オオスズメバチの巣は、キイロスズメバチやコガタスズメバチなどの巣と比べるとわかりづらい場所にあります。気付かずに接近したり、踏み抜いたりして襲われることがあるため、注意が必要です。
そこで本記事では、オオススメバチの巣の見つけ方を詳しく解説します。前半では巣を探すのに向いている時間帯や巣の候補場所、後半では自分で駆除できるかどうかや自宅の敷地ではない場所で発見した場合の対応も解説しています。ぜひご覧ください。
このような方におすすめ
- 自然散策でオオスズメバチの巣に近づきたくない方
- オオスズメバチが飛来する頻度が増えて不安になっている方
- 自宅にオオスズメバチの巣があるかどうか判断したい方

※1 対応地域・対応する加盟店により異なります
※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります
オオスズメバチの巣を見つけるなら夕方がおすすめ

オオスズメバチは日没とともに帰巣するため、夕方に飛んでいく方向を確認すれば、巣がある場所を推定できます。逆に昼間は、狩りや偵察のために、あちらこちらを飛び回っているため、方向を定めることができません。
なお、オオスズメバチの巣を見つけるといっても、防護服がない状態でできるのは位置の推定までです。その理由も含め、以下ではオオスズメバチの巣の候補場所と見つけ方を解説します。
オオスズメバチの巣の候補場所

オオスズメバチの巣を探し始める前に、巣が作られやすい場所を確認しておきましょう。あたりをつけておくと、発見しやすくなるからです。
オオスズメバチは壁や屋根となるものに囲まれた閉鎖空間を好んで巣作り(営巣)します。具体的には次のような場所です。
オオスズメバチの巣の候補場所
- 土の中
- 木の洞の中
- 床下
- 屋根裏
- 壁の中
土の中
土の中といっても、最初から自分で掘り進めるのではなく、ヘビやネズミの古巣や木の根の間にできた既存の穴を利用するケースが多くみられます。
ときには、枯れ木やガレキが積み重なった空間と、その下にある土の中をつなぐような形で巣を作ることもあります。
木の洞の中
木の洞の中もオオスズメバチの巣作り場所です。スズメバチの巣は肥大化しやすいので、細い木よりも大木の洞が選ばれる傾向にあります。
木の洞に巣を作った場合、オオスズメバチの巣の外殻のまだら模様が隙間から見えることが少なくありません。
床下・屋根裏・壁の中
オオスズメバチは基本的には自然環境を好む蜂なので、民家に巣を作るのはレアケースです。しかし、近年では市街地への進出も増えてきており、床下・屋根裏・壁の中などの屋内でもオオスズメバチの巣が確認されています。
人の出入りがある場所でも営巣する可能性がゼロではない以上、オオスズメバチの巣に接近してしまうリスクに注意が必要です。
以下で、巣の見つけ方を「土の中・木の洞の中」と「床下・屋根裏・壁の中」に分けて解説します。
土の中・木の洞の中にあるオオスズメバチの巣の見つけ方

土の中・木の洞の中にあるオオスズメバチの巣の見つけ方は次のとおりです。
床下・屋根裏・壁の中のオオスズメバチの巣を見つける手順
- 安全がわかっている場所に立つ
- オオスズメバチの行動を視線だけで追いかける
- オオスズメバチが消えていく場所を確認
- 3で確認した場所にカメラをズーム
この手順は、自然散策などに出かけた際の安全確保としても有用です。以下で詳しく解説します。
1.安全がわかっている場所に立つ
冒頭でも記載したとおり、オオスズメバチは国内最強の蜂なので接近するのはNGです。巣を中心とした半径10mに近づくだけでも、威嚇や攻撃を受けるリスクがあります。
自分が日頃から出入りしている通り道など、巣が近くにないことがわかっている場所に立ちましょう。ただし、それでも絶対に安全ということではないので、可能であれば、室内から窓の外を見る方法をおすすめします。
2.オオスズメバチの行動を視線だけで追いかける
1で立った場所からは動かず、周囲を見渡してオオスズメバチの個体を発見しましょう。1匹を見つけたら、視線だけで行動を追いかけます。基本的に、こちらが静かにじっとしていれば襲ってくることはありません。
3.オオスズメバチが消えていく場所を確認
オオスズメバチが飛行高度を変え、土の中や木の洞の中に消えていくように見えたら、そのあたりに巣がある可能性が高いと考えられます。
さらに遠くまで飛んでいくようであれば、少なくとも視界でとらえられる場所の周辺には巣がないと考えられるので、また後日、別の場所で1の手順から始めましょう。
4.3で確認した場所にカメラをズーム
3で確認した場所にスマートフォンなどのカメラを向け、ズーム機能で様子を確認します。巣があれば、複数のスズメバチが入っていく様子を確認できるはずです。木の洞の場合は、洞の隙間から巣の外殻が見えることもあります。
ただし、カメラを使うときは絶対にライトをオフにしてください。強い光が差し込むと、興味を持ったオオスズメバチが飛んでくる恐れがあります。
あたりが暗くなっていて巣があるのかわかりづらいときは、3のステップまでを夕方におこない、翌日以降の昼間に4の手順を実行しましょう。
床下・屋根裏・壁の中のオオスズメバチの巣の見つけ方

