蜂の種類

大きい蜂とは?国内の12種類と世界の蜂を紹介

大きい蜂は威圧感があり、羽音も大きい傾向があるため、怖いと感じる人が多いのではないでしょうか。しかし、大きい蜂のすべてが極めて危険というわけではありません。中には、放っておいても問題ない蜂もいます。

本記事では、国内の蜂の中から、体長が25mm以上になる蜂を12種類ピックアップしました。なお、働き蜂と女王蜂がいる種類の場合は、働き蜂を基準にしています。蜂の種類ごとの詳細を記載した記事へのリンクもあるので、ぜひ参考にしてください。

後半では、世界の大きな蜂も紹介しています。

このような方におすすめ

  • 日本に生息する大きい蜂の種類を知りたい方
  • 遭遇した大きい蜂の種類を特定したい方
  • 世界の大きい蜂にもご興味がある方

※1 対応地域・対応する加盟店により異なります ※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます ※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります

大きさの基準とした「体長」とは

体長は頭から腹部先端(お尻)までの長さのことです。触覚・翅(はね)・脚・毒針は含まれません。本記事では、働き蜂(※)の最大サイズを基準に、体長が25mm以上の蜂の種類をピックアップしました。

なお、クワガタムシは大顎から腹部先端まで、チョウやガは翅を含めて体長とすることがあります。昆虫の種類によって基準が異なる場合があるので、あくまでも蜂の測り方としてご覧ください。

(※)働き蜂がいない種類の場合は、メス蜂を基準としています。

体長25mm以上の大きい蜂一覧

蜂の種類 体長 攻撃性
スズメバチ
オオスズメバチ 27~37mm
ヒメスズメバチ 24~37mm
コガタスズメバチ 22~28mm
モンスズメバチ 21~28mm
チャイロスズメバチ 17~27mm
アシナガバチ
セグロアシナガバチ 21~26mm
キアシアシナガバチ 21~26mm
クマバチ
キムネクマバチ 20~30mm
アマミクマバチ 20~30mm
オキナワクマバチ 20~30mm
アカアシセジロクマバチ 20~30mm
オガサワラクマバチ 20~30mm

以下で、各種類の特徴を画像とともに紹介します。

大きいスズメバチ

オオスズメバチ
働き蜂:27~37mm
女王蜂:40~50mm

ヒメスズメバチ
働き蜂:24~37mm
女王蜂:24~37mm

コガタスズメバチ
働き蜂:22~28mm
女王蜂:25~30mm

モンスズメバチ
働き蜂:21~28mm
女王蜂:28~30mm

チャイロスズメバチ
働き蜂:17~27mm
女王蜂:30mm

スズメバチはズメバチ科スズメバチ亜科の総称です。日本国内の17種類のうち、25mm以上になる種類は5種類です。

オオスズメバチ国内最大かつ最強の蜂です。最小クラスの働き蜂でも27mmあり基準とした25mmを超えているため、群を抜いて大きい蜂といえます。女王蜂にいたっては40~50mmです。50mmは単三電池の大きさに相当します。

2番目に大きいのはヒメスズメバチです。オオスズメバチに似ていますが、色はオレンジよりも黄色寄りで、お尻が黒いという特徴があります。働き蜂は24~37mmでオオスズメバチに匹敵しますが、女王蜂はオオスズメバチと比べて小さめです。

3番目に大きいのはコガタスズメバチです。「コガタ(小型)」という名前ではあるものの、オオスズメバチにそっくりな見た目ながらサイズはオオスズメバチより小さいというだけで、蜂全体の中で見れば大きい種類です。

モンスズメバチ最大サイズはコガタスズメバチと同じ28mmですが、最小サイズが小さいため4番目としました。夜間も長時間活動できるのが特徴で、腹の模様は波打つような形をしています。

チャイロスズメバチは個体差が大きく、最大クラスの働き蜂は27mmですが、最小クラスでは17mmです。サイズだけでは特定が難しいため、色で見分けましょう。顔や胸は茶色で腹部が真っ黒という特徴的な配色なので、見分けるのは難しくありません。

25mmに達しないスズメバチも含めて詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。

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大きいアシナガバチ

セグロアシナガバチ
働き蜂:21~26mm
女王蜂:21~27mm

キアシナガバチ
働き蜂:21~26mm
女王蜂:21~28mm

アシナガバチはスズメバチ科アシナガバチ亜科の総称です。脚が長いため大きく見えますが、体長が25mm以上になるのはセグロアシナガバチとキアシナガバチの2種類に限られます。

