蜂駆除業者・料金

蜂駆除で詐欺被害?悪質業者の手口と甚大なトラブルに要注意!

蜂の巣駆除を依頼したいと思っても、悪質業者による詐欺被害やトラブルがあると聞いて躊躇する方も多いのではないでしょうか。たしかに、蜂駆除を称する業者の中には、悪質なケースも存在します。甚大な被害をもたらし、ニュースになったケースもありました。

本記事では、悪質業者との契約を回避するために、4つの手口と実際のトラブル事例を紹介します。後半では騙されないためのポイントや万が一の事態に備えた対処法、適切な相談先も解説しますので、ぜひご覧ください。

このような方におすすめ

  • 蜂駆除業者に連絡する前に備えておきたい方
  • 正当な見積で高額になることはあるのか知りたい方
  • トラブルに発展したときの対処法や相談先を知りたい方

※1 対応地域・対応する加盟店により異なります ※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます ※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります

 

悪質な蜂駆除業者による詐欺の手口

悪質業者の多くは、見積項目や作業内容に虚偽の内容を混ぜる手口で高額な料金を請求します。具体的な方法は主に次の4つです。それぞれを詳しく解説します。

悪質業者の4つの手口

  1. 蜂の巣の数や大きさの虚偽報告
  2. 蜂の種類を偽る
  3. 基本料金に含まれるべき金額を別で計上する
  4. 不要な特殊作業

1.蜂の巣の数や大きさの虚偽報告

蜂駆除の料金は蜂の巣の数や大きさによって変動するのが一般的です。この仕組みを悪用し、巣の数や大きさを実際よりも水増しして高額な見積を提示するケースがみられます。

次の表は、巣の数と大きさに応じた加算料金の相場です。

料金項目 条件 加算料金の相場
巣の数 2個目から1個あたり 1,000円~2,000円
巣の大きさ 5~10cm大きくなるごとに 1,000円~2,000円

悪質な業者は、実際には巣が1つしかない場合でも「2つある」と虚偽報告することで、加算料金を請求します。また、実際の巣が15cmであるにも関わらず「25cmでした」などという虚偽報告によって、2,000~4,000円を加算することも少なくありません。

より一層悪質なケースでは、見積段階では正当な項目・金額を提示しておきながら、「見積段階ではわからなかったのですが、奥にもう1つありました」などと言って、駆除後に追加請求してくるケースもあります。

蜂の巣が見えない場所ほど要注意

この手口で狙われやすいのは、依頼者からは巣が見えない状況です。次のようなケースが該当します。

巣の数や大きさを偽る手口で狙われやすいケース

  • 2階以上の軒下
  • 屋根裏
  • 床下
  • 屋外の換気扇フードの中

このような場所に巣がある場合、見積の根拠として写真を見せられても、それが今まさに撮影されたものなのかを確信するのは困難です。怪しいと思ったときは契約せず、別の蜂駆除業者に連絡してみましょう。

また、証拠として駆除後の巣を見せてもらった場合でも、意図的に巣を粉砕されていれば、それが実際に何cm程度だったのか、1つなのか2つなのかを見極めることも難しくなります。見積外の項目については支払いを拒否することが鉄則です。

2.蜂の種類を偽る

多くの蜂駆除業者は蜂の種類ごとに基本料金を設定しており、危険性や駆除難易度が高い種類ほど基本料金が高額な傾向にあります。この仕組み自体は一般的なものですが、悪質な業者はこれを悪用します。

悪用の代表例は、コガタスズメバチをオオスズメバチと偽るケースです。オオスズメバチは国内最強の蜂であり、基本料金は最も高額です。コガタスズメバチと比べると10,000円以上の差があることも少なくありません。

しかし、両者の見た目は酷似しているため、大きさや巣の場所以外で見分けるのは困難を極めます。だからこそ悪用されやすいため、注意が必要です。コガタスズメバチとオオスズメバチの違いは次の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

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3.物品の購入代金を計上する

駆除に使用する物品の購入代金全額を見積に計上することは、本来あり得ません。しかし、悪質な業者は、あたかも今回の駆除のために購入したかのような言い分で計上してくることがあります。具体例は次のとおりです。