屋内で巣を作りやすい場所は床下・屋根裏・壁の中です。これらの場所にあるオオスズメバチの巣の見つけ方を解説します。
床下・屋根裏・壁の中のオオスズメバチの巣を見つける手順
- 室内で耳を澄ませて方向を確認
- 屋外の通気口や壁の隙間への出入りを確認
- 通気口からファイバースコープを差し込む
1.室内で耳を澄ませて方向を確認
床下・屋根裏・壁の中などにオオスズメバチの巣がある場合、室内にいるときでも、ブーンという低音が響いてくることが少なくありません。この低音は、オオスズメバチがコミュニケーションのために鳴らしている羽音です。
ただし、低音は音の指向性が低く、どこから聞こえているのかわかりづらいので、室内を歩き回り、より大きく聞こえる場所を探してみましょう。そのあたりの床や壁、天井の裏に巣がある可能性が高いといえます。
壁が薄い場合は、耳を近づけるとカリカリ・カサカサという活動音が聞こえることがあります。オオスズメバチかどうかはこの時点では確定できませんが、なんらかの生き物は棲んでいると考えられます。
2.屋外の通気口や壁の隙間への出入りを確認
屋内で巣を作っている場合、近くにある通気口や壁の隙間(亀裂など)から出入りしている可能性が高いので、屋外に出て確認してみましょう。定点カメラなどを設置して観察するのもおすすめです。
出入りしている様子があれば、屋内で巣を作っている可能性は極めて高いと考えられます。
3.通気口からライト付きのファイバースコープを差し込む
多くの方にとっては2つ目の手順までが自力で確認できる方法ですが、ライト付きのファイバースコープを持っている方は、通気口から差し込んでみてください。閉鎖空間にあるオオススメバチの巣を撮影できる可能性があります。
ただし、オオスズメバチの出入りがある場所に接近することになるので、以下の条件にすべて合致する場合に限ります。
オオスズメバチの巣の発見のためにファイバースコープを使う場合の条件
- 自治体等から防護服をレンタルできる
- 脚立などを使わずに手が届く場所
- 素早く退避できるようなルートが確保されている
- 万が一の事態に備えて待機してくれる人がいる
オオスズメバチは国内最大で毒針も長いため、スズメバチ用かつプロ仕様の防護服でなければ身を守れません。地域によっては自治体が無料貸し出しをおこなっているので、確認してみましょう。
また、通気口からオオスズメバチの群れが飛び出してくるリスクもあります。防護服を着用していたとしても危険なので、素早く退避しなければなりません。脚立等を使う必要がなく、スムーズに退避できるルートがあることも重要なポイントです。
しかし、ここまでの安全対策を講じても、毒針が防護服を突き破って皮膚に到達することがあります。万が一の事態に備えて救急車を呼んでくれる人員の配置も必須です。
点検口は絶対に開けない
室内にある点検口は絶対に開けないでください。開けた瞬間に、その音や光の差し込みが刺激となってオオスズメバチが室内になだれ込むリスクがあります。
家具の裏などに潜まれてしまえば、長時間かけて見つけ出しては駆除するというステップを踏まなければなりません。自分で完遂するのは困難なので、プロを呼ぶことにするとしても、しばらくの間は屋外に退避することになってしまいます。
床下・屋根裏・壁の中にオオスズメバチの巣がある可能性を感じた時点で、プロに相談することをおすすめします。
スズメバチの巣の調査と駆除はハチお助け本舗におまかせ

調査・見積無料
ハチお助け本舗の出張・調査・見積は基本無料(※)です。ご依頼者さまがスズメバチの巣を確認できていない場合でも、プロの視点で営巣箇所を特定いたします。
巣を発見した場合、巣の大きさや営巣場所の高さ、各種条件を調査してお見積りいたします。お見積内容に合意いただけた場合のみ、ご契約の上で作業を実施いたしますのでご安心ください。調査の結果、スズメバチの巣がなかった場合はご契約の必要はございません。
| ※対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます |
スズメバチの駆除料金