性格はどちらも、スズメバチと比べればおだやかではあるものの、アシナガバチのなかでは攻撃的です。毒性もアシナガバチの中では強いため、近づかないことをおすすめします。

なお、働き蜂と女王蜂サイズの違いはほとんどありません。女王蜂がどれなのかを群れの中から探し出すことは、プロでない限り難しいといえるでしょう。駆除の際に女王蜂を取り逃がすと営巣が再発するため注意が必要です。

25mmに達しないアシナガバチも含めて詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。

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平均的に大きいクマバチ

キムネクマバチ

アマミクマバチ

オキナワクマバチ

アカアシセジロクマバチ

オガサワラクマバチ

クマバチはクマンバチや大工蜂とも呼ばれる、ミツバチ科クマバチ亜科の総称です。日本には5種類が生息しています。

 

クマバチはメス蜂とオス蜂のみで働き蜂は存在しません。メス蜂とオス蜂のサイズはほとんど変わらず、20~30mmが目安です。基本的には23mmほどですが、大きい個体では30mmに達することがあります。

また、スズメバチやアシナガバチと比べて腰のくびれが目立たず幅が広いため、体長以上に大きく見えます。羽音の大きさも含めて存在感の強い蜂です。

性格はおだやかで、人が攻撃しない限り襲ってくることはありません。ただし、民家の柱や梁に穴を開けて営巣する習性がある点では厄介者です。次の記事では、クマバチの生態や日本に生息する5種類を詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

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世界にはもっと大きい蜂もいる

※画像はタランチュラホーク

日本国内最大の蜂は体長2.7~3.7cmのオオスズメバチですが、世界にはもっと大きい蜂がいます。

世界最大の蜂はインドネシアのウォレスズ・ジャイアント・ビーです。体長が3.8~4.5cmあり、羽を広げると6cmに達します。アゲハ蝶レベルの大きさの蜂と考えれば、とても大きいことがわかるでしょう。

また、アメリカの蜂・タランチュラホーク(オオベッコウバチ)もオオスズメバチより大きい蜂です。体長は5cmほどで、タランチュラを捕食します。

次の記事では世界一大きいウォレスズ・ジャイアント・ビーの詳細を紹介しています。ぜひご覧ください。

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大きい蜂すべてが危険ではないが注意は必要

大きい蜂は威圧感があるため危険に見えますが、すべてが攻撃的な性格というわけではありません。ヒメスズメバチやコガタスズメバチ、アシナガバチ、クマバチは人間が攻撃をしかけない限り、積極的に襲ってくることはない蜂といえます。

しかし、攻撃性は低くても、巣作りされると家にダメージが生じるケースがあります。また、オオスズメバチやモンスズメバチは、巣に接近するだけでも攻撃してくるので注意が必要です。いずれにしても不用意に近づかず、巣を発見したら駆除を検討しましょう。

なお、大きい蜂が作る巣は、プロ以外が駆除するのは困難なケースが多くみられます。蜂の種類の特定、現場の調査も含めて蜂駆除業者に相談しましょう。

大きい蜂に関するよくある質問

大きい蜂に関するよくある質問3つに回答します。

日本にいる大きい蜂の種類は?

25mm以上を基準とした場合、スズメバチではオオスズメバチ、ヒメスズメバチ、コガタスズメバチ、モンスズメバチ、チャイロスズメバチの5種類、アシナガバチではセグロアシナガバチとキアシナガバチの2種類があげられます。クマバチは日本に生息する全5種が大きいサイズです。

世界の大きい蜂の種類は?

インドネシアのウォレスズ・ジャイアント・ビーやアメリカのタランチュラホーク(オオベッコウバチ)があげられます。

大きい蜂は危険ですか?

大きいから危険というわけではありませんが、オオスズメバチやモンスズメバチなど攻撃的な性格の蜂が含まれるため注意が必要です。

また、スズメバチやアシナガバチの場合は体が大きいほど保有する毒量が多い傾向があるため、刺されたときの痛みが強く出ることが少なくありません。

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  • この記事を書いた人

ハチお助け本舗 編集部

ハチお助け本舗編集部は、生活を脅かすハチの情報を発信する専門チームです。 「ハチ被害をなくしたい」という強い思いのもと、 現場で得た知識や経験を活かし、 ハチ駆除の専門家から寄せられた意見も参考にしながら、 読者の皆様にとって本当に役立つコンテンツを目指します。

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