蜂が殺虫剤で死なないっ!?3つの理由と4つの対処法を徹底解説!

「蜂が殺虫剤で死なないんだけど…。なんで?」
「殺虫剤が効かない蜂、どうやって駆除するの?」

このようにお考えではありませんか?

蜂は毒を持っており、危険ですので、早く何とかしたいですよね。

このページでは、蜂が殺虫剤で死なない3つの理由と対処法をご案内します。

蜂が殺虫剤で死なない3つの理由

3つの理由
① 虫用のスプレーを使っている
② スプレーを効果的に使えていない
③ 巣を駆除していない

詳しくご案内しますね。

【理由①】虫用のスプレーを使っている

蚊やハエなどを退治するスプレーには、蜂に効く成分が入っていないからです。

蜂に有効な成分は「ピレスロイド系」です。

例えば「トラロメトリン」は効果が持続します

蜂専用か、蜂も駆除対象のスプレーをお選びください。

ただし、ペットとして昆虫、魚類、両生類や爬虫類を飼っている方は、蜂駆除スプレーはNGです。

ピレスロイド系の成分でダメージを受けるからです。

【理由②】スプレーを効果的に使えていない

間違った使い方をしていると、効くものも効かなくなるからです。

蜂駆除スプレーの一般的な使い方は次の通りです。

①必ず風上から噴射する
②2m~3m離れたところを位置取る
③20秒~30秒噴射し続ける

怖くて遠くから噴射したり、時間が短かったりしているのかもしれません。

スプレーに記載されている使い方通りに使ってみてください。

【理由③】巣を駆除していない

蜂を1~2匹退治しても意味がありません。巣内には蜂が残っているからです。

巣は、敷地内(屋内・屋外)の次のような場所に作られます。

・軒下
・窓枠
・玄関付近
・ベランダ
・エアコンの室外機の中
・庭の植え込み
・庭の木
・天井裏
・壁の間

巣を探して、巣ごと駆除してください。

蜂が殺虫剤で死なないときの4つの対処法

4つの対処法
① 有効成分が入ったスプレーを効果的に使う
② スプレーで巣を駆除する
③ 蜂の巣駆除のトラップを仕掛ける
④ スズメバチの場合は駆除業者に依頼する

詳しくご案内していきます。

【対処法①】有効成分が入ったスプレーを効果的に使う

蜂を駆除できる成分(ピレスロイド系)が入っているスプレーを選び、効果的に使ってください。

まずは次の6つのポイントで、蜂専用のスプレーをお選びください。

スプレー選び「6つのポイント」
① 蜂が対象
② 最強の噴射力
③ 最強の成分
④ 容量の多さ(400ml以上)
⑤ 予防効果の持続性
⑥ ペットや庭木・植物への影響

パッケージに蜂が記載されていれば、ピレスロイド系の成分が入っています

より詳しくは「蜂駆除スプレーのおすすめの5選!選び方の6つのポイントも徹底解説」をご覧ください。

次に、スプレーを使って蜂を駆除するための準備についてです。

「日中に飛んでる蜂を何とかしたい」という方は、危険ですので、必ず次の準備をしてください。

蜂を駆除するための準備(必須)
① 白か淡い色の服を重ね着する
② 白の帽子を被る
③ 眼鏡やゴーグルをつける

蜂は黒色に向かってきます。

白い服を重ね着して、露出を最小限にしてください。

2m~3m離れた風上から、20秒~30秒間噴射し続けます。

【対処法②】スプレーで巣を駆除する

巣を駆除できれば蜂がいなくなるからです。

必ず、次のような入念な事前準備をしてください。

蜂の巣駆除の準備(必須)
① 殺虫スプレー(蜂用)
② 防護服
③ 厚手の軍手
④ 懐中電灯
⑤ 長い棒
⑥ 撤去した巣を入れるビニール袋

防護服は数万円~します。

長袖長ズボン、帽子、長靴、ゴーグル、首にタオルを巻くといった方法で代用できます。

蜂の巣を駆除する手順は次の通りです。

蜂の巣駆除「5つの手順」
① 日没後(もしくは日の出前の早朝)に行う
② スプレーを使う
③ 翌日に様子を見る
④ 巣を撤去する
⑤ 巣があった場所にスプレーする