基本料金はほとんどのスズメバチが1,980円(税込)~、危険性・駆除難易度の高いオオスズメバチのみ別途料金です。この基本料金に、巣の場所や大きさなどの条件別の加算料金がかかる場合があります。加算条件の例は次のとおりです。
| 条件例 | 概要 |
| 高所作業 | 地上4m以上が高所に該当。 危険手当や人員増、2段ハシゴや足場が必要となる作業。 |
| 狭所作業 | 床下や屋根裏など、退路を確保しづらく機材を選ぶ場所が該当。 危険手当や人員増、特殊薬剤の選定などが必要な作業。 |
| 巣の大きさ | 巣の大きさに応じた加算料金。 巣が大きくなるほどに働き蜂の数が増えて危険度が増すため、加算料金がかかる。 |
| 特殊作業 | 外壁や天井、機器の部分解体や補修、木や茂みの伐採などが該当。 |
なお、ハチお助け本舗の基本料金には以下の作業が含まれております。
アフターフォロー付き
基本料金内のアフターフォローとして、以下の作業を含みます。
基本料金に含まれるアフターフォロー
- 巣の撤去・処分
- 蜂の死骸の除去・処分
- 巣の撤去後のお掃除
- 忌避剤の散布
調査・駆除・処分まで一貫してお任せいただけますので、ご安心ください。
再発防止保証1週間付き
万全の駆除を心掛けておりますが、女王蜂を取り逃がしたり、駆除が適切でなかったりした場合は、1週間以内で営巣が再開される恐れがあります。
ハチお助け本舗ではこのような事態に備え、1週間以内の同じ場所での再発は無料で駆除対応させていただくアフターフォローを実施しております。
状況に応じた加盟店を厳選して手配
以下のようなご要望もお聞かせください。対応可能な加盟店を厳選して手配させていただきます。
ご要望の例
- ペットや子供がいるので駆除剤の成分が気になる
- 高難度の場所で他の蜂駆除業者には断られてしまった
- 巣がどこにあるのか検討もつかない
- 家の中には入らないでほしい
- 夜・早朝しか時間がとれない
- 巣がなかったら忌避剤だけでも散布してほしい
最速10分で駆け付け
全国の優良加盟店の中から、最速で駆け付けられる蜂駆除業者を手配させていただきます。最寄りに加盟店がある場合は、お電話から最短10分で駆け付け可能です。
早期発見・早期駆除のメリットは被害を防ぐだけではありません。時間が経過するほど巣が肥大化し、料金が高くなるため、駆除料金を安く抑えるためにも大切なポイントです。営巣された可能性がある場合は、ぜひお早めにご連絡ください。
オオスズメバチの巣は発見するところまで

オオスズメバチの巣を自分で駆除するのは推奨できません。その理由を安全面と手間の面に分けて解説します。
安全を確保しづらい
先述のとおり、オオスズメバチの毒針はプロ仕様の防護服すら貫通することがあるほどの長さです。さらに顎の力も強いため、嚙みつかれれば何度も刺されることになります。
また、各個体の大きさと騒音レベルの羽音による威圧感に圧倒されやすく、大群が飛び出してきた場合は冷静に行動することが難しいという点にも留意する必要があります。
駆除の手間が膨大
手間の面でも自分で駆除するのはおすすめできません。土の中のオオスズメバチの巣を駆除する場合、巣の出入り口に返しを作った金網を突っ込み、ある程度の個体数を捕獲した上で、さらに内部まで薬剤を届かせて駆除するというステップを踏みます。
オオスズメバチの捕獲用の金網は市販されていないため、業務用のものを探すか自作する必要があります。これを準備した上で、防護服やスプレー数本、燻煙剤などのアイテムもそろえなければなりません。
その後、オオスズメバチが全滅してから巣を掘り起こしたり、床下や屋根裏の壁面から剥がして撤去する必要があります。準備から駆除までの手間が膨大かつハイリスクなので、オオスズメバチの駆除はプロに任せましょう。
自然環境にあるオオスズメバチの巣は放っておくのが得策

山林や河川などの自然環境にオオスズメバチの巣があり、近づく必要もないという場合には放っておくことをおすすめします。その理由は、オオスズメバチがキイロスズメバチの天敵だからです。
キイロスズメバチは群れの数が多く攻撃力も高いため、天敵はそう多くありません。数少ない天敵のひとつであるオオスズメバチの数が減ると、キイロスズメバチが繁殖しやすくなります。
キイロスズメバチは都市適応型で、オオスズメバチよりも人の生活圏に入ってきやすい種類です。キイロスズメバチが増えると、同種間のエサの奪い合いを避けるために都市部へ降りてくる可能性が高まります。
都市部は生ごみやジュースの飲み残しなど、キイロスズメバチがエサにできるものが豊富です。天敵がおらずエサが豊富な都市部を好条件の場所だと判断すれば、来年以降で定着することになりかねません。
自宅の敷地内で作られたオオスズメバチの巣に関しては危険なので駆除するしかありませんが、危険性がない状況であれば、放っておきましょう。
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参考
上野高敏「スズメバチが多発するのはなぜ?」(九州大学農学研究院・生物的防除研究施設)
自宅でオオスズメバチの巣を見つけたらプロに相談しよう
オオスズメバチの巣は、土や木の洞の中をはじめとした閉鎖空間にあるため、見つけるのは容易ではありません。オオスズメバチの進行方向や周辺の音を頼りに、あたりをつけましょう。
ただし、巣の場所の確定と駆除はプロに任せることをおすすめします。巣に接近すると踏み抜きや襲撃に遭う危険があり、防護服を着用していたとしても、オオスズメバチの場合は極めてハイリスクだからです。
自宅の敷地内にオオスズメバチの巣がある可能性が高いと感じたときは、ぜひハチお助け本舗へご連絡ください。調査・見積無料で迅速に駆け付けます。

※1 対応地域・対応する加盟店により異なります
※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります