトリン 速効性があり、蜂の動きを止める

トラロメトリンやビフェントリンは効果が持続しやすく、忌避剤としての効果も発揮します。速効性と残効性のバランスがとれた商品を選ぶのがおすすめです。

3m以上の噴射力があるものを選ぶ

少なくとも3m以上の飛距離・噴射力があるものを選びましょう。できれば10m以上がおすすめです。噴射力が強ければ、屋外でも風の影響に左右されずに蜂を狙えます。また、距離をとった状態から噴射して撃退しつつ、徐々に蜂の巣に近づくことも可能です。

400ml以上の容量を選ぶ

直径10cm程度の巣を駆除する場合は、30秒間続けて噴射する必要があるため、400ml以上の容量が必要です。それでも足りない場合があるので、すぐに交換できるように2~3本用意しておくことをおすすめします。

安全性の高い製品を選ぶ

人や植物に対して低刺激、無害な製品を選びましょう。メーカーの公式サイトや商品の説明欄に影響の範囲が記載されています。

ただし、蜂に効く成分ピレスロイドは爬虫類・両生類・魚類にもダメージがあります。ケージや水槽、池の近くでは使わないように気を付けましょう。

口コミやレビューを参考にする

実際に使用した人の口コミやレビューも参考になります。チェックしたいポイントは次のとおりです。

  • 噴射力
  • 使いやすさ
  • 臭い

商品説明では噴射力が高いと記載されていても、実際には異なるということもあるため確認しておきましょう。また、トリガーの引きやすさや握りやすさなどの使い勝手も口コミだからこそわかるポイントです。

家の周辺で使う場合は臭いのレビューも見ておきましょう。人によっては苦手な臭いで使いにくいと感じることがあります。

おすすめの蜂用スプレー5選

「殺虫効果の高さ」「効果の持続性」「容量の多さ」「噴射距離の長さ」で選んだ、おすすめのスプレー5選を紹介します。

カダン スズメバチバズーカジェット(フマキラー)

カダン スズメバチバズーカジェット 550mL

画像引用)フマキラー

効果のある蜂 スズメバチ(ツマアカスズメバチ含む)、アシナガバチ、クマバチ(タイワンタケクマバチ含む)、ミツバチ、アブ、クモ、ガ、ムカデ、ヤスデ、ゲジ、ケムシ、カメムシ
成分 フタルスリン、ビフェントリン
噴射力 12m
容量 550mL
価格 約1,000円~

巣作り阻止の残効性が5カ月間持続するスプレーです。殺虫だけでなく忌避剤としても活躍します。スズメバチの駆除を重視した配合で、殺虫効果が高いことも魅力です。

ハチ・アブ バズーカジェット(フマキラー)

ハチ・アブバズーカジェット 550mL

画像引用)フマキラー

効果のある蜂 スズメバチ(ツマアカスズメバチ含む)、アシナガバチ、クマバチ(タイワンタケクマバチ含む)、ミツバチ、アブ、クモ、ガ、ムカデ、ヤスデ、ゲジ、ケムシ、カメムシ
成分 ビフェントリン
噴射力 12m
容量 550mL
価格 約1,000円~

蜂だけでなく幅広い害虫に対応するスプレーです。巣作りしそうな場所に散布しておくと、5カ月間の忌避効果を発揮します。羽ばたき・行動を停止させる配合なので、飛んでいる蜂を駆除したいときにもおすすめです。

スズメバチにも効く ハチ・アブ用ハンターZ PRO(KINCHO)

画像引用)KINCHO

効果のある蜂 アシナガバチ、スズメバチ、ミツバチ、クマバチ、アブ、ブユ、ユスリカ、ガ、ゲジゲジ、ムカデ、ヤスデ、カメムシ、クモ、ケムシ、羽アリ
成分 モンフルオロトリン、d-T80-レスメトリン
噴射力 10m
容量 510mL
価格 約1,200円~

速効性を強化したスプレーです。蜂の動きを停止させ、落下後もフリーズさせます。毒針の出し入れも停止できるため、駆除後の回収作業の安全性を高められるのが利点です。蜂以外の害虫にも使えます。

スズメバチマグナムジェット プロ(アース製薬)

画像引用)アース製薬

効果のある蜂 スズメバチ(オオスズメバチを除く)、ツマアカスズメバチ、アシナガバチ、クマバチ、アブ、ブユ、クモ、ケムシ、ムカデ、カメムシ
成分 フタルスリン、モンフルオロトリン、イミプロトリン、ビフェントリン(ピレスロイド系)
噴射力 11m
容量 550mL
価格 約2,000円~

スズメバチの駆除を重視したスプレーです。反撃阻止・速効・致死効果を高めた配合で、25cmほどまで大きくなった蜂の巣でもまるごと駆除できます。強力かつ大量噴射という威力もおすすめポイントです。

ハチノックV(住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社)

画像引用)住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社

効果のある蜂 アシナガバチ、スズメバチ等
成分 d・d-T80-プラレトリン
噴射力 480mL
容量 3m
価格 約2,800円~

 

効果の高さでピックアップしましたが、一般の人は使用できません。近距離からの狙い撃ちができるプロのための商品です。家庭用では見られない、d・d-T80-プラレトリンという速効性の高い成分を配合しています。

