スズメバチ捕獲のペットボトルトラップの作り方!画像付きで解説

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    スズメバチ駆除用ペットボトルトラップに必要なもの

      ペットボトルは1.5~2Lの容量のもので、色は透明、凹凸がなくツルツルしているものを選んでください。炭酸飲料のペットボトルによくみられるタイプです。

      酒・酢・砂糖は蜂をおびき寄せるための誘引剤の材料です。次のレシピでも代用できます。

      【レシピ①】酒:300ml、ジュース:100ml、砂糖:100ml
      【レシピ②】酒:100ml、ぶどうジュース:200ml、カルピス:200ml
      【レシピ③】ぶどう味のカルピス:300ml、水:200ml

      サインペンや針金、ろうとなどは家にあるもので構いません。なければ100円均一ショップなどで購入しましょう。ろうとは調理器具のコーナーで販売されているはずです。

      スズメバチトラップの作り方

      材料が準備できたら、早速作っていきましょう。手順ごとに画像つきで解説します。

      1.スズメバチの侵入口を作る

      ペットボトルの真ん中より上に3~4か所、サインペンと定規で1.5cm~2cm四方のH型の印をつけます。その印に沿って、カッターで切り込みを入れましょう。

      切り込みを入れたら、内側に折り込みます。内側に折り込むことが蜂にとっては「かえし」となり、脱出できなくなるからです。また、雨などの浸水で中に入れる誘引剤が薄まるのも防げます。

      2.誘引剤を作る

      軽量カップで酒 300ml、酢 100ml、砂糖 100gを計り、ボウルなどに入れてよく混ぜます。砂糖が溶けづらいので、泡だて器や菜箸でかき回しましょう。

      3.1のペットボトルに2の誘引剤を入れる

      1で作ったペットボトルのキャップをとり、ろうとを使って2の誘引剤を注ぎ込みます。

      ペットボトルの下から6~7cmの高さになるまで注ぐのがポイントです。少なすぎると効果が薄くなり、多すぎればスズメバチが逃げ出しやすくなるため、目安を守りましょう。

      注ぎ終わったらペットボトルのキャップを閉めます。

      4.キャップの根本にひもまたは針金を巻きつける

      吊るして設置できるように、ひもまたは針金をペットボトルのキャップの根本に巻きつけます。ペットボトル本体と段差があるため、しっかり巻きつければ固定できるはずです。

      巻きつけたら念のため引っ張り、ペットボトルが抜け落ちないことを確認してください。

      5.人が近づく可能性があるときは注意書きをつける

      自分以外の人がペットボトルトラップに近づく可能性があるときは、注意書きを貼っておきましょう。シールに大きな文字で「注意 ハチ退治中」などと記載し、ペットボトル本体に貼りつけます。

      ちょうどいいサイズのシールが入手できない場合は、紙に書いてセロハンテープで貼ります。セロハンテープで紙を覆うように貼れば、雨でも剥がれにくくなります。

      ペットボトルトラップを仕掛けるときのポイント

      仕掛けるときのポイントを場所とタイミングに分けて解説します。

      人通りから離れた木の枝に設置する

      場所のポイントは次のとおりです。

      樹木の枝
      日陰(木陰)
      高さ2m以上の場所
      人が通るところから3m以上離れた場所

      樹木の枝はひもや針金を巻きつけやすいためおすすめです。日陰にもなるため、日光が誘引剤を劣化・蒸発させるのを防げるというメリットもあります。

      また、スズメバチは高いところを好むため、2m以上の場所が適しています。最も気を付けるべきは、人通りから3m以上離れた場所であることです。スズメバチをおびき寄せるため、人通りが多いところに設置すると被害が生じるリスクが高まります。

      3~5月の夜間・早朝に設置する

      スズメバチの女王蜂が冬眠から目覚めて巣作り場所を探す3~5月が最も有効です。女王蜂を捕獲できれば、巣を作られる心配がなくなります。

      時間帯は日没後2~3時間以降、日の出前までがおすすめです。基本的には巣でおとなしくしている時間帯なので、安全を確保しやすくなります。ただし、夜行性のモンスズメバチの場合は活動時間が長いため、深夜2~3時に設置しましょう。

      ペットボトルトラップの交換と処分方法

      ペットボトルトラップの交換タイミングと処分方法を解説します。

      交換タイミング

      ペットボトルにスズメバチがたまった時
      誘引剤がなくなった時
      トラップを設置して2週間が経った時

      スズメバチがたまって侵入口が塞がれそうであれば、それ以上入らないため交換しましょう。また、誘引剤が蒸発するなどして減ってしまったときも交換タイミングです。

      上記の2つに該当しなくても、2週間経ったら交換します。誘引剤が劣化して効果が弱まるからです。

      ペットボトル内のスズメバチを安全に処理する5つのポイント

      1.軍手を二重にして装着する
      2.ペットボトル内でスズメバチが死滅していることを確認
      3.二重にしたゴミ袋の底に新聞紙などいらない紙を敷き詰める
      4.ペットボトルトラップを枝から外す
      5.ペットボトルの上部をカッターで切断する
      6.2のゴミ袋内に誘引剤ごと中身を出す
      7.ゴミ袋の口をしっかり縛って密封する
      8.ペットボトルをよく洗う
      9.ゴミ袋とペットボトルを分別してゴミに出す

      スズメバチは死んだ後も反射で毒針を刺す構造を持っているので、軍手を二重にして刺されるリスクを軽減しましょう。

      ゴミ袋に新聞紙などを敷き詰めるのは、誘引剤の水分を吸わせるためです。蜂に触らないように気を付けながらカッターでペットボトルを開け、ゴミ袋に中身を出します。

      誘引剤の臭いが他の蜂をおびき出す可能性があるので、しっかりとゴミ袋の口を縛りましょう。なお、捕獲した蜂は基本的には燃えるゴミとして出せますが、分別方法は各自治体のルールを確認してください。

      ペットボトルトラップでスズメバチを安全に捕獲しよう

      ペットボトルトラップは、設置タイミングに気を付ければスズメバチと接触することがないため、スプレーで撃退するのと比べると安全な処分方法です。

      とくに3~5月に設置すれば、女王蜂を捕獲できることがあるため、巣作りを防げるというメリットもあります。捕獲後の処分方法は各自治体のゴミの分別ルールを確認してください。

      なお、ペットボトルトラップを作るのが難しい、面倒と感じたときは市販のトラップを購入しましょう。次の記事では市販のスズメバチトラップの選び方とおすすめ商品を紹介しているので、ぜひご覧ください。

      よくある質問

      ペットボトルトラップの作り方は?

      ペットボトルに切り込みを入れ、砂糖水や酒・酢を混ぜた液を入れれば完成です。

      ペットボトルトラップはどこに設置すると良い?

      庭木や軒下、巣を作られやすい場所、人の生活動線から離れた位置がおすすめです。

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