悪質な業者が個別請求する標準装備の代金の例

  • 防護服の購入代金
  • 脚立やハシゴの購入代金
  • 高所用スプレー噴霧器等の機材の購入代金

仮にこれらを請求するのであれば、駆除後は依頼者に物品を引き渡すのが当然です。しかし悪質な業者は依頼者に購入させた上で持ち帰り、別の現場でも使用します。見積にこれらの項目が含まれていた場合は契約せず、別の蜂駆除業者に連絡しましょう。

なお、物品の購入代金として請求される可能性があるものは、依頼者の要望で設置した防虫網や駆除用トラップなどです。依頼者に引き渡すため、これらの代金が請求されることは正当な場合があります。

4.不要な特殊作業

実際の状況から見て必要のない作業を追加する、架空請求に近い手口です。具体的には次のようなものがあります。

不要な特殊作業の追加請求例

  • 手が届く場所にも関わらず追加する高所作業代
  • 必要人員以上のスタッフを配置した料金
  • 実際には使用していない特殊薬剤の料金
  • 不必要な場所への忌避剤の散布料金

手が届く場所への高所作業代は違和感に気づきやすいものの、必要なスタッフ数や薬剤の種類、散布場所の是非に関してはプロでない限り判断が難しいため、合意してしまうことが少なくないようです。対策は後半で解説します。

蜂駆除のトラブル事例

ここでは、実際にあった詐欺事例2つとずさんな駆除作業という悪質な事例1つを紹介します。

巣の数を偽る手口で10万円を超えるぼったくり

5センチ大の蜂の巣を見つけたので、ネットで調べた業者に電話をした。その際、料金を確認すると「蜂の巣1個で4千円。他の処置をしても2万円まで」と言われたので依頼した。作業終了後、巣を1個だけ持参し「これ以外にも2個巣があった」と合計11万円の明細を見せられた。他の2個分の巣は見せられていない。車に乗せられ銀行に行って支払ったが、高額ではないか。(60歳代 女性)

引用元

国民生活センター「蜂の巣の駆除で思わぬ高額請求

この事例のポイント

  • 現地調査に基づく見積が提示されていない
  • 巣の数を偽る手口
  • 車に乗せられるのは監禁にあたる可能性

電話口では金額を伝えられていたようですが、現地調査に基づく見積が提示されていません。つまり、金額に合意した契約がなされていないということです。

契約も結ばずに駆除を実施し、事後に巣の数を偽る手口で11万円を請求するという悪質なケースといえます。合意・契約していない作業について支払いをする必要はありませんので、断固として拒否することをおすすめします。

なお、「車に乗せられ銀行に」という行為は、監禁にあたる可能性があります。万が一このような事態に陥ったとしても、警察や銀行のスタッフに助けを求めましょう。

危機感を煽って100万円の契約を迫る

自宅の庭で大きなスズメバチの巣を見つけ、駆除を依頼しようとネットを見ていたら、「24時間365日対応」「最短10分で到着」「見積もり無料」と表示しているサイトがあった。サイト上で簡易見積もりをしたところ「参考見積価格約700円~」と表示された。サイトの作りが丁寧だったので信用して電話相談をしたところ「今すぐにそちらに向かう」と言われ業者の訪問を受けた。調査が行われた後、「このままではハチに刺されて死ぬ」「近所の人が刺されて死ぬと裁判になり大変な費用がかかる」「今なら約150万円を約100万円にする」「はやく駆除した方が良い」などと業者から言われ不安を覚えてその場で契約した。契約書には、サービス内容は「一式」とだけ記載があり、具体的なサービス内容を確認することはできなかった。作業は1日では終わらず、また後日続きをしてもらうことになったが、冷静に考えると業者の話は不審なところがあり契約金額も高すぎる気がしてきた。代金はまだ支払っておらず、解約したい。 (2023 年11月受付 50歳代 女性)

この事例のポイント

  • 簡易見積の料金が破格
  • 威圧的な態度、危機感を煽る手法で契約を迫る
  • 見積内容が明確でない

悪質な業者の見積には正当性がないため、細かな追求を逃れるために「一式」などの書き方をすることが少なくありません。見積内容が明確ではない業者との契約は避けるのが無難です。威圧的な態度をとられても断固として拒絶し、帰ってもらいましょう。