蜂用スプレーの基本的な使い方

ここでは、蜂用スプレーの基本的な使い方を5つに分けて解説します。

風向きに注意する

常に風上に立ち、安全な位置から噴射しましょう。風下で使用すると、スプレーが自分に向かって戻ってくる危険があるほか、蜂に届かず襲われる危険があります。風の強い日も避けるのが無難です。

使用前に周囲の安全確認を行う

スプレーの成分は人には害がないように作られていますが、目や呼吸器に入るとケガや不調のリスクがあります。人が周囲にいないことを確認しましょう。

特に、小さな子どもやペットが近くにいないかを確認し、必要に応じて退避させることが大切です。

目や口に入らないように装備する

目や口、皮膚にスプレーが付着しないように、次のアイテムを着用しましょう。

    • 防護用ゴーグル
    • マスク
    • 二重にした軍手
    • 長袖長ズボン
    • 長靴
    • 防止

特にスズメバチの駆除を行う際は、刺されるリスクを減らす必要があります。専門の防護服を着用するのが理想的ですが、用意できないときは厚手の生地のものを選びましょう。また、蜂は黒色を攻撃する特性があるため、明るい色を選ぶことも大切です。

使用後は手洗いと換気を徹底する

蜂駆除スプレーを使用した後は、必ず石けんと水で手をよく洗いましょう。スプレーの成分が手や肌に残ったままだと、かぶれやアレルギー反応を引き起こす可能性があります。

また、室内で使用した場合は、十分な換気が大切です。スプレー成分が空気中に残らないよう、しばらく窓を開けておきましょう。

蜂駆除スプレーの効果を最大限に活かす使い方のコツ

ここでは、効果を引き出すための具体的なコツをご紹介します。

蜂が巣に戻る日没後に使用する

巣を駆除する場合は、蜂が巣に戻ってからおとなしくなるタイミングがおすすめです。日中は蜂が活動的で攻撃性も高いため、危険が伴います。日没から2~3時間後、日の出前のタイミングで実施しましょう。

なお、夜間の視界を確保するために光源を用意する場合は、赤色のライトにすることが重要です。その他、巣を駆除する場合の注意点があります。詳しくは次の記事をご覧ください。

こちらもCHECK

蜂・蜂の巣は自分で駆除できる?対応可能な種類・時期・方法を徹底解説

蜂の巣が近くにできると、できる限り早く駆除したいものです。コストを抑えるために、自分で駆除したいと考えることもあるでしょう。しかし、駆除方法さえ知っていればどんな蜂でも駆除できるというわけではありませ ...

続きを見る

強風・雨天を避ける

強風や雨天の日は蜂の活動も低下するため、安全は確保しやすくなりますが、スプレーの効果も落ちやすいため適していません。特に、巣を駆除する場合は晴れまたは曇りの日の夜間におこないましょう。

翌日もスプレーを散布する

巣を駆除した場合は、翌日も巣があった場所にスプレーを散布しておきましょう。巣から逃げ出した蜂が戻ってきた場合も、残効性によって駆除できる可能性があります。また、忌避効果のある成分が含まれていれば、巣作りを再開されるリスクも減らせます。

蜂駆除スプレーの選び方と安全な使い方に関するよくある質問

最後に、蜂駆除スプレーに関するよくある質問に回答します。

蜂駆除スプレーは雨の日でも使える?

スプレー成分が雨で流されることがあるため、駆除の効率が低下する可能性が高いといえます。晴天の日を選んで使用するのがベストですが、雨天時にどうしても駆除する必要がある場合は、噴射量を増やすためにスプレーを2本以上備えておきましょう。

蜂駆除スプレーの保存期間はどれくらい?

通常、製造から2〜3年程度が目安です。使用前にラベルを確認し、期限内に使い切るようにしましょう。

ただし、直射日光や高温多湿の場所で保管すると劣化が早まる場合があります。また、使用済みのスプレー缶は適切に処分してください。

近所迷惑にならないように駆除するには?

駆除作業前に近隣住民に一言伝えておくとトラブルを防げます。特に集合住宅の場合は、管理会社や住民への連絡を忘れないようにしましょう。

蜂用の成分と噴射力のスプレーを選ぼう

他の害虫用スプレーは蜂に効かないため、必ず蜂用のスプレーを選びましょう。噴射力は最低でも3m、できれば10m以上の飛距離があるものがおすすめです。

また、服装や風上からの噴射など、安全を確保することも重要なポイントといえます。効果が薄れる強風や雨天の日を避けて駆除に取り組みましょう。

なお、蜂の巣の直径が10cmを超えていたり、飛来する蜂が多くて危険な場合はプロに相談してください。万が一刺されると蜂毒による体調不良やアナフィラキシーショックのリスクがあります。無理せず安全を確保することを優先してください。

 

  • この記事を書いた人

ハチお助け本舗編集部①

ハチお助け本舗編集部は、
生活を脅かすハチの情報を発信する専門チームです。

「ハチ被害をなくしたい」という強い思いのもと、
現場で得た知識や経験を活かし、
ハチ駆除の専門家から寄せられた意見も参考にしながら、
読者の皆様にとって本当に役立つコンテンツを目指します。

-ハチお助けコンテンツ