夜を狙う理由は、巣に全ての蜂が戻ってきていて、静か活動しているからです。

しかも蜂は夜目(よめ)が効きませんので、日中よりはリスクが低いです。

スプレーの使い方は、こちらの動画(05:18)でイメージできます。

より細かいポイントをご案内します。

要チェック!蜂の巣退治のポイント
① 夜(日没してから2時間後)に風上から近寄る
② 巣から一定の距離のある場所に立つ
③ 20~30秒ほどスプレーする
④ 蜂が動かなくなったら長い棒で巣を落とす
⑤ 翌朝、トングを使って巣をゴミ袋に入れる
⑥ 念のためゴミ袋内にスプレーをする
⑦ ゴミの日に出す

スプレーすると、蜂がたくさん出てくることがありますが、構わず20秒~30秒間スプレーをしてくださいね。

基本的にはゴミの日にゴミとして出すことができます

ただ、心配な方はお住いの自治体にご確認ください。

より詳しくは「蜂の撃退法を3つ解説!ペットボトルなど家にあるものを利用しよう」をご覧になってくださいね。

【対処法③】トラップを仕掛ける

トラップには市販のものと、自作のものがあります。

それぞれ詳しくご案内していきます。

①市販のトラップを仕掛ける

市販のトラップの蜂を駆除する仕組みは、2つのタイプがあります。

2つのタイプ
① 誘引剤を使って捕獲するタイプ
② 毒餌(どくえ)を食べさせて全滅させるタイプ

誘引剤を使った市販のトラップの駆除イメージは、こちらの動画(04:50)をご覧ください。

手順例は次の通りです。

手順例
① 容器に誘引剤と水を入れ、混ぜ合わせる
② 蓋をしっかり閉める
③ 雨除けのパーツをつけて組み立てを完了する
④ トラップを庭木に吊るす

毒餌(どくえ)を食べさせて駆除する市販のトラップは、こちらの動画(09:20)でイメージできます。

手順は次の通りです。

手順例
① 毒餌(どくえ)のシートを剥がす
② 蓋を取り付ける
③ PUSHと書かれている部分を押して、組み立てを完了する
④ トラップを庭木に吊るす

市販のトラップのメリットとデメリットは、次の通りです。

市販のトラップのメリット
① 作る手間が少ない
② 蜂に近づかずに駆除できる
④ 巣の場所がわからなくても使える
⑤ 昆虫、魚類、両生類、爬虫類のペットを飼っていても使える
⑥ 植物の近くで使える

女王蜂を駆除することで新たな蜂の巣を作らせないことができます。

3~5月頃に仕掛けてください。

デメリットは、次の通りです。

市販のトラップのデメリット
① お金がかかる
② 設置時期が遅いと駆除しきれない
③ 6月以降は逆効果のことがある
④ 設置のときに刺されてしまう可能性がある

市販のトラップで一番大切なのは設置時期です。

働き蜂が活発に動き出す6月以降は、市販のトラップを仕掛けることで逆に蜂を集めてしまう可能性があります。

②自作のトラップを仕掛ける

自作のトラップでの蜂の駆除は2種類あります。

自作トラップの種類
① ペットボトルトラップ
② 粘着シートトラップ

どちらも誘引剤を使います。

ペットボトルを使った自作の蜂駆除トラップの作り方は、こちらの動画(06:35)をご確認ください。

準備するものは次の通りです。

・ペットボトル
・カッター
・ひも
・日本酒
・酢
・砂糖
・水

作成手順をご案内します。

作成手順例
① ペットボトルをカッターで加工して容器を作る
② 誘引剤を作る
③ 容器の中に誘引剤を入れる
④ ひもを使って庭木に吊るす

容器は、誘引した蜂が外に出られないように作成します。

粘着シートを使った自作トラップでの駆除は、こちらの動画(04:58)でイメージできます。

準備するものは次の通りです。

・ネズミ駆除用粘着シート
・カップ(誘引剤を入れる容器)
・酒
・酢
・ハチミツ

作成手順をご案内します。

作成手順例
① 誘引剤を作り、カップへ入れる
② カップをネズミ駆除用の粘着シートの上に置く
③ 庭先に設置する

自作のトラップのメリットは次の通りです。

自作トラップのメリット
① 家にあるもので作れる
② 安く駆除できる
③ 蜂に近づかずに駆除できる
④ 昆虫、魚類、両生類、爬虫類のペットを飼っていても使える
⑤ 植物の近くで使える

自作のトラップの最大のメリットは安いことです。

デメリットは次の通りです。

自作トラップのデメリット
① 作ったり回収したりしなければならない
② 女王蜂を捕まえられないと意味がない
③ 設置のときに刺されてしまう可能性がある

自作トラップは、女王蜂を駆除できないと効果がありません

働き蜂を駆除しても、女王蜂がいると再発するからです。

働き蜂が羽化する前の春先に設置ししてくださいね。

【対処法④】スズメバチの場合は駆除業者に依頼する

スズメバチは蜂の中でも特に毒性が強く、攻撃性も高いからです。

毎年スズメバチによる犠牲者は後を絶ちません。

2022年に行われた調査では、自力で蜂を駆除しようとして、20名が犠牲になりました。

スズメバチの駆除は死に至る危険性があるため、プロに依頼することをご検討ください。

多くの人に選ばれているのがハチお助け本舗です。

電話対応は24時間365日していて、電話から最短5分で手配が完了します。

どんな種類のハチでも最短10分で駆除できる技術力の高さが評価されています。

価格がリーズナブルで、見積もりは無料ですので、一度お気軽に電話相談してみてくださいね。

参考)林野庁「蜂刺され災害を防ごう」

蜂が殺虫剤で死なない場合の駆除業者の選び方「5つのポイント」

5つのポイント
① 実績があるか
② 当日や夜間対応が可能か
③ 料金が明確になっているか
④ アフターフォローや保証があるか
⑤ 口コミがあるか

選ぶポイントをご案内した理由は、業者の中には悪質・悪徳な業者がいるからです。

次のようなトラブルが、消費者ホットラインに寄せられています。

「見積もりの倍以上の金額を請求された」
「プロに依頼したはずなのに蜂がまだいる」

こんなことが無いように、ホームページを見て確認できない場合は、業者選びの候補から外してください。

【ポイント①】実績があるか

実績のない業者だと、蜂が駆除できない可能性があるからです。

【ポイント②】当日や夜間対応が可能か

早めに駆除しないと、誰かが刺されてしまう可能性があるからです。

日数が経つにつれて蜂の巣が大きくなり、蜂の数が増えます。

【ポイント③】料金が明確になっているか

料金でトラブルにならないためです。

次のようなことを確認してから、作業前に見積もりを取ってください。

・見積もり以外の費用がかからない
・見積もり後のキャンセルが無料

【ポイント④】アフターフォローや保証があるか

一度駆除しても戻ってくる蜂(戻りバチ)がいるからです。

巣の処分や死骸の清掃、巣の撤去後の再発防止まで対応しているかどうかを確認してください。

【ポイント⑤】口コミがあるか

口コミが確認できない業者は、実績がない、または悪徳な業者の可能性があるからです。

口コミや事例、過去の実績を確認してください。

ハチお助け本舗は口コミでの評価が高いです。

4万件以上の実績があり、どんな種類のハチでも駆除してくれますよ。

スピーディに駆けつけてくれます。

24時間365日の電話対応をしているので、まずは一度、相談してみてくださいね。

>>ハチお助け本舗のホームページを見る

蜂が殺虫剤で死なないときの対処法まとめ

このページのまとめ
・蜂が殺虫剤で死なない理由は3つある
・蜂を駆除する方法は4つある
・自力では難しい場合やスズメバチの場合は業者に依頼する

蜂が殺虫剤で死なない理由と対処法をご案内しました。

自力で駆除する場合は、ハチ専用のスプレーを効果的にご使用ください。

毒性の強いスズメバチを自分で駆除するのは危険です。

少しでも不安を感じたときは、24時間・365日対応しているハチお助け本舗にお気軽にご相談ください。

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