なお、このケースではまだ支払いをしていないため被害は防げますが、支払ってしまった場合は取り返せないこともあります。怪しいと思ったときは支払わず、後半で解説する適切な相談先に連絡してください。

ずさんな駆除で家が消失

上記までは悪質な詐欺のケースですが、プロの技術をもたない自称「蜂駆除業者」の作業という悪質なケースもあります。2014年には、次のような事件がありました。

業者への依頼内容 家の屋根裏のスズメバチの巣の駆除
ずさんな作業内容 巣の場所を特定せず広範囲にスプレーを噴霧
興奮した蜂を撃退するために発煙装置に点火
結果 充満したスプレーに引火し家は焼失

この業者のホームページはリッチな見た目で、実績動画もアップされていましたが、トップページ以外のコンテンツがない、ランディングページに近いものだったようです。

この事例のポイント

  • トップページのつくりは豪華だがコンテンツが少ない
  • 巣の確認内容に基づく見積がない
  • 駆除内容の説明がない

ホームページの見た目が豪華でも、コンテンツ(内容)が充実していない場合は注意が必要です。見た目だけが豪華な広告用に近いページは、比較的安価に制作できるため、詐欺の手口としてよく使われます。

また、会社としての実績が本当にある場合でも、到着した担当者の質を吟味することは重要です。このケースでは結果としては甚大な被害になりましたが、そうでなかったとしても真っ当に蜂の巣を駆除できたとは想定できないため、詐欺にあたる可能性があります。

到着した業者がプロの技術を持っているかどうかは、質問をすることで明確になる可能性が高いといえます。説明が不明瞭、あるいは納得できない内容であれば契約せず、別の蜂駆除業者に連絡しましょう。

その他の事例

上記のような甚大な被害以外にも、次のようなトラブル事例があります。

ハチ駆除のトラブル事例

  • 室外機内の巣の駆除で室外機が故障
  • 屋根裏・床下の配線が薬剤によってショート
  • 天井裏の作業で梁・柱が損傷
  • 3日以内に同じ場所で巣が再発

経験不足・ノウハウがない業者に依頼すると、機器の買い直しや家の修繕、再依頼などの支出が増える恐れがあります。詐欺に気をつけるだけでなく、業者の実績も確認することが重要です。

悪質な蜂駆除業者に騙されないためのポイント5選

悪質な業者に騙されないためのポイントを次の5つに分けて解説します。

悪質な業者に騙されないためのポイント

  1. 怪しい会社の特徴をおさえておく
  2. 料金の仕組みを知っておく
  3. 料金の相場と比較する
  4. 料金の項目を確認して質問する
  5. 見積時に提示されていない作業の金額は支払わない

1.怪しい会社の特徴をおさえておく

蜂駆除業者を名乗っていても、実際は詐欺行為をはたらくことを目的とした、実態のない業者というケースがあります。そのような会社の特徴は次のとおりです。

怪しい会社の特徴

  • 掲載されている料金が安すぎる
  • 会社が実在しない

2つ目の事例にあった「700円」のように、安すぎる料金が提示されている場合は注意が必要です。金額だけを確認せず、サイトの作りや掲載されている情報の詳細などをくまなくチェックすることをおすすめします。

また、検索画面最上部の「スポンサー」やSNSの広告には、詐欺行為を目的とした実在しない会社が紛れ込んでいることがあります。記載の住所をマップで調べたり、法人番号で企業検索するなどして実在するかを確かめてみましょう。

2.料金の仕組みを知っておく

1番の段階で極めて怪しい会社は排除できても、見積段階で怪しさが露呈するケースがあります。それを見極めるのに役立つのが、料金の仕組み(項目)を把握しておくことです。

料金には次のような項目があります。相場とともに表で確認しましょう。

料金項目 条件 加算料金の相場
基本料金 基本的にかかる料金 2,000円前後~
巣の数ごとの加算料金 2個目から1個あたり 1,000円~2,000円
巣の大きさに応じた加算料金 5~10cm大きくなるごとに 1,000円~3,000円
高所作業の加算料金 2m以上 4,000円~
狭所作業の加算料金 床下や屋根裏など退路を確保しづらい狭所 6,000円~
特殊作業の加算料金 特殊な薬剤や機材が必要なケース 3,000円~
出張費 無料対応エリア外 1,000円~

