自分で蜂を駆除する時間帯として適しているのは、夜の間といわれています。しかし、夜は人にとっても視界が悪く、恐怖感をおぼえやすい状況であるため、本当に安全なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、蜂の駆除に適した時間帯とその理由を詳しく解説します。夜に視界を確保する方法やNGな時間帯、例外となる蜂の種類も解説するので、スプレー等によって自分で巣を駆除することを検討している方は、ぜひご覧ください。
このような方におすすめ
- 自分で蜂を駆除する場合の適した時間帯を知りたい方
- 駆除作業を完了すべき時間、デッドラインを知りたい方
- 蜂駆除にNGな時間もあるのか気になる方
- 例外もあるのか把握しておきたい方
※1 対応地域・対応する加盟店により異なります ※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます ※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります
目次
蜂の駆除開始のタイミングは日没から2~3時間後

自分で蜂を駆除する場合、作業開始のタイミングは日没後2〜3時間後が理想的です。6月の日没(19時頃)を基準にすると21〜22時にあたります。ここでは、日没から2〜3時間後が適している理由を解説します。
ほとんどの蜂は日没とともに帰巣する
ほとんどの蜂は日没と同時、まだ周囲が薄っすらと明るい間に巣に帰ります。蜂は光の方向に向かって飛んでいく性質があり、暗闇では基本的には飛ばないからです。このことは、実験でも確認されています。
室内環境下でライトを点滅させる実験では、ミツバチが飛行しているときにライトを消して暗闇にすると、100ミリ秒以内に墜落するという結果になりました。墜落した後は地面をとぼとぼと歩きます。
蜂にはジャイロスコープ的な感覚器官がないため、光を方向の手がかりにするしかないことが理由です。暗闇に強いマルハナバチもいますが、光度が3ルクス程度(夜の屋外駐車場の明るさ)になると飛行速度が低下します。
参考
Roni Maya,、Noam Lerner ほか「Flight in the dark: different responses to darkness in flying insects」
Therese Reberほか「Effect of light intensity on flight control and temporal properties of photoreceptors in bumblebees」
Katherine E Chapmanほか「Bumblebee nest departures under low light conditions at sunrise and sunset」
日没後2~3時間でおとなしくなる
先述のとおり、暗闇になるとほとんどの蜂は飛べなくなるため、日没後2~3時間で活動が低下します。巣内や巣の上でじっと夜明けを待つ状態です。暗くなる前に巣まで帰れなかった蜂は、適当な場所でじっとしています。
つまり、日没から2~3時間が経過したタイミングで巣の駆除作業を開始すれば、蜂に襲われる危険性が低下するということです。ほとんどの蜂が巣の周辺にいるので、スプレーによる駆除効率が高まるという利点もあります。
蜂の駆除完了までのデッドラインは日の出前

蜂は日の出とともに活動を再開するので、日の出前までに駆除作業を完了させるのがベストです。太陽がのぼってしまうと、蜂が飛べるようになるため駆除作業中に反撃を受けるリスクが高まります。
なお、10ルクス以下(日の出の30分前の明るさ)でも活動するマルハナバチなどでも、多くの個体が活発になるのは100ルクス(日の出の10分前の明るさ)以上になってからです。
参考
Katie Hallほか「Onset of morning activity in bumblebee foragers under natural low light conditions」
Roni Maya,、Noam Lerner ほか「Flight in the dark: different responses to darkness in flying insects」
蜂の駆除がNGな時間帯

自分で蜂を駆除する場合は、明るい時間帯は避けましょう。その理由と、最も危険な時間帯を解説します。
日の出~日没は蜂が活発で危険
先述のとおり、多くの蜂は日の出とともに活動を始め、日没後におとなしくなります。逆にいえば、日が出ている間は活発で、反撃してくる可能性が高いということです。駆除スプレーを吹きかけることが刺激になり、蜂が臨戦態勢になります。
とくに、攻撃性が高いスズメバチやアシナガバチに対峙する場合は危険です。例外的に不活発になるのは気温が15℃以下の場合ですが、スズメバチやアシナガバチが活発に活動する5月~9月では、多くの地域で早朝・夜間でも15℃を超えています。
気温が高くなる13~15時は蜂駆除に最も向かない
13~15時は日光で地面があたたまり、気温が上昇しやすいタイミングです。多くの蜂が活発になるのは25℃~30℃の温度帯なので、駆除作業で反撃を受けるリスクが高まります。
また、スズメバチは気温が30℃を超えるとイライラしはじめるので危険です。巣の周辺で警戒性が増し、わずかでも接近する存在に対して攻撃をしかける傾向があります。詳しくは次の記事をご覧ください。
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夜の時間帯に蜂を駆除するための準備

夜の時間帯は人間にとっても視界が悪いため、事前に準備を整えておくことが安全の確保につながります。必要な準備を詳しく解説します。
明るい時間帯に動線を確認しておく
明るい時間帯に、巣から10m以上離れたところから動線を確認しましょう。10m以上の距離をとるのは、蜂の警戒範囲に入らないためです。事前に動線を確認しておけば、暗闇の中でも巣まで安全に到達しやすくなります。
ただし、巣に到達するためには搬出しなければならない物が多い、あるいは庭木の剪定が必要という場合は、自分で駆除するのを断念してください。
暗闇の中でこのような作業をおこなうことはケガにつながります。また、物音や衝撃が蜂を刺激することになりかねません。
必要なアイテムをそろえる
蜂の駆除に必要なものは、主に次の6つです。
蜂の駆除に必要な6つのアイテム
- 防護服または防護服相当の装備
- 蜂用殺虫スプレー2本
- 蜂用忌避スプレー1本~
- 赤いライト(懐中電灯に赤のセロファンを貼ったもの)
- 容量45L以上のゴミ袋2枚
- 掃除用具(ほうき・ちりとり・トング)
暗くなってから準備すると、日没後2~3時間というタイミングを逃してしまう可能性があるので、明るい時間帯に準備を進めておきましょう。どのように持ち運ぶかをシミュレーションしておくことで、駆除作業がスムーズになります。
必要なものの詳細は、次の記事をご覧ください。
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赤いライトがポイント
夜に駆除作業をおこなう上で、大きなポイントとなるのが赤いライトです。蜂は赤色の光を光として認識できません。つまり、赤いライトを使えば人間の視界を確保しつつ、蜂には暗闇にしか感じられないという有利な状況を作り出せるということです。
蜂の可視光線の範囲については、次の記事で詳しく解説しています。
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安全な色が昼と夜では逆転することに注意
日中は黒や赤が外敵とみなされやすい色ですが、夜は闇に溶け込めるため、安全性を高められる色になります。
逆に、白は夜のわずかな光源でも反射して目立ってしまうため要注意です。日中は外敵と認識されにくい色ですが、夜は異物として認識される恐れがあります。
蜂の種類や巣の場所に合わせた駆除方法を確認する
夜の時間帯は駆除に適していますが、必ずしも自分で駆除できるわけではありません。駆除難易度が高いケースがあるからです。巣のサイズや場所、蜂の種類を鑑みて判断する必要があります。
巣の撤去までではなく、個体の駆除だけをおこなう毒エサという手段もあります。次の記事では、自分で駆除できる巣とプロに任せるべき巣の判断基準、蜂の種類ごとの駆除方法と詳細へのリンクを掲載しています。ぜひご覧ください。
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蜂の巣の調査と駆除はハチお助け本舗におまかせ!

調査・見積無料
ハチお助け本舗の出張・調査・見積は基本無料(※)です。ご依頼者さまが蜂の巣を確認できていない場合でも、プロの視点で営巣箇所を特定いたします。
巣を発見した場合、巣の大きさや営巣場所の高さ、各種条件を調査してお見積りいたします。お見積内容に合意いただけた場合のみ、ご契約の上で作業を実施いたしますのでご安心ください。調査の結果、蜂の巣がないと判明した場合はご契約の必要はございません。
| ※対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます |
蜂の巣の駆除料金

ハチお助け本舗の基本料金は1,980円(税込)~です。この基本料金に、巣の場所や大きさなどの条件別の加算料金がかかる場合があります。加算条件の例は次のとおりです。
なお、ハチお助け本舗の基本料金には以下の作業が含まれております。アフターフォロー付き基本料金内のアフターフォローとして、以下の作業を含みます。
基本料金に含まれるアフターフォロー
- 巣の撤去・処分
- 蜂の死骸の除去・処分
- 巣の撤去後のお掃除
- 忌避剤の散布
調査・駆除・処分まで一貫してお任せいただけますので、ご安心ください。
再発防止保証1週間付き万全の駆除を心掛けておりますが、女王蜂を取り逃がしたり、駆除が適切でなかったりした場合は、1週間以内で営巣が再開される恐れがあります。
ハチお助け本舗ではこのような事態に備え、1週間以内の同じ場所での再発は無料で駆除対応させていただくアフターフォローを実施しております。
ハチお助け本舗の特徴状況に応じた加盟店を厳選して手配以下のようなご要望もお聞かせください。対応可能な加盟店を厳選して手配させていただきます。
ご要望の例
- ペットや子供がいるので駆除剤の成分が気になる
- 高難度の場所で他の蜂駆除業者には断られてしまった
- 巣がどこにあるのか検討もつかない
- 家の中には入らないでほしい
- 夜・早朝しか時間がとれない
- 巣がなかったら忌避剤だけでも散布してほしい
最速10分で駆け付け全国の優良加盟店の中から、最速で駆け付けられる蜂駆除業者を手配させていただきます。
最寄りに加盟店がある場合は、お電話から最短10分で駆け付け可能です。
早期発見・早期駆除のメリットは被害を防ぐだけではありません。
時間が経過するほど巣が肥大化し、料金が高くなるため、駆除料金を安く抑えるためにも大切なポイントです。営巣された可能性がある場合は、ぜひお早めにご連絡ください。
| 条件例 | 概要 |
| 高所作業 | 地上4m以上が高所に該当。 危険手当や人員増、2段ハシゴや足場が必要となる作業。 |
| 狭所作業 | 床下や屋根裏など、退路を確保しづらく機材を選ぶ場所が該当。 危険手当や人員増、特殊薬剤の選定などが必要な作業。 |
| 巣の大きさ | 巣の大きさに応じた加算料金。 巣が大きくなるほどに働き蜂の数が増えて危険度が増すため、加算料金がかかる。 |
| 特殊作業 | 外壁や天井、機器の部分解体や補修、木や茂みの伐採などが該当。 |
要注意!モンスズメバチは例外で夜遅くまで活発

先述のマルハナバチのように、例外的に夜間でも活動できる蜂がいます。その代表的な存在がモンスズメバチです。モンスズメバチは他の蜂よりも複眼が発達しており、わずかな光でも感知して飛行に活用できます。
日中と比べると飛行速度こそ低下しますが、月明り(0.5ルクス)程度の光でも活動できるため、活動時間が長めです。日没を19時とすると、多くの蜂は21~22時でおとなしくなりますが、モンスズメバチは23時頃まで活動する傾向があります。
その上、日の出とともに活動を再開するのは他の蜂と同じなので、駆除作業にあてられる時間が限られます。さらに、モンスズメバチは土の中や木の洞の中など、厄介な場所に巣を作ることが多いため、駆除作業が難航しがちです。
限られた時間内で駆除を完了できそうになければ、プロに任せましょう。
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参考
Roni Maya,、Noam Lerner ほか「Flight in the dark: different responses to darkness in flying insects」
外は完全な暗闇ではないため油断大敵

日中と比べて夜の方が安全性が高まるのは事実ですが、実験環境における完全な暗闇と実際の夜の暗闇は異なります。月明りや外灯、建物の光などがあるため、すべてが組み合わさった時に蜂が飛べる光量になってしまう可能性があります。
なお、蜂はエサを求めるときのナビゲーションとして紫外線に反応しますが、紫外線がなければ飛べないというわけではありません。つまり、太陽光ではない光でも活用できるということです。
周囲に外灯などがなく、極めて暗いという状況でなければリスクがあるので、事前に夜の光量をチェックしておきましょう。
参考
蜂の駆除をするなら夜!例外と周辺環境には注意
自分で蜂の巣を駆除する場合は、日没後2~3時間の夜がおすすめです。蜂が飛びづらくなるので、日中と比べて安全を確保できます。
ただし、周辺に外灯などが多く夜でも暗くない場合や、夜でも活発なモンスズメバチの場合、動線を確保するための作業が必要な場合はプロへの相談もご検討ください。このような状況では、夜であっても刺されてしまうリスクがあるからです。
安全を確保しながら作業できると判断できたときは、ご紹介したような準備を整えて挑みましょう。なお、赤いライトを照らす担当と駆除をおこなう担当を分けるために、2人以上で作業することをおすすめします。
蜂駆除の時間帯に関するよくある質問
蜂駆除の時間帯に関するよくある質問3つに回答します。
自分で蜂を駆除するのに適した時間帯は?
日没後2~3時間でおとなしくなる蜂が多いので、日没を19時とすると21~22時が駆除開始に適したタイミングです。蜂の活動が再開する日の出までに駆除を完了させましょう。
蜂を駆除するなら夜が安全と聞きましたが例外はありますか?
モンスズメバチやマルハナバチなど、一部の蜂は夜間でも比較的長く活動できます。また、周囲に外灯などがあり、夜でも暗くない場合は危険です。
夜に蜂を駆除するのに必要なものは?
防護服や駆除スプレーなどの基本的なものにくわえ、赤いライトが必要です。人の視界を確保しつつ、スズメバチには暗闇に見えるという状況を作り出せます。
※1 対応地域・対応する加盟店により異なります ※2 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます ※3 作業後1週間以内に同じ場所に再発した場合に限ります