基本料金は、駆除を依頼した際に最低限かかる料金の項目です。蜂の巣が小さく、駆除難易度も低い場合は、基本料金だけで済むこともあります。

加算料金は現場の状況を調査したうえで算定される金額です。この項目をチェックするときは、実際の状況と合致しているかを重要視しましょう。脚立等がなくても手が届く場所にも関わらず高所作業代が記載されている、特別な説明もなく特殊作業代が加算されているといった場合には、注意が必要です。

3.料金の相場と比較する

現地見積の結果、提示された金額が相場と比べて安すぎる場合は警戒が必要です。作業完了後に、思わぬ高額請求がなされる恐れがあります。相場を把握することは、依頼した現場の状況が高難度や特殊条件に該当するのかを確認するためのきっかけとして役立ちます。

蜂駆除(蜂の巣駆除)の料金相場は10,000~40,000円です。また、当サービス「ハチお助け本舗」に入電のあった51,612件のデータから算出した平均価格は32,238円でした。次の表は蜂の種類ごとの相場と平均価格です。

蜂の種類 相場 平均価格
スズメバチ 10,000~40,000円 37,651円
アシナガバチ 6,000~30,000円 26,052円
ミツバチ 10,000~40,000円 35,376円
オオスズメバチ 30,000円~70,000円 42,193円

オオスズメバチは大きさ・攻撃性・毒性ともに国内最強であり、営巣場所も土の中が多いなど危険性・駆除難易度ともに極めて高いため、料金が高額になる傾向があります。次いで高額なのは、その他のスズメバチです。

ミツバチは危険度は低いものの、溜めこまれた蜂蜜の処理や周辺の清掃などの難易度が高いため、スズメバチに次いで高額な傾向があります。

比較的安価なのはアシナガバチです。攻撃性はありますが、スズメバチほどの危険性はなく、駆除難易度もそれほど高くない種類といえます。

相場や各項目の料金についてさらに詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。

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4.料金の項目を確認して質問する

不明な作業や費用が計上されているときは質問し、説明を求めましょう。説明が不明瞭だったり、納得できなかったりしたときは契約しないことが鉄則です。

しかし、より悪質なケースでは質問には応えずに威圧的な態度をとる、危機感を煽って契約を迫るなどの行為がみられます。契約しない旨を伝えても、なかなか帰りません。

そのときは警察に通報しましょう。詐欺被害に関する通報ではなく、不退去に関する通報として動いてくれます。

5.見積時に提示されていない作業の金額は支払わない

3番までで安全と判断して契約した場合でも、駆除作業後に豹変するケースがあります。トラブル事例でも登場した、巣の大きさや数を偽って追加請求してくるケースです。

しかし、これらの追加請求分を支払う必要はありません。真っ当な業者であれば、その駆除を実施する前に状況を説明し、再見積をおこなうからです。双方の合意と契約がなければ駆除を実施しません。事後報告の時点で怪しい会社と判断しましょう。

怪しい会社に対して支払いをしてしまうと、以降にお金が戻ってくる可能性が低くなります。支払いを拒絶した上で、適切な相談先へ連絡しましょう。連絡先は本記事の最後で解説します。

蜂の巣の調査と駆除はハチお助け本舗におまかせ!

ハチお助け本舗の特徴

ハチお助け本舗の特徴

  • 調査・見積無料(※1)
  • 明朗会計
  • 忌避剤の使用・巣の撤去処分費込み
  • 再発保証付き(※2)
  • 状況に応じた適切な加盟店を厳選
  • 最速10分で到着

※1:対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2:1週間以内に同じ場所で巣が再発した場合に限ります

ハチお助け本舗の料金

ハチお助け本舗の基本料金は1,980円(税込)~です。

この基本料金に、巣の大きさや場所、部分修繕の必要性などの条件に応じた料金が加算される場合があります。お見積りの内容にご納得いただいた場合に限り、ご契約・駆除実施となりますのでご安心ください。

蜂駆除料金が10万円以上の高額になるケース

ここまで高額請求の怪しいポイントを解説してきましたが、真っ当な見積でも10万円を超えることがあります。詐欺なのか正当なのかを判断するために、高額になるケースも見ておきましょう。

高所や難所の場合

高所作業の相場は4,000円~と解説しましたが、上限を記載しなかったのは状況によって大きく異なるからです。次のようなケースでは、駆除総額が10万円を超えることがあります。

駆除料金が高額になる高所や難所の例

  • 高所作業車が必要な場合(3階以上の外壁など)
  • 足場の設営が必要な場合(高所作業車が入れない場所)
  • 命綱が必要な場合(屋根上、崖面など)
  • 特殊な機材でなければ薬剤が届かない場所
  • 駆除の前段階の作業が多い場所

高所作業車や足場は蜂駆除業者が保有しておらず、別の業界の企業からレンタルしたり設営を依頼したりするケースが多いため、その分の費用がかかります。その他、命綱の着用が必須の屋根上や崖面などは危険手当+人員増」で高額になりがちです。

また、駆除のために木の伐採や剪定が必要な場合も別途見積となります。

部分解体・修繕作業も依頼した場合

天井裏や壁面の部分解体と作業後の修繕が必要な場合も10万円を超えることがあります。蜂駆除というよりも、施工としての見積が上乗せされるためです。補修等に使う材料費も含まれます。

なお、どの蜂駆除業者でも部分解体や修繕作業ができるわけではありません。担当できない蜂駆除業者の場合、駆除実施自体を断られることがあります。

広範囲の防除オプションをつけた場合

駆除跡への忌避剤の散布は基本料金に含まれることが多いものの、それ以外の場所への忌避剤の散布等を依頼した場合は、別途見積となるのが一般的です。

また、換気扇や床下の排気口などに防虫網を設置することを依頼した場合は、施工料金と防虫網の購入代金などが加算されます。これらの防除の範囲や施工数によっては、10万円を超える高額になることがあります。

高額な条件がすべてそろった場合

上記までに該当しない場合でも、加算料金の項目が積みあがって高額になることがあります。具体例は次のとおりです。

総額が10万円を超える状況の例

  • オオスズメバチ
  • 巣の大きさが60cm超え
  • 巣だけでなく、がれきの撤去も必要
  • 使用する薬剤が制限される場合
  • 繁忙期+土日+夜間早朝の時間指定

使用する薬剤が制限されるケースとしては、すぐ近くに魚が住む池などがある場合があげられます。通常の蜂用殺虫剤は魚にとって禁忌であるため、魚毒性の低い薬剤を指定する必要があるからです。

蜂駆除業者とトラブルになったときの対処法

実際に駆除費用が高額となるケースはあるものの「それにしてもおかしい」と感じたときは適切な相談先に連絡することをおすすめします。既に契約や支払いをしてしまった場合と事前に相談できる場合を解説します。

クーリングオフ制度を活用する

クーリングオフ制度は、訪問販売や電話勧誘などで契約をした場合に、消費者が一方的に契約を解除できる制度です。蜂駆除は基本的には依頼者から連絡をするため、全ケースで適用できるわけではありませんが、訪問販売とみなされるケースでは適用できます。

たとえば、見積を確認した上で一度断ったにも関わらず、相手が帰らず危機感を煽ってきたために、やむおえず契約してしまったケースです。あるいは、安値の見積を出しておきながら、「やっぱり10万円です」と事後報告で高額請求してきたようなケースもあげられます。

原則として、契約書面を受け取った日を含めて8日間がクーリングオフの適用期間です。国民生活センターが「クーリング・オフ」のページで公開している「クーリング・オフの手続き方法」を参考に、業者に対して期限内に書面を送付しましょう。

参考

国民生活センター「クーリング・オフ

適切な場所に相談する

蜂駆除業者とトラブルになった場合の適切な相談先は、主に次の4つです。

主な相談先

  • 消費生活センター(国民生活センター)
  • 弁護士
  • 法テラス
  • 警察

契約・支払い後は消費生活センター(国民生活センター)

消費生活センターは、商品やサービスに関する苦情や問い合わせを受け付ける公的機関です。都道府県(自治体)が設置しています。契約した内容や料金が正当であるかがわからないとき、公正な立場で対応してくれます。

また、クーリングオフを実行するときも、消費生活センターへ事前に相談しておくのがおすすめです。クーリングオフを適用できるかの判断や書面の送付方法、送付後の業者への連絡などのアシストをしてくれます。

なお、消費生活センターは自治体が設置しているため平日のみ受付ですが、土日祝日など消費生活センターが開所していないときは、独立行政法人の国民生活センターにつながります。

参考

国民生活センター「全国の消費生活センター等

法的トラブルに発展したら弁護士

次のようなケースでは、弁護士への相談も検討しましょう。

弁護士への相談を検討するケース

  • クーリングオフ等の連絡を業者が無視する場合
  • 業者の施工ミスによる家屋の破損などの損害がある場合
  • 薬剤や機材の使用方法の誤りにより体調不良が生じた場合

弁護士に相談することで、強制執行や損害賠償請求等に関する裁判や公正証書の作成につなげやすくなります。

法的トラブルか迷ったときは法テラス

法テラスは、法的トラブルの解決に必要な情報やサービスを受けられるように国が設置した案内所です。知り合いに弁護士がいない、司法書士に相談すべきかわからないといった場合に相談に乗ってもらえます。

また、無料の法律相談や弁護士・司法書士への費用の建て替えなども法テラスがおこなっているため、法的トラブルで迷ったときは法テラスに相談してみましょう。

不退去なら警察に通報

契約後の支払いに関するトラブルは民事になる可能性が高いため、明らかに詐欺という場合でなければ警察が動くのは難しい可能性がありますが、不退去に関しては警察が取り締まれます。

不退去罪は、刑法130条の「要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者」に該当する罪です。他人の管理する建物等に立ち入り、退去を要求されても立ち去らないという違反が成立すれば、三年以下の拘禁刑又は十万円以下の罰金に処されます。

不退去罪は建物の管理者が退去を要求していることが成立要件になるため、明確に退去を伝えた上で、それでも帰らなければ警察に通報しましょう。

蜂駆除詐欺の手口を知って業者選びや見積確認に活かそう

悪質な業者でも、窓口の応対や到着後の挨拶までは親切丁寧というケースがあります。しかし、見積内容や駆除の実力、請求方法などは本当のプロのものとは別物です。

悪質な業者かどうかを見極めるには、悪質な手口と本来の見積や駆除の方法を知っておくことが役立ちます。正しい知識があれば、怪しい言動に気づきやすくなるからです。

ぜひ本記事を参考に、信頼できる蜂駆除業者に相談してください。それでも万が一被害にあったときは、消費生活センターや弁護士、警察などへ迅速に連絡して対処しましょう。

蜂駆除の詐欺に関するよくある質問

蜂駆除業者の詐欺に関するよくある質問4つに回答します。

悪質な蜂駆除業者の特徴は?

広告に記載の駆除料金が破格、見積内容が不明瞭、威圧的、不安や危機感を煽るなどの特徴があげられます。違和感をおぼえたときは契約せず、万が一契約してしまった後でも支払いを保留して消費生活センター等へ相談してください。

蜂駆除の料金が10万円を超えることはある?

高所や難所のほか、比較的高額な条件が積み重なった場合は10万円を超えるケースがあります。「10万円を超える=詐欺」とは言い切れないため、見積の内容を確認、説明を求めましょう。納得できない場合は、契約しないことをおすすめします。

蜂駆除でぼったくられたらクーリングオフできる?

全てのケースではありませんが、一度拒否した契約を強引に結ばされてしまった場合などは訪問販売に該当し、クーリングオフの適用ができる場合があります。判断に迷ったときは、消費生活センターに相談するのがおすすめです。

蜂駆除の詐欺被害の相談先は?

明らかに詐欺であることがわかる場合や不退去の場合は警察、迷ったときは消費生活センター、弁護士、法テラスに相談しましょう。

※1 対応地域・対応する加盟店により異なります ※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます ※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります

  • この記事を書いた人

ハチお助け本舗 編集部

ハチお助け本舗編集部は、生活を脅かすハチの情報を発信する専門チームです。 「ハチ被害をなくしたい」という強い思いのもと、 現場で得た知識や経験を活かし、 ハチ駆除の専門家から寄せられた意見も参考にしながら、 読者の皆様にとって本当に役立つコンテンツを目指